キャンプに行く日の天気予報が怪しくなって「大丈夫かな」と心配になったこと、皆さん経験あるのではないでしょうか。また行った後に降ってきてしまったということもあるでしょう。
そんなとき、残念な気持ちを吹き飛ばし、心からキャンプを楽しむためのヒケツをご紹介します! 雨が回避できないキャンプのとき、ぜひ参考にしてください。
ポイント① 土のサイトは避ける
土の場合は、天気が良い日は乾いていて問題ないのですが、雨が降ると水分を含んでグチャグチャになります。
地面が土のサイトでキャンプをしていて雨が降ると、テントやタープなどキャンプギアが泥で汚れやすくなりますし、靴やウェアも同様です。特にテントやタープは、雨が上がったあと泥を落とさなければいけないですが、グチャグチャの泥がついていると、なかなか綺麗にならず、後片づけが大変です。
そのため、事前に雨の可能性があると分かっている場合は、芝生や砂利など水はけが良いキャンプサイトを選ぶようにしましょう。
さらにテントやタープを設営するときは、窪地や低地を避けるのもポイント。窪地や低地は雨が降ると水たまりになりやすいからです。
ポイント② タープ内で遊べるものを持って行く
天気が良い場合は、タープを張っても中にいない人が多く、外遊びがほとんどだと思います。しかし雨の日のキャンプでは、外遊びはできません。
そのため雨が降りそうなときは、タープ内で遊べるアイテムを用意しておくと良いでしょう。定番なのは、トランプやUNOですね。これなら大人も子どもも一緒に楽しめます。中には人生ゲームやジェンガなどを持って行くキャンパーもいますよ。
ポイント③ 濡れたアイテムを入れるドライバックを用意
雨の日キャンプで一番めんどうなのが、濡れたアイテムを持って帰ること。水分を含んだテントやタープをそのまま車に乗せると、車内が水浸しになったり汚れたりして大変です。
そこで、雨の日キャンプではドライバックを用意しましょう。これなら車も汚れませんし、撤収作業もスムーズにできます。とりあえずドライパックに汚れ物をまとめて、家に帰ってからゆっくり洗いましょう。
ドライバックが用意できない人は、45リットルのポリ袋を代用するといいですよ。汚れ物を入れる袋として使えるだけでなく、ゴミ袋としても使えて便利です。さらにレインウェアを忘れたときは、穴を開けてかぶると即席のレインウェアにもなります。使う使わない別にして、ポリ袋は持っていると便利です。
ポイント④ タープに溜まった雨水を定期的に取り除く
雨量やタープの張り方にもよりますが、タープに雨水が溜まることがあります。これを放置してしまうと雨水がどんどん溜まって、重さに耐えきれなくなったタープが破れたり、ロープが切れたりしてしまいます。実際、タープに溜まった雨水を放置して、ポールが折れて周囲が水浸し、タープ内にいた人たちも水浸しになったことがあります……。
少しでも雨が降りそうなときは、雨水がたまらないようにしっかり張ること、そしてタープに溜まった雨水を定期的に除くことを心がけましょう。水を除くときは、雨水が溜まっている部分をタープの内側から押し上げるようにしてください。
ポイント⑤ 最低限必要なキャンプギアのみ出す
キャンプではサイトをおしゃれにするために、色々アイテムを出したくなると思います。しかし、それは晴れたキャンプの時だけにしておきましょう。雨の日キャンプでもオシャレにしようとタープ内に色々アイテムを出すと、雨に濡れて汚れる可能性があります。こうなると後片付けが大変です。
そのため、最低限必要なアイテムや、濡れても問題がないアイテムだけ出すようにしましょう。またイスなども雨や泥で汚れても問題ないイス、自宅で洗えるようなイスを使うのがオススメです。
またクーラーボックスなど、どうしても地面に置く必要があるアイテムは、必ずブルーシートなどを敷いて、その上に置くようにしましょう。
おわりに
キャンプの日が雨だとそれだけで気が滅入ってしまいますが、せっかくのキャンプだからこそ思い切り楽しみたいもの。キャンプ当日が雨予報だったときは、ぜひ参考にしてキャンプを楽しんでくださいね!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。