ついつい見とれてしまう!秋の山を彩る樹木たち9種

0 5
(評価数:0件)
Pocket
LINEで送る

※当サイトを経由して商品が購入・申込された場合に、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

秋と言えば「スポーツの秋」、「食欲の秋」、「芸術の秋」、そしてなんと言っても「紅葉の秋」のですよね!

私たちの生活に身近な公園や、街中の道路わきなどでは、イチョウの木やモミジなど、綺麗な紅葉を近くで目にすることができます。そしてさらに遠目に見る山も、山全体が赤色や黄色に美しく染まって秋を演出してくれています。紅葉する木々の集まった山の姿は、ハァ~っとため息が出るほど美しく、見とれてしまいますよね!そんな秋の山を美しく彩っているのはどのような樹木なのでしょうか?

今回は、私たちの目を楽しませてくれる、山で紅葉する樹木たちをご紹介いたします。

 

紅葉する樹木たち9種

ナナカマド

画像:【THE JAPAN ALPS】公式サイトより

【 バラ科 】

ナナカマドの紅葉は、山で一番と言っていいくらい鮮やかな赤が目立つ樹木です。高さは7メートルから10メートルにもなる落葉高木で、5月から6月くらいには乳白色の花を付け、その後小さな赤い実を房のように付けます。赤い実がさらに赤さを際立たせてくれています。森林限界付近を超えると、地を這うような木の姿を目にすることも。名前の由来は、7回窯にくべても燃え残るくらい燃えにくいことからきているようですよ!

 

カツラ

紅葉画像

画像:【紅葉便り】サイトより

【 カツラ科 】

まるっぽいハート型の可愛らしい葉を持つカツラの木は、見事な黄色に紅葉する落葉広葉樹です。ブナ林域などの冷温帯の渓流など水の豊富な場所を好んで生息しています。木の高さは3メートルから7メートルほど。紅葉した葉からはカラメルのような甘く香ばしい匂いがします。放つ香りも可愛らしいですね!

 

ヤマウルシ

画像:【THE JAPAN ALPS】公式サイトより

【 ウルシ科 】

触るとかぶれる事で知られているウルシの仲間で、木の高さは3メートルから8メートルの中高木です。ウルシほどではないと言われていますが、実などに接触するとかぶれることもあるようです。そして他の樹木よりやや早めに色づきます。山を見ていち早く紅葉の季節をしらせてくれるのはヤマウルシかもしれませんね。

 

ダケカンバ

ダケカンバの黄葉

画像:【GREEN PIECE】サイトより

【 カバノキ科 】

鮮やかな黄色がひときわ目立つダケカンバは、漢字では『岳樺』と書き、白樺の仲間です。樹皮は白樺のような質感でよく似ていますが白樺のような真っ白さはなく、ややアイボリーっぽい褐色です。木の高さは10メートルから15メートルにもなる落葉高木ですが、森林限界付近では、ナナカマドと同じように低木になります。

 

ハウチワカエデ

紅葉画像

画像:【紅葉便り】サイトより

【 カエデ科 】

日本のもみじの種類の中では、最も大きな葉を持つハウチワカエデ。中には10センチを超える葉もあるようですよ!木の高さは5メートルから10メートルの落葉高木です。天狗が持っている羽団扇のような形に似ていることからこの名前が付いたと言われています。その扇のような葉は、赤や黄色が混在しさらに色味が徐々に変化していき、グラデーションの美しさがとても芸術的です。最後は鮮やかな朱色になります。

 

トチノキ

紅葉画像

画像:【紅葉便り】サイトより

【 ムクロジ科 】

葉が大きく、木も25メートルほどにも大きく成長するトチノキは、幹の太さも1メートルを超える物もあります。昔は木をくりぬいて臼を作ったり、昭和の中期からは一枚板のテーブルの天板として使用されることが多いようです。。紅葉すると大きな葉は黄色になり、時間と共に橙色を帯びてきてグラデーションがとても美しく、街路樹として採用されるところが多くなりました。そんなトチノキは、栃木県の県の木として指定されています。

 

オオカメノキ

画像:【日光植物園】サイトより

【 ガマズミ科 】

亀の甲羅によくた形の葉を持つことから名前の付いたオオカメノキは、3メートルから6メートルほどの落葉低木~小高木です。葉は10センチから20センチほどの丸く大きなめなのが特徴です。紅葉は黄色~オレンジ~そして控えめで落ち着きのある赤色になります。この葉っぱはよっぽど美味しいのか、虫食いの穴がよく目立ちます。別名「ムシカリ(虫狩)」とも言われているくらいです。そして春にはアジサイのような小さく可憐な花を付けます。

 

カラマツ

画像:【THE JAPAN ALPS】公式サイトより

【 マツ科 】

常に青々とした緑の葉を付ける常緑樹の針葉樹ですが、カラマツは針葉樹としては珍しい、紅葉、落葉をする唯一の針葉樹です。木の高さは20メートルから30メートルにもなるかなりの高さで、空に向かってまっすぐに伸びたカラマツの姿を見上げると、圧倒されるほどの迫力があります。登山口付近に植栽されていることが多く、太陽を浴びたカラマツの葉は黄金色にキラキラと降り注ぐ光を落とし、秋に訪れる登山者を歓迎してくれているようにも思えます。

 

ブナ

画像:【THE JAPAN ALPS】公式サイトより

【 ブナ科 】

木の高さは最大で30メートルほどにも高くなるブナは、原生林を構成することも多くあり、紅葉したブナ林は見事な光景を魅せてくれます。ブナの木は、枝を四方八方に伸ばすため紅葉前では太陽の光が遮られ日陰となり、涼しげな世界。しかし秋のブナ林では、太陽の光が黄色に色づいたブナの葉を通して黄金色の世界を作り出しとても明るく、その綺麗さでハイキング客を魅了します。ブナの有名な紅葉名所とも言われている「白神山地」はこのブナの木がなければ話にならない!と言われるほどだそうですよ!

 

美しい紅葉を促す3つの条件とは

日光

昼間の天気がよく、葉にじゅうぶんな日差しを受けることによって、葉が紅葉するための赤い色素となる糖分が作られます。

水分

木にとって水分不足の状態が続いたり、乾燥し過ぎてしまうと紅葉する前に葉がおちて枯れてしまうことがあります。地面が水分を保水するために適度な降雨や、その他水分があることが大切とされています。

寒暖差

昼夜の寒暖差があることも紅葉にとって大切なことと言われています。昼間に作られた糖分は、夜の気温が低いと赤く紅葉させる準備のため蓄えておけるのですが、夜の気温が高いと夜に木が活動をし、糖分を無駄使いしてしまうため、綺麗な赤色にならないそうです。一般的には最低気温が8℃を下回ると紅葉が始まると言われており、より一層美しく紅葉させるには、朝の最低気温が5℃を下回る日が続くことが理想と言われています。

 

おしまいに

今回は、秋山を彩る樹木9種類をご紹介いたしました。その他にも赤い実をつけたり、色づく足元に映える小さな草花など様々な植物がたくさんありますのでよく観察してみましょう。

さらに秋は植物だけではなく、高く澄んだ空に様々な模様を見せてくれる雲など、秋の自然が作り出す芸術作品が多く見られます。カメラや双眼鏡、スケッチブックを手にして、紅葉の世界を満喫しに山を散策しに出掛けてみませんか?

Pocket
LINEで送る

コメントリンク
トップへ