バーベキューの焚き火・炭火で焼き芋を作る方法

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秋のバーベキューやキャンプでおさえておきたい食材「さつまいも」。甘くてホクホクのさつまいもを、爽やかな秋風の中で食べるのは最高ですよね。子ども達も大好きなさつまいものいろいろな焼き方を集めてみました。

炭火で焼く


By: y_ogagaga

まずはバーベキューコンロを使って、炭火でさつまいもを焼く手順をおさらいしましょう。

丸ごと焼く

丸ごと焼く場合は、ぬらしたキッチンペーパーとアルミホイルを使います。

<作り方>
1.さつまいもを洗います
2.水にぬらしたキッチンペーパーでさつまいもをくるみます
3.2をさらにアルミホイルで2重に包みます
4.炭の中に入れます
5.30分ぐらいしたら一度竹串をさしてみます

炭の中に入れるときは、全体が埋まるように入れます。

竹串がすっとさされば完成です。濡れたキッチンペーパーを巻くことで蒸し焼きの状態になるので焦げることもなく、ホクホクの焼き芋が味わえます。濡らした新聞紙でもOKです。ただアルミホイルを巻いただけだと水分が抜けて固くなってしまうことがあるので注意です。

なるべく水分を残した状態で焼き上げるのがホクホクの焼き芋に仕上げるポイントなんですね。

スライスして焼く

さつまいもは切ってそのまま置いておくと酸化して黒くなってしまいます。レンジで加熱したり茹でたりしてからもっていくとよいでしょう。

<下準備>
1.さつまいもを洗います
2.1センチ程度にスライスします
3.2を水にさらします
4.600wの電子レンジで2分程度加熱します

あとは、現地で網に乗せて焼けばオッケーです。あまり薄くスライスするとパサパサになって網の隅で焦げていることになりますので、ちょっと厚めにスライスしてホックリ感を出しましょう。

焚き火で焼き芋


By: Go Imai

秋の風物詩、焚き火で焼き芋!直火OKの場所以外では焚き火台を使って焼き芋をしましょう。炭火の場合と同様、濡れたキッチンペーパーとアルミホイルに包んで、焚き火に投入し30分程度で一度様子を見ます。

炭火でも焚き火でも、「おき火」の状態でじっくりと焼くと美味しくできます。「おき火」とは、炎は出ていないけど炭やまきが熱くなっている状態のことです。

炎が燃え上がっている状態でサツマイモを入れると、表面だけが焦げてしまい、中まで火が通りません。

もっと早く焼きたい!

ホイルに包んで焼いたけどすごく時間がかかった!という方は、おイモが早く焼けるアルミホイルを使ってみてはどうでしょうか?片面が黒くなっていて、通常のアルミホイルよりも熱をよく吸収するため、早く焼け上がります。

また、一度はやってみたいのが本格的な石焼いも!石からでた遠赤外線がサツマイモを間接的にじわじわと加熱するため、より甘みが強く仕上がります。

石焼いも用グッズを使う方法も

手軽に石焼いもに挑戦してみたい!という方は、石焼きいも専用鍋や専用石などの焼き芋専用グッズを用意してみてはいかがでしょうか?

ダッチオーブンでもOK

ダッチオーブンに石焼いも用の砂利を敷き詰めて焼くと石焼き芋も作れます。20分~30分ダッチオーブンに入れて加熱すればOK。大きいサツマイモでも、中までしっかりと火が通り甘く仕上がります。

石の量と選び方

石は、鍋やダッチオーブンの底が隠れるぐらいの量が必要です。ホームセンターなどでも販売されています。なるべく黒い色の玉砂利を選びましょう。石は色が黒いほど遠赤外線を放出します。

有名なのは

・那智黒砂利
・大磯三分
・黒御影

といった種類です。

ちょっとチャレンジ、さつまいもレシピ

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焼き芋ばっかりじゃなくて、ちょっと違うレシピにも挑戦したいという場合は、アウトドアでもできるこんなさつまいもメニューはいかがでしょうか?

りんごとさつまいものホイル焼き

りんごとさつまいもをスライスして、ホイルで焼きます。はちみつレモン味やシナモンシュガー味など、何種類か試してみると楽しいですね!

<作り方>
1.さつまいもを洗って5mm程度にスライスして、水にさらします
2.りんごを5mm程度にスライスします
3.アルミホイルを広げ、さつまいもとりんごを交互に重ねておきます
4.上からバターをのせ、好みではちみつやお砂糖、シナモンなどをかけます
5.包んで網の上に乗せて焼きます

さつまいもご飯

クッカーを使ってさつまいもご飯を炊いてみるのはいかがでしょうか?甘い香りのご飯で秋らしさを満喫することができますよ!

<材料 4人分>
米 1合
もち米 1合
さつまいも 1本
酒 大1
みりん 大1
塩 小1

<下準備>
さつまいもは自宅でレンジにかけて火を通しておきましょう。

1.さつまいもは洗って一口大に切り、水にさらします
2.電子レンジ600wで2分~3分加熱しておきます

<作り方>
1.米ともち米はといでから1時間程度水に浸したあと、ざるにあげます
2.米を鍋に入れて、酒、みりん、塩を入れてから、通常の水加減にします
3.さつまいもを加えます
4.いつものようにご飯を炊きます

失敗が少ないようにご飯を炊くには、ライスクッカーがあると便利です。

重みがあって、皮の色が鮮やか、ぼこぼこが少ないものを選びましょう。細いものよりはラグビーボール型のほうが焼き芋にしたとき美味しいですが、加熱方法によっては細めのものを選んだほうがよさそうです。

さつまいもにはいろいろな種類があり、それぞれ含まれている水分量や糖度が異なるため、焼いたときの仕上がりが違ってきます。人気のブランド品種は「安納芋」「紅はるか」「鳴門金時」「シルクスイート」など。スーパーで見かけるのは「紅あずま」が多いようです。

焼き芋にしたとき、ホクホクとした仕上がりになるのは「紅あずま」や「鳴門金時」しっとりした仕上がりになるのは「安納芋」「紅はるか」「シルクスイート」です。

炭火で、焚き火で、ダッチオーブンで・・・と、アウトドアだからこそいろいろな方法で楽しめるさつまいも。旬の味をぜひ味わってみてくださいね!

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