キャンプの出発前、道具の準備も楽しいですが、メニューを考えるのもとても楽しいですよね!
どうせ作るならキャンプらしくワイルドに、キャンプらしく映えるメニューがいいですね。そこで今回は、キャベツを丸ごとダッチオーブンにつっ込むワイルドなロールキャベツレシピをご紹介します! バーベキューはもちろん、焚き火や炭をつかったダッチオーブン料理もキャンプの定番です。
お手軽なのもキャンプにぴったりなので、ぜひ作ってみてください!
丸ごとロールキャベツの準備
1. ダッチオーブン10or12インチ(または同様の大きさの鍋)
使用したのは筆者の愛用している「ロッジ キャンプオーブン ディープ10インチ」。上火も使える汎用性の高いモデルです。
3~4人でシェアするなら10インチがちょうど良い大きさですが、人数が多かったり他の具材もたくさん入れるなら、12インチくらい大きくても良いですね。
鍋は鋳鉄ではなく、ステンレスでもホーローでも煮込むことができれば大丈夫です。
2. トング・お玉・木べらなど
キャベツを丸ごと入れるので、調理もワイルドになります。ダッチオーブンの中でキャベツをひっくり返す作業もあるので、大きな具材も扱える器具を用意するといいですよ。
キャンプ場で作るならカセットコンロが便利
今回はキッチンで作ったものをご紹介してますが、焚き火台やバーベキューコンロで作るなら焚き火スタンドやトライポッド、手軽に作りたいならカセットコンロもあるといいですね。
ロールキャベツの材料(4人)
10インチキャンプオーブンにぎりぎり入る4人前レシピです。ダッチオーブンにびっしり詰まったキャベツと具材は圧巻です!
・キャベツ:1玉
・ハンバーグのたね:200~300g
・コンソメ:15g
・塩胡椒:適量
・オールスパイス:お好みで
・じゃがいも:1~2個
・にんじん:1本
・玉ねぎ:1玉
・ニンニク:4~5片
・ウインナー・ベーコンブロックなど
「ハンバーグのたね」の材料
・合い挽き肉:300g
・玉ねぎ:半玉
・パン粉:30g
・牛乳:30g
・卵:1個
・ニンニクチューブ
・塩、胡椒、オールスパイスなど
・カットチーズ
自宅でハンバーグのたねとキャベツを準備
キャンプ場に着くとサイト作りや買い出しなど、やることはたくさんあるので、出来るだけ簡潔な作業にしたいですよね。
野菜を洗ったり生肉をこねたりするのは、水場が限られているキャンプ場では手間になってしまいます。ゴミを出さず、余計な作業にならないよう、出来る準備は自宅でするといいですよ。
ハンバーグのたねの作り方
ロールキャベツの味の決め手のひとつはハンバーグのたねです。今回レシピをご紹介しますが、いつもご家庭で作っているたねでも大丈夫ですよ。自宅で作って、野菜と一緒にクーラーボックスに入れていけば、キャンプ場ですぐ火にかけられて調理が簡単です。
ハンバーグのたねの材料
玉ねぎは炒めると甘味が出て、生のままだとシャキッとした食感になります。 炒める時は先にみじん切りした玉ねぎを炒め、粗熱をとってから混ぜましょう。
1. ボウルに合い挽き肉・パン粉・牛乳・卵を入れて、よく混ぜる
2. みじん切りにした玉ねぎと調味料、お好みでカットチーズを入れてよく混ぜる
今回の量では、ハンバーグのたねに入れる玉ねぎは半玉で十分です、余るようなら煮込むとき用の野菜と一緒にしておきましょう。
ロールキャベツの準備
包丁をつかってキャベツに芯をくり抜きます。時間はかかりますが、芯側から包丁を刺して少しづつ穴を広げていくと綺麗にカットできますよ。底を抜かないように注意し、ハンバーグのたねが入る大きさにくり抜きましょう。
他の具材もカットして、それぞれビニール袋に入れておきます。ここまでが自宅でできる準備です。
キャンプ場での手順
ここからはキャンプ場での調理の手順です。
1. 火にかける準備
まずは焚き火・炭火をおこし、ダッチオーブンをプレヒート。焚き火や炭なら、炎が安定してからダッチオーブンをかけましょう。 カセットコンロを持っていれば、火の具合を気にせずに、すぐにできるので簡単です。
2. 具材の準備
用意したキャベツにハンバーグのたねを詰め込みます。
一緒にダッチオーブンに入れる具材、調味料も用意しましょう(以下写真)
3. 調理開始
ダッチオーブンがあたたまったらオリーブオイルをひき、ハンバーグのたね側を下にして軽く焼き目をつけます。
軽く焼き目がついたらキャベツをひっくり返し、用意した具材とコンソメを入れ、キャベツが半分つかるくらいに水を入れましょう。
4. じっくりと煮込む
お好みで塩・胡椒・オールスパイスなどで味付けをして、時間をかけてじっくり煮込みましょう。弱火で2時間くらいが目安ですが、煮込むほどやわらかくなり、味が染み込みますよ。
5. 丸ごとロールキャベツの完成!
途中で割ってもいいですが、やはり丸ごとのほうがおすすめです。じっくり煮込むとキャベツがやわらかくなり、おいしいですよ!
火にかけっぱなしにできるので、他の料理も同時進行で作れるのも嬉しいですね。
6. 余ったらアレンジ!
余ったら翌朝に再加熱すれば、味が染みてまろやかになります。カレールーを入れてアレンジしても美味しいですよ。
こんなところに注意!
・途中で蓋を開けてしまっても大丈夫なので、煮詰まってないか確認し、水が足りなければ足しましょう。
・炎が安定していないと焦げつきや生焼けを起こすので注意しましょう。
まとめ
キャンプに行ったらキャンプならではの料理を作りたいですよね。ダイナミックにキャベツを丸ごと入れるロールキャベツは、手軽かつキャンプならではのワイルドさを感じられるレシピなので、キャンプの夕食にはうってつけです。
基本的なレシピをご紹介しましたが、作りながら自分好みに工夫してみてもいいですね!
建築業のかたわら、アウトドアではキャンプ・サイクルスポーツを始め釣り・ギア収集・カタログ集めなどイン・アウトから広く浅くアプローチしています。
サイクルスポーツの普及・防災活動への参加などアウトドアと親和性の高い活動も多く、より多くの情報をフィールドに活かしご紹介できればと思います。
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