キャンプ中に雨が降ってきた!晴れていたら自然の中でめいっぱい子ども達を遊ばせるつもりだったのに・・・そんなとき、子ども達は一体何をして遊べば退屈しないで過ごせるでしょうか?幼児から小学校低学年ぐらいまでの雨キャンプの楽しい過ごし方を集めてみました。
意外と時間が潰せる工作
定番は身近にあるものを使った工作です。手に入る材料でどんな工作ができるか考えるのも楽しいですよ。できた作品はタープ内に吊るしたりして、作品展のようにすると喜びます。
ストーンペインティング
油性や水性のペン・絵の具などで拾った石に絵を描きます。さまざまな大きさや形の石に、どんな絵が合うか考えながら描くのは楽しくて、意外とはまります。石だけではなく、松ぼっくりやどんぐりなど自然のものを拾って描くこともできます。
ゴミ袋で変装ごっこ
大きなゴミ袋の輪になっているほうの真ん中に穴をあけて首を通せるようにします。その後、マジックで仮面ライダーや戦隊モノの絵を描いたり、ドレスの絵を描いたりします。それから腕のところに穴をあけて着れば、衣装の完成!ダンボールや新聞紙で剣を作ったり、頭に載せる王冠を作ったりして盛り上げましょう。小さなお子さんだと、単にマントを作るだけでもとっても喜びますよ!
砂絵
いらないダンボールを切って台紙にし、そこにボンドや接着剤で絵を描きます。その上から砂をかけてトントンと落とせば砂絵の完成!地面が雨で濡れていると砂が使えないことが多いのですが、その場合は塩を使う方法があります。塩に絵の具を混ぜて何色か作ると、カラフルな砂絵ができます。挑戦してみてくださいね。
小麦粉粘土
小麦粉にサラダ油を少し入れて混ぜた後、水を加えて粘土状にします。そのままでも粘土として楽しめますが、コーヒーやケチャップなど色のあるものを少し混ぜて、カラー小麦粉粘土にするとより盛り上がります。ココアや抹茶、カレー粉などでもいいそうですよ。
ストレス解消にもなる新聞紙遊び
新聞紙を使った遊びは、少ない材料で、小さなお子さんでも安全に楽しめます。
新聞びりびり
新聞をびりびり破いてテントの中を新聞だらけにしちゃいましょう。ただ破くだけなのになぜかすごく楽しそうです。最後の後片付けまでが遊びであるのもお約束です。
新聞紙をできるだけ長くする
新聞1枚を細く破っていって、できるだけ長いひも状にし、一番長くできた人が勝ち!というゲームです。
新聞紙で変装ごっこ
ビニール袋と同じく、新聞紙でも洋服を作ることができます。一緒に新聞紙のかばんや新聞紙の剣などいろいろな道具を作って遊ぶと楽しいですよ。
雨の日だからこそじっくり料理
お子さんでもできる料理にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?様子を見ながら、お子さんだけで全部作ってみてもらうのもいい思い出になります。洗い物などを手伝ってもらうのもいいですね。
カレー
キャンプ料理の定番、カレー。お子さんでも挑戦しやすいメニューでもあります。材料を大きめに切っても煮込めば大丈夫。時間と材料があれば、ルーを作るところから試してみても。
ピザ
ピザも子ども達に作ってもらいやすいメニューです。小さいお子さんならピザ生地に具を乗せるところだけでもやってもらうと、「自分で作った!」という満足感がありますよ。
ホットケーキ
材料を混ぜて焼くだけのホットケーキですが、チョコペンで顔を書いたりデコレーションすると楽しいです。ふわふわに仕上げるにはどうしたらいいかなど、実験気分で考えながら作ってみても盛り上がります。
幼児から小学生まで幅広く楽しめる折り紙
定番の折り紙ですが、女の子も男の子も意外と長い時間遊んでくれます。折って終わりではなく、それを使って遊べるものがおすすめです。
遊べる折り紙を作る
折った後遊べる「ふきごま」「しゅりけん」「紙でっぽう」「めんこ」「まり」「紙飛行機」などを折って遊ぶのもいいですね。新聞紙などで大きな折り紙を作って、「かぶと」を折ってかぶったりするのも楽しそう!
大作に挑戦
何人かいるなら、みんなで協力して「くす玉」などの大作に挑戦してみてはどうでしょうか?複数のパーツを作って組み合わせるものを「ユニット折り紙」と呼びます。くす玉以外にも大人も子どももみんなで協力して作った作品は記念になりますよ。
作って遊べる手作りゲーム
自分でゲームを手作りして遊ぶのも楽しいです。2人以上いる場合は、それぞれ作ったゲームを交換するとより長く遊んでくれます。
ダンボールパズル
ダンボールに絵を描き、それをランダムな形に切ってパズルにします。なんの模様もないホワイトパズルは難易度が上がっておもしろいです。
神経衰弱
白紙のカードに2つずつ同じ絵を描いて、神経衰弱ゲームを作りましょう。「動物」「果物」「キャンプ用品」などテーマを決めて描くといいですね。
ビー玉迷路
ダンボール箱や紙箱の中に迷路を作って、ビー玉を転がして遊びます。箱の中に鉛筆やペンでマス目を書いておくと上手に作ることができますよ。どんぐりでも転がすことができます。ダンボールとペン、定規、接着剤があればできます。
雨が降っても外遊び!
せっかくのアウトドアです。ちょっとぐらい雨が降ったからといってあきらめる必要はありません。外へ出ましょう。小さいお子さんはレインウェアなどの装備をしっかりと。ある程度大きなお子さんは、覚悟の上で好きなように遊ばせてみてはいかがでしょうか。遊んだ後は温かいお風呂に入れるといいですね。また、雨の日は川の近くでは遊ばないようにしましょう。場所によっては急な増水もありえます。
散歩
キャンプ場内や近辺を散歩して、雨を満喫するのはどうでしょうか。水溜りに踏み込んだり、傘に落ちる雨の音を聞いたり、意外とこれが一番飽きずに楽しめるかもしれません。
しゃぼん玉
雨が降ってもしゃぼん玉なら遊べます。食器洗い用の洗剤やストローがあればできるので「何も用意してこなかった!」というときにも遊ぶことができます。針金などでわっかを作ってしゃぼん玉を作るのも楽しいですよ。しゃぼん玉が作れそうな道具をいろいろ探してみましょう。材料があれば、壊れにくいしゃぼん液を作ってみるのもおすすめです。
秘密基地を作る
子ども達は秘密基地作りが大好き!キャンプ場内に屋根のある東屋などがあれば、そこに秘密基地を作ってみてはどうでしょうか?(周囲の人に迷惑にならないように!)ダンボールや大きなビニール袋などでちょっと空間を区切るだけで秘密基地のできあがりです。
カメラで写真を撮る
「雨の日の観察日記」として、お子さんが見つけたものの写真を撮ってもらうのもおもしろいです。雨の日ならではのものを探して、見つけたら写真を撮ってもらいます。スマホやカメラの落下が怖い場合はネックストラップなどで首からつるしておくといいですよ。
以上、雨の日の遊びのアイデアをご紹介しました。これだけたくさん遊びの候補があれば、雨の日のキャンプも楽しく過ごせそうな気がします。雨だからこその濃密な家族の時間を過ごしてくださいね。風邪を召されませんように!
2人の男子の母。キャンプでは調理担当です。設営と火起こしは主人の担当なのでよくわかりません(!)好物は焚き火とビールとお風呂。日帰り温泉が近いかどうかでキャンプ場を選ぶタイプです。神奈川・山梨によく出没します。今は子連れのどたばたキャンプですが、子どもが大きくなったら夫婦でおしゃキャンしたいので情報収集に努めています。
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