キャンプでの時短料理のカギは下ごしらえ!

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キャンプの時の食事は、なにかとバタバタしがちです。火起こしに手間取ってしまったり、子供の遊びに付き合ったりしていると、料理の準備に時間をかけていられません。そこで、キャンプ料理はなるべく自宅で下ごしらえをしていくのがおすすめです。

できることはなるべく自宅でやっていく!

野菜など洗えるものは洗っておく

キャンプ場やBBQ場では炊事場が遠いこともあります。野菜などをいちいち洗いに行くと、それだけで大幅なタイムロスに! そこで、あらかじめ使う野菜などは自宅で洗っていくと時短になります。洗ったら水気をしっかり切っておきましょう。

皮やヘタを取ってカットもしておく

野菜を切る時は、皮をむくものもあります。現地で切るとヘタや皮のゴミも出るし、時間もかかってしまいますよね。そこで、使いやすいサイズにあらかじめカットしていくと時短になり、ゴミも減らすことができますよ。BBQで焼くだけの野菜でも、カットして持って行くと便利です。

茹でる必要があるものは茹でる

野菜などを茹でるとき、現地でお湯を沸かすところから始めると時間がかかりますよね。そこで、茹でて使うものがあれば、自宅で茹でて行くと便利!

冷凍して保冷剤代わりに

肉に下味をつけて冷凍保存しておく「下味冷凍」が主婦(夫)の間で流行っています。下味をつけて冷凍することで、肉の劣化を防げるんですよ。また、酒やみりんなどの調味料をつけて冷凍することで、肉が柔らかくなり、味もよく染み込むのでメリットたくさん!
クーラーボックスに入れておくと保冷剤の役目も果たしてくれます。

一見凝っていそうな料理も下ごしらえであっという間!

下ごしらえをしておけば、ちょっと凝った料理もあっという間で仕上げることができます。現地で焼くだけ! というのが時短になりますよ。そんな時短料理のレシピをご紹介します。

スペアリブ(約4人前)

●材料
・スペアリブ

スペアリブ8本

・調味料

にんにくすりおろし(またはにんにくチューブ)およそ小さじ1
玉ねぎすりおろし1/2個分
ウスターソース大さじ2
ケチャップ大さじ4
しょうゆ大さじ2
砂糖大さじ2
塩胡椒適量

スペアリブと調味料を保存袋に入れて冷凍。クーラーボックスに入れておいて、焼く数時間前には取り出し解凍しておきましょう。あとは炭火やコンロで焼くだけで、見た目も豪華な一品の完成!

鳥もも肉のマジックソルトソテー(4人分)

●材料

鳥もも肉2枚
マジックソルト小さじ2
塩胡椒好みで適量

鳥もも肉は食べやすい大きさにカットしておいてもOK! 炭火で豪快に焼くならカットしなくてもOKです。マジックソルト、塩胡椒で味付けをしてから保存袋に入れ、これを冷凍しておけば解凍して焼くだけ!

複雑な味を簡単に出せるアイテムといえば、マジックソルト。マジックソルトにはガーリックやペッパー、ハーブなど種類があるのでお好みのものをチョイスしてください。

ハンバーグ(2〜3人分)

●材料

合挽き肉300g
1個
玉ねぎ1/2個
パン粉大さじ3
牛乳大さじ2
塩胡椒適量
ナツメグ適量
マヨネーズ大さじ1

玉ねぎはみじん切りにし、炒めて粗熱を取っておきます。全ての材料を保存袋に入れてよく揉み込みます。そのまま冷凍保存し、現地で解凍して袋から直接絞り出してフライパンやスキレットで焼いていけばOK! 手が汚れることなくハンバーグを作ることができますよ。洗い物を少なくすることができるので、節水効果もあります。

ピザ(4人前)

●材料
・ピザ生地

強力粉200g
薄力粉50g
5g
180cc
オリーブオイル10g
ドライイースト5g

・具材
お好みでウインナー、玉ねぎ、コーン、ベーコン、ミニトマト、チーズなど。

ホームベーカリーのピザ生地コースで前日夜までに仕込んでおきます。発酵が終わってから生地を伸ばし、ピザの形にしておきます。この状態で冷凍庫に入れ、翌日クーラーボックスに入れてキャンプ場へ。食べる少し前に自然解凍させ、具材をお好みで乗せて焼き上げましょう。

キャンプ場によってはピザ釜が使えるところも。なければスキレットでも焼くことができますよ。その場合は最後にバーナーで炙ってチーズを少し焦がすと美味しくなります

焼かずにできちゃう、前菜&デザートも!

焼く手間さえ省いてできるメニューがあれば、手間をかけずに一品が完成! カラフルな野菜やフルーツを使えば見た目も豪華に見えますよね。火を使わずにできる時短レシピをご紹介します。

ピクルス

●材料

ミツカン かんたん酢具材が浸るくらい
ミニトマト5個
きゅうり1本5個
パプリカ赤と黄色1/2個ずつ

漬け時間は30分くらいでOK。具材をカットして保存袋に入れて持って行き、現地で食べる前にかんたん酢を入れるだけで出来上がり。

具沢山ジャーサラダ(4人分)

●材料

ドレッシング適量
サラダ豆適量
人参の千切り1/2本
コーン1/2缶
ミニトマト4個
きゅうり1/2本
レタス、キャベツ適量
シーチキン1/2缶

ジャーサラダは全て自宅で作っていくことができる、究極の時短料理。好みの具材を、なるべく重みのあるものから下に入れていきます。食べる前にお皿に盛るだけであっという間に具沢山サラダのできあがり! ガラス製の容器ではなく、割れないプラスティック製の容器の方がキャンプやBBQの時は良いかも。

フルーツポンチ(4人前)

●材料

・フルーツ

りんご1/2個
みかんの缶詰1/2缶
パイナップルの缶詰1/2缶
キウイ1/2個

・シロップ

みかんの缶詰のシロップ1缶分
砂糖大さじ1
100cc
はちみつ大さじ1

シロップの材料を鍋に入れて煮詰め、冷ましておきます。フルーツを食べやすい大きさにカットして保存袋などに入れ、冷めたシロップを入れます。暑い夏なら前日に冷凍させておくと食べる時にシャリシャリとした食感を楽しむことができますよ

料理で時短! その分思い切り遊び倒そう!

チェックインの時間が午後のキャンプ場が多いですよね。到着してからテントの設営や整頓が終わるまでには1時間近くかかってしまうことがあります。そうなると、あっという間に夕食の準備に取り掛かる必要が! キャンプ場の景色や遊ぶ場所を堪能することなく日が暮れてしまい、なんだか勿体無い気分になりますよね。

そこで料理をする時間を短くすることで、遊ぶ時間を増やすことができます。手抜き料理なんじゃないの? と思うかもしれませんが、下ごしらえを自宅でちゃんとしておけば決して手抜き料理にはなりませんよ。

もしも遠方だったり、1泊しかできない場合、遊べる場所がたくさんあるキャンプ場に行く時は、時短料理がおすすめです。

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