ガソリン・灯油・アルコールを保存する容器の正しい素材について

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アウトドアシーンでストーブやランタンを使うとき「燃料タンクってなに使ってもいいの?」と疑問に思ったことはありませんか? 実は燃料の種類によって、タンクの材質を変えないといけないんです。

今回は、燃料の種類とタンクの材質の関係について見ていきたいと思います。

燃料は大きく分けて3種類

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今回は燃料の中でも、移し替えを行う燃料にポイントを当てていきます。燃料の種類は大きく分けて3つあります。

・ガソリン(ホワイトガソリン含む)
・灯油
・アルコール

ストーブやランタンの種類によって、使える燃料が変わるので注意してください。ガソリンや灯油をはじめほとんどの燃料が使えるもの、ホワイトガソリンしか使えないもの、灯油しか使えないものと分かれます。

また燃料を友人同士で分け合うこともあると思います。そんなとき、どんな素材のタンクに入れたらいいのか分からないと困ってしまいます。間違って入れてはいけない素材のタンクに燃料を入れてしまうと、危険な状況を引き起こしかねません。

一番取り扱いが多い「ガソリン」

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ホワイトガソリンをはじめとしたガソリンは、ストーブやランタンで使う機会が多いでしょう。

ガソリンは、消防法で定められている容器にしか入れられません。その容器は2種類あります。

・プラスチック容器(最大容量10リットル以下のガソリン)
・金属製容器(60リットル以下のガソリン)

ガソリンの容量によって使える容器が異なるので注意してください。

ただし、ガソリン運搬用として認められたプラスチック容器はほとんど流通していません。ホームセンターなどで5~20Lのガソリン専用の金属製容器(ガソリン携行缶)が販売しているので、必要な方はそちらを購入してください。

たまに「灯油を入れても大丈夫だから、ガソリンも大丈夫」と、ポリエチレン製(ポリタンク)の容器に入れる人を見かけますが、絶対にやめましょう。

ガソリンの取り扱い上の注意点

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ガソリンを使うときは、

火気の近くでは使用しない
・静電気に気をつける
・引火しやすいものを近くに置かない

ことが必要です。ガソリンは揮発性が高いので、焚き火台の近くなどで使うと、気化したガソリンに引火して爆発する恐れがあります。

静電気も発火の原因になることがあるので注意しましょう。よくセルフのガソリンスタンドに「静電気除去シートに触れてから給油してください」という案内がありますが、これは静電気の火花が気化したガソリンに引火する恐れがあるからです。キャンプでガソリンを扱うときは、静電気が起きやすい衣服の着用は控えましょう。

ランタンの燃料に多い「灯油」

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ガソリンの次に取り扱いが多いと思われるのが「灯油」です。冬に灯油ストーブを使用している人も多いでしょう。

灯油は、携行缶または灯油用ポリエチレン容器(認定容器を推奨)に入れれば運搬できます。認定容器とは、日本ポリエチレンブロー製品工業会が「所定の検査を通過して灯油運搬用の容器としての基準に適合していると認めた容器」を指します。容器に認証マークがついているので、そちらを目印にしましょう。

日本ポリエチレンブロー工業会認証ラベル
(出典:灯油用ポリエチレンかん及び推奨認定制度について|日本ポリエチレン製品工業連合会

「燃料用アルコール」について

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アルコールと聞くと、「どんな入れ物にも入れて良いんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実は「何に入れても大丈夫」というわけではありません。たまに100均の容器に燃料用アルコールを入れている人を見かけますが、中には「アルコール厳禁」という注意事項が記載されている商品もあるので注意しましょう。

アルコールも専用の容器が販売されているので、そちらを購入するのが安全です。

おわりに

キャンプシーズンになると、燃料を持ち運びする機会が多くなると思います。ただ運搬できる容器にはルールがあるので、燃料に合ったタンクを使うようにしましょう。「ちょっと運ぶだけだから」と合わない素材に入れてしまうと、とても危険ですよ! 取扱いにじゅうぶん注意して、キャンプを楽しんでくださいね。

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