【イワタニプリムスのガスカートリッジ】気温別使い分けガイド

0 5
(評価数:0件)
Pocket
LINEで送る

※当サイトを経由して商品が購入・申込された場合に、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

ガスカートリッジタイプのストーブを使用したときに、ストーブの火がつきにくかったり、火力が思ったほど強くなかったりしたことありませんか?

私も、愛用のイワタニプリムスのガスカートリッジを使っていて、こんなに火力弱かったかな?と疑問になってしまうこともありました。ちょっと研究をしてみたのですが、気温によって使い分けをしないと、うまくストーブに火がつかなかったり、全くストーブに火がつかなかったりするようです。

今回は、そのイワタニプリムスのガスカートリッジの種類や使い方、おススメの気温などご紹介していきます。

気温が下がるとパワーが落ちてしまう原因

そもそもストーブに燃料が送られる仕組みを解説します。まず、カートリッジ内にあるのは実は液化ガスなんです。その液化ガスが気化して、ストーブに送られる仕組みになっています。入っているガスの種類によって、気化する温度が違うので、帰化する温度がそれぞれ違う。ということですね。

ガスカートリッジの種類と適正気温

イワタニプリムスのガスカートリッジの種類は、3つあります。

ノーマルガス:外にいて寒く感じる時は難しい

ノーマルガスは、気温が下がるとガスのパワーは落ちてしまうので、大体20度くらいの気温で使用するのがベストです。

ノーマルガスはブタンガスが100%入っています。ブタンガスは-0.5度で気化するため、ノーマルガスは-0.5度であれば一応気化はしますが、液化ガスが気化するとき、周りの熱を吸収するので、カートリッジ内の温度は、どんどん下がってしまいます。

なので、春から秋の低地など、暖かい時期や低地での使用をおすすめします。標高の高い山で使用したり、冬山で使用などは控えた方が良いでしょう。

私の使用した実感ですが、外にいて体が寒いな~と感じるくらいの気温の時は、あまり使えないと考えてください。

ハイパワーガス:春から秋の高山向き

ハイパワーガスは、比較的気温が低くても使えますが、春から秋の高山向きで、氷点下にならないくらいの0度~15度くらいの気温で使うのをおすすめします!氷点下の冬山の使用はおすすめできません。稀に、冬山でも使えると言われたりしています。

ハイパワーガスはブタン70%、プロパン30%の配分で入っています。プロパンガスの気化温度は-42度なので、冬山での使用は全く使えない!ということではありませんが、極端に説明すると、氷点下で使用する際、ブタン70%は気化されず、プロパン30%だけ気化されるので、ハイパワーガス内のプロパン30%しか使えないことになります。
つまり、パワーがかなり弱い状態になっているので、氷点下での使用は控えた方が良いと思いますよ。

ウルトラガス:低温はOK。暖かい場所は逆に難しい

ウルトラガスはイソブタン70%、プロパン30%という配分になっています。イソブタンは-10度以上で、発熱量UPのお手伝いをしてくれます。なので、ハイパワーガスよりもウルトラガスの方が、氷点下でも安定して利用できるようになっています。冬の低温地域や、高山向きですよ♪

注意点が一つありまして、ウルトラガスは寒い気温でしか使えないということ。ウルトラガスは非常に高圧なので、20℃くらいの場所で使用したりすると、逆にうまく使用することができなくなったりします。

ガスカートリッジの気温まとめ

ガスカートリッジの適切な気温や使用場所を表にしてみました。

ガスカートリッジの種類気温場所
ノーマルガス20度~春から秋の低地
ハイパワーガス0度~20度春から秋の高山
ウルトラガス0度以下低温地帯

表を見ると分かりますが、ノーマルガスよりもハイパワーガスの方が使用する幅が広がるので、これから購入する方で低温地帯以外で使用する予定のひとには、「ハイパワーガス」をおすすめします。

効率よく使うために!

ガスカートリッジホルダー

瞬さん(@shun_0729)が投稿した写真 -

ガスカートリッジを安定させる台があるのはご存知ですか?このガスカートリッジの3本の足でがっちり、ガスカートリッジをホールド!カートリッジを装着すると、接地面が大きくなるので大きめの鍋など置いても安定します。そして3本の足の先の裏には、滑り止めがついているのでさらに安定感抜群♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はイワタニプリムスのガスカートリッジについてご紹介しました。ガスカートリッジは、気温で使い分けが必要になるので、何も知らず購入してしまうと使えなくなる可能性が!きちんと使用する場所の気温などチェックしましょう♪

参考サイト:
プリムス-プリムス燃焼器具の基礎知識 http://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/kiso.html

Pocket
LINEで送る

コメントリンク
トップへ