自然の中で満喫しよう!秋の芸術アレコレ

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秋はグンと気温も下がり、少しヒンヤリとした空気を感じられます。

少し涼しいくらいが体も楽でとても動きやすく、キャンプやハイキング、登山、ピクニックなど、アウトドアにはもってこいの季節ですね。

そして秋と言えば「芸術の秋」とも言いますよね!美術館巡りなどで芸術に触れてみるのも素敵ですが、アウトドアなら全身で芸術を感じることが出来ますよ。

せっかく自然と戯れに行くのですから、今まで以上に自然に目を向けてみてはいかがでしょうか?

秋は、より私たちの目に分かりやすく、自然の美しさが映し出される絶好の季節です。

ぜひとも秋の自然を全身で感じてみてくださいね!

 

~ 空 ~

秋になると、「空が高い!」「空気が澄んでいる!」と思ったことはありませんか?

それは大陸性高気圧の影響で、空気中の水分が少なく乾燥しており、光の屈折が起こりにくいため、光が地上に届きやすいという事。

そして上昇気流が起こることも少ないため、地上の土やホコリが舞い上がりにくく、空気中が綺麗でクリアな状態なため、空が抜けるように高く澄んでいるのです。

さらに、夏に生い茂った草木たちが、土やホコリが舞い上がるのを、ブロックしてくれるというのも理由の一つです。

そして、クリアな空に浮かぶ雲は、まるで空という大きなキャンバスに描かれた芸術のようです。

空気がクリアになった秋に見られる雲は、天高く舞う羽衣のように空を覆います。

『うろこ雲』『いわし雲』や『さば雲』、『ひこうき雲』など、よく耳にしたことがありますよね!

そして、澄んだ空を赤く染める『夕焼雲』は、息をのむほど美しい空の芸術です。

『うろこ雲』

魚のうろこに似ていることからついた名前です。

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『いわし雲』

いわしの群生が、群れを成して泳いでいるように見えます。

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『さば雲』

さばの身体の模様に似ていることから、この名前がついたようです。

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『ひこうき雲』

ひこうき雲は、自然と人工物のコラボ作品です。

飛行機から排出される高温の排気ガスの水蒸気が、低温の空気に接し凍る事でできます。

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『夕焼雲』

沈む夕日の残照に反射して、燃えるように赤く輝く雲。

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~ 紅葉 ~

@ yoo.mii0919がシェアした投稿 -

そしてなんといっても、秋の風物詩といえば『紅葉』ですよね!

赤、紫、朱色、オレンジ色、黄色などに染まった葉っぱたちで、美しいグラデーションを作り出します。

色さまざまな葉っぱたちでデコレーションされた山は、見事な芸術作品ですね。

遠目で見ても美しく、そして近くで見ても、赤く色づいた葉っぱが上からハラハラと舞い降りてきたりして、気持ちがいいものです。

綺麗な落ち葉を拾ってよく乾燥させ、厚めの本にはさんで、押し花ならぬ「押し葉」を作ってもステキですね!

 

~ 草花 ~

春や夏の花は種類も多く華やかなのですが、秋の草花も控えめではありますが、可憐でとても可愛い草花がたくさんあります。

そのいくつかをご紹介いたしますね!

カラスノゴマ

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山地の道端などに多く生息しており、秋になると次々に黄色い花を咲かせます。

下向きに咲く花が控えめで可愛らしいですよ。

この花には棒状の細長い形の果実がなり、中に入っている種子は胡麻によく似ています。

秋の終わり頃には、茎や葉っぱは赤く色づきまた違った可愛さを見せてくれます。

イヌタデ

まむさん(@mamu18109)がシェアした投稿 -

秋の野辺を赤紫に染めるイヌタデは、みなさんよく見たことのある野花の一種だと思います。

イヌタデの穂は赤紫で、昔はおままごとでお赤飯の代わりに見立てた事から「あかのまんま」という愛称で親しまれています。

朝晩の冷え込みが厳しくなるころに、葉っぱも赤く紅葉してきますので、さらに鮮やかに見えます。

リンドウ

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山地に生え、青紫色の可憐な花を咲かせるリンドウは、茎の先に数輪の花をつけます。

そして、日の当たる時間だけ咲いています。ただ1日で枯れるわけではなく、何日も開閉を繰り返し咲きます。

花つきと、花もちの良いリンドウは、自宅に飾る切り花や鉢花としても人気があります。

ヌスビトハギ

kuzuma -megさん(@kuzumameg)がシェアした投稿 -

山野の林などに生息し、細い棒状の茎に小さな気泡のような、淡い花をつけるヌスビトハギ。

見た目は、グラスに炭酸飲料を入れた時に、グラスの底から立ち上る炭酸の気泡のようで、はかなく可愛らしいイメージです。

穂には、サングラスのような形の果実がなり、表面はベタベタして衣類にくっつきやすくなっています。その表面のベタベタは粘着性のあるものではなく、細かい毛がたくさん生えているために、よくくっつくそうです。

名前に着いた「ヌスビト」は、忍び足で歩く盗人の足跡に似た果実からきていると言われています。

ツリガネニンジン

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陽当たりの良い草原に多く生息しています。

草の間から細い茎をスッと伸ばし、釣り鐘のような下向きの花を多数つけます。

名前の「ニンジン」は、根っこの形が朝鮮人参に似ていることからきているそうです。

春には、若芽の部分が美味しい山菜として人気があるそうですよ。

ミゾソバ

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湿地や、水辺などの湿った場所に群生し、金平糖のような小さな花がかたまってつきます。

花びらは白色で、先端にほんのりピンクがかった可愛らしい配色です。

そして地中にも同じような小さな花を咲かせ、種を作ります。

男郎花(オトコエシ)

Bito Masatakaさん(@bitomstk)がシェアした投稿 -

山地の道端や林などに生息しています。

白く小さな花がかたまって咲き、とても可憐で清楚なイメージです。

ただ、綺麗だからと言って花瓶に生けたが最後!水を変えるたびに、腐った醤油の匂いがするそうなので、気を付けましょう。

だからといって毒性はなく、根っこは漢方薬、葉っぱは食用として利用されていたようです。

この植物の仲間として、黄色い花をつける「女郎花(オミナエシ)」は秋の七草のひとつです。

 

~ 朝露 ~

朝露とは、夜明け前に植物の葉や花の表面につく水滴の事です。

空気中に含まれている水分が、放射冷却などの影響によって水滴となり、植物などに付着した水の芸術なのです。

晴れた日などは、草花についた朝露がキラキラと輝き、まるで宝石をまとったような美しさです。

ちなみに朝露は消えやすいため、「はかないもの」「命」などに例えられたそうですよ。

そんなはかない朝露が消えないうちに、ぜひとも早朝のイルミネーションを鑑賞をしてみてください。

澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら、朝露のイルミネーションを鑑賞すれば、早朝からリフレッシュできること間違いなしです!

ちなみに下の画像は、写真素人の筆者が、スマートフォンで撮影したものです。

携帯などで、朝露撮影会をするのもいい思い出になるかもしれませんね。

  

 

最後に

いかがでしたか?秋の芸術は、自然の中にもたくさん見つけることが出来ますね!

自然の織り成す芸術は、季節、天候、時間帯などの条件が必要となるので、いつでもどこでも見れるものではありません。

日本の四季は、それぞれ季節ごとに特有の美しさがあるのですが、特に秋は空気が澄んでいることもあり、季節の中で「1番自然が美しく見える季節」とも言われているようです。

ぜひこの機会に、秋の芸術をフルに感じてみて下さいね!

そして、自分なりに美しいと思うものや、自然の不思議を発見することを取り入れると、アウトドアの楽しみ方もまた違ったものになるかもしれませんね。

 

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