トレイルランニングがメジャーになってきた昨今。
「そろそろ大会に出てみようかな・・・」
そんな風に思ってはいるけど、どの大会がいいのだろう? 大丈夫かな? など、不安もあると思います。
わたしもいざエントリーしたものの、当日に「完走できるかな・・・」と不安になった経験もあります。
今回はそんな初心者でも気負わずに楽しめる大会を紹介していきます。
(コース難易度については20代一般女性個人の見解です)
4月 善光寺ラウンドトレイル
長野県長野市にある、善光寺周辺の里山がコースになったこの大会。
春に開催のため、桜が舞い、黄色い花が美しく咲くコースで新緑を感じながら、冬の眠っていた体を呼び起こすのに相応しい魅力的な大会です。
レースデビューする方にもぴったりだと思います。キッズレースもあり、新年度に新しいことにチャレンジしたいお子様にもぴったりです!
善光寺で観光もできちゃうのもまた楽しみのひとつですね。
コース難易度 | ★★☆☆☆ |
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キッズレース | あり |
URL | http://www.nature-scene.net/zenkoji/ |
8月 野沢トレイルフェス
登ったら標高1400mからの絶景を眺めながら一気に下るのみ! ロング33km、ショート18kmがあり、ロングは下ったあとに神秘的なトレイルが待っています。
また、フェス感覚で気軽に参加できる野沢トレイルフェスは、トレランの他にもアウトドアを楽しむコンテンツがあります! ご家族で楽しめちゃうイベントもあるため、夏休みの思い出づくりにもぴったりです!
コース難易度 | ★☆☆☆☆ |
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キッズレース | あり |
URL | http://www.nature-scene.net/nozawa/ |
10月 Madarao Forest Trails 50km
プロトレイルランナーの石川弘樹さんプロデュースの大会です。筆者が初めて出場した大会でもあります。
斑尾高原は、新潟県と長野県の境に位置する豪雪地帯でもあります。そんな雪国のトレイルは、とってもふかふか! 踏み出すと地面がクッションのように柔らかく、足に衝撃が来づらいです。
その理由は、森の葉が落ち、その上に積もった雪が溶け、また葉が色づいては落ち、また雪が降り積もり・・この過程を何年も繰り返していったから。そんな極上のトレイルを味わってみませんか?
26kmというショートコースもあるので、ロードからトレランをはじめた方でも走りやすいと思います。26kmを楽しんだら翌年は50kmに挑戦してみましょう!
コース難易度 | ★★★★☆ |
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キッズレース | あり |
URL | http://madarao.tv/forest-trails/ |
12月 伊勢の森
三重県にある有名なお伊勢さんこと、伊勢神宮の敷地内を走れます。
神聖な森は空気が澄んでいて、感覚も研ぎ澄まされるよう。「おはらい町」の通りを走るため、伊勢神宮の独特な雰囲気を味わえます。伊勢神宮でお参りしてから、レースに挑むのも良いですね。
伊勢には他にも魅力的な観光スポットがあるので、レース前後も楽しめます。
コース難易度 | ★★★☆☆ |
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キッズレース | なし |
URL | http://trailrun.sun-arena.or.jp/ |
レースでのマナーを守りましょう
また、大会に出場してみよう! というモチベーションがあがっても、忘れてほしくないのがマナーの問題です。
大会に出場するということは、トレイルに何百人というたくさんの人が通るということ、そして自分もその中の一人ということです。
各大会の注意書きやお願いごとにも記載があると思いますが、
「ごみは必ず持ち帰りましょう」
「コース外を走らない」
「ぬかすときは声をかけて」
「登山者が優先」
こうした事項は、大会でなくても守るべきトレイルランナーとして最低限のマナーです。
特に「登山者が優先」は、要注意。登山している方の中には、静かに山を楽しみたい方がいます。鳥の鳴き声を聞いたり、植物を見たり、写真を撮ったり、森に癒やされに来ていたり。そんなところを凄いスピードで追い越されたら、いい気分はしないし、最悪よけきれずに転倒・滑落してしまうかもしれません。お互いに良いことは全くないです。
登山者の方が見えたら歩いて、後ろから声をかける、そうするとほとんどの登山者の方は「お先にどうぞ」と道を譲ってくれます。思いやりの気持ちを持てば、みんなが気持ちよく山を楽しめます。
また、大会の今後の運営にも関わってきますので、マナーを守ってかっこいいトレイルランナーを目指していきたいですね。
目標は完走よりも楽しむこと!
少しかたい話になってしまいましたが、エントリーしたらレース当日はとにかく楽しむ気持ちがあれば大丈夫です!
もちろん、怪我のないようにトレーニングすることと、無事に完走することも同じくらい必要ですが、「登り終えたらどんな景色が待っているのだろう?」そんな風にワクワクする気持ちを忘れないでおけば、楽しんでいるうちにあっという間にゴールしてしまいますよ。
また、人気のレースはエントリー開始直後に埋まってしまうことがほとんどです(特に上で紹介した斑尾はすぐ埋まります。泣)
エントリー開始日と時間をしっかりチェックして、レースデビューしてみてくださいね!
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アウトドアショップで働きながら、山や海、自然の中で遊ぶことを生きがいに日々を過ごす。自身の経験をもとに、おすすめのウェア情報やギア情報、遊びたくなる、旅に出たくなる情報を紹介していきたいと思います。
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