「アウトドアに行くとき、愛猫はいつもお留守番…」「連れて行きたいけれど…」そう感じている方はいませんか?
実は筆者、大好きな愛猫と一緒にアウトドアを楽しんでいます。でも、実際に猫と一緒にアウトドアをしている人が少ないので、今回は筆者が感じる愛猫を連れたアウトドアの魅力をご紹介したいと思います。お留守番させるのではなく、ぜひ一緒にアウトドアを楽しみましょう!
愛猫と一緒に楽しむアウトドアのメリット
まずメリットの紹介です。筆者は大きく3つあると思っています。
①大好きな愛猫と四六時中一緒にいられる
一番のメリットは、大好きな愛猫と常に一緒にいられることです。
アウトドアへ連れて行く方法を知らなかった頃は「どうせなら一緒に行きたい」そう感じていました。ですが一緒にアウトドアへ連れて行くようになってからは、寂しい感情がなくなり、常に愛猫と一緒に行動できる喜びを感じるようになりました。
猫は人間と違って命が短いです。ほとんどの飼い主さんは「できるだけ一緒に居たい!」そう思うでしょう。一緒にアウトドアへでかけると、愛猫との思い出もたくさん作ることができますよ。
②お留守番させる心配がない
アウトドアへ出かけるときに、お留守番をさせている人も多いのではないでしょうか。筆者も最初のころはお留守番をさせていたのですが、アウトドアの最中に「体調、大丈夫かな?」「具合悪くなっていないかな?」など心配することが多々ありました。
しかし一緒にアウトドアへ連れて行くようになってからは、体調の変化などにもすぐ気づいてあげることができるように! 一緒に出かけることでお留守番の心配がなくなったのが、メリットのひとつといえます。
③場を和ませてくれる
愛猫と一緒にアウトドアへ出かけると、その場を和ませてくれるメリットがあります。友人とアウトドアをするときなど、愛猫がいることで、穏やかな雰囲気になるのです。動物がもっている癒やしなのでしょう。
また全然知らない周りのグループで、猫好きの人がいると、近くにきて愛猫を触ったり、筆者と話したりすることもあります。「猫あるある」や「こういうときはこうした方が良いよ!」といったアドバイスをもらうことも。ずっと猫を飼い続けている人との交流なども自然とできるようになるのが、嬉しいメリットのひとつですね。
愛猫と一緒だとデメリットもある!
愛猫と一緒にアウトドアをするときには、もちろんデメリットがあります。こちらも踏まえた上で楽しんでくださいね。
①愛猫が車酔いする可能性がある
最初のデメリットは、愛猫が車酔いをする可能性があることです。
我が家の愛猫は車酔いをすることなく、車内でものんびり過ごせるのですが、猫の中には車に乗って走り出した瞬間、嘔吐してしまう子もいます。
猫が車酔いする原因は、ほとんどの場合がストレスです。いつもお家の中で過ごしている猫が、いきなり環境が変わる車内に連れていかれるとストレスになり、車酔いを引き起こしてしまいます。
そうならないようにするためには、アウトドアへ行く当日にいきなり車へ乗せるのではなく、車内で過ごす時間を少しずつ増やして、いつもと違う環境に慣れさせるといいでしょう。車の中が怖くないということを理解させてあげるといいですよ。
また、猫は人間に比べて嗅覚が優れています。そのため車内のタバコや芳香剤のニオイで車酔いを起こしている可能性もありますよ。愛猫を車に乗せるときは、なるべくニオイのない車内に乗せるようにしましょう。
②猫の毛が車内に落ちる
猫は毛の生え変わりシーズンになると、驚くほど毛が抜けますよね。そういう時期に一緒にアウトドアへ出かけると、車内に猫の毛がたくさん落ちることも覚えておきましょう。
実際、筆者の車の中も、愛猫を乗せて1回でかけると、車内には毛が散乱します。毎回アウトドアから帰ると車内を掃除しますが、けっこう大変なので人によっては面倒と感じてしまうかもしれません。
愛猫と一緒にでかけると、車内もそれなりに汚くなってしまうので注意しましょう。
③気を抜くと脱走する可能性がある
猫の性格にもよりますが、隙間などあると簡単に脱走する子もいます。知らない土地で万が一脱走してしまうと、戻ってこなくなる可能性が考えられます。
脱走の防止には、猫用のハーネスを家から出るときに装着してあげることが大切です。車内にハーネスなしで乗せていると、信号待ちのときに窓の隙間から脱走してしまうこともあるので、注意してくださいね。
ハーネスのおかげで、事故に巻き込まれたり、脱走して行方不明になったりするリスクを減らせるので、忘れずに装着させてあげてください。そして、家に帰宅するまではハーネスを外さないようにしましょう。
④本能的に狩りの体勢をする
アウトドアへ出かけると、外には小さな鳥や虫など、猫が大好きな生き物がたくさんいます。筆者の愛猫もアウトドアの最中に、トンボやすずめに反応することがありました。
そういうときは、すぐに抱いて生き物が見えないところまで連れて行きます。食べられる生き物を発見すると狩ろうとしてしまい、寄生虫に感染する恐れがあるからです。なにより愛猫が生き物を殺すシーンなんて見たくないですよね。
狩りの体勢をしているときは、刺激しないようにそっと、生き物が見えないところへ連れて行きましょう。
⑤愛猫にストレスが溜まる
愛猫をアウトドアへ連れて行くということは、いつもとは違う環境へ連れて行くということ。そのため少なからずストレスが溜まり、いきなり噛みついてきたり食事をしなくなったりと、健康不良につながる恐れがあります。
ストレスを解消させるためには、猫が過ごしやすい環境を作ってあげることが大切。たとえば、寝床でつかっているタオルを車内にも敷いてあげる、寝床ごと車内に積む、いつも使っている食器を使うなど、ふだん使っているアイテムを持っていくと良いです。
ただし、猫によってストレスの解消法は異なるので、愛猫の性格なども考慮し、快適な空間を作ってあげましょう。筆者は寝床ごと車内に積んで、愛猫が疲れたらそこですぐ休めるようにしています。
メリットを考えるとデメリットは我慢&解決できる!
ここまで読んでたいただいて伝わったと思いますが、愛猫とのアウトドアは正直、デメリットの方が多いですよね。
しかし、デメリットも解決できることばかりですし、なにより愛猫と一緒にでかけて楽しめると考えると、そこまで大きな問題ではありませんよね。皆さんもデメリットに気をつけながら、ぜひ愛猫と一緒にアウトドアを楽しんでください!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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