ガスランタンは、ランタンの中でもガソリンや灯油などの液体燃料に比べて取り扱いやすく、初心者キャンパーにオススメです。
ただ、初めて使うとき「どうやって準備したらいいの?」と手順がわからず困ってしまう人もよく見かけます。
ガソリンや灯油などのランタンに比べると、ガスランタンは事前準備が少ないため、初心者でも簡単に使えます。今までガソリンランタンを使っていたけど「準備が面倒だからガスランタンに変えた」という人も少なくありません。
そこで今回は、実際にSOTOのガスランタンを使って、ランタンの光を灯すまでの手順をご紹介します。
箱から取り出すときは慎重に
購入して最初にやるのは、箱から本体を取り出すこと。「そんなの分かるよ!」とツッコミが入るかもしれませんが、このとき注意してほしいのが、慎重に取り出しすことです。
ランタンのホヤ(ガラス部分)はとても割れやすく、取り出すとき何かにぶつけたり落としてしまうと、いとも簡単に割れてしまいます。割れたホヤは使えないので、新品を購入をしなければいけなくなります。
マントルを焼こう
ガスランタンを使える状態にするには、付属のマントルを本体に装着し、火をつけて焼く必要があります。
最初は難しそうに感じるかもしれませんが(筆者も初めての時はドキドキでした)、いたって簡単なので安心してください。
マントルの燃やし方
マントルを焼くと「燃え尽きて灰になってしまうんじゃ?」と不思議に思うかもしれませんが、燃え尽きませんのでご安心を!
(1)付属のマントルを用意する
(2)マントルを本体に取り付ける(外れないように結ぶ)
(3)ライターやマッチでマントルを燃やす
(4)マントルが白くなったら完成
ちなみに室内でやると、部屋にマントルの焼けた匂いと煙が充満するため、必ず室外で燃やしてください!
マントルを焼いたあとは、非常に破けやすい状態になっているので、くれぐれも触らないようにしましょう。
ホヤをセットしよう
マントルを焼いて準備が整ったら、ホヤを戻しましょう。このときも、ホヤを落としたりぶつけたりしないように気をつけてくださいね。
この段階まで終了したら、マントルが破けるまでは、ここまでの工程を行う必要はありません。次に使うときはガスの取り付けから行なってください。
ガスを取り付けよう
ガスランタン本体の準備ができたら、いよいよガス缶を取り付けます。
ガス缶はゆっくり差し込みましょう。差込口がズレてしまうと、ガスが漏れ出すので注意が必要です(差し込んだとき「シューッ」と音がした場合、ガス漏れしています!)。差込口をきちんと確認してくださいね。
※ガスが漏れている状態で点火するのは大変危険です。絶対にやめてくださいね。
ガスを出しながら点火スイッチを
ガスランタンにガスを取り付けたら、いよいよ最後のステップ。ツマミを回して調節しながらガスを出していきましょう。点火スイッチを「カチッ」と鳴るまで押し込みます。
ガスの量が少なければつかないし、多すぎると “ボワッ” と小爆発みたいになるので注意してください。個人的には、徐々にガスを出しながら、点火スイッチをカチカチ連続で押し込んでつける方法が、安全&やりやすくてオススメです。
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。