冬キャンプのお供に!今が旬の【キンカンの甘露煮】

0 5
(評価数:0件)
Pocket
LINEで送る

※当サイトを経由して商品が購入・申込された場合に、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

今の季節が旬のキンカン。黄金色に輝く可愛らしい小さな実【キンカン】をつけているのを、目にすることが多いと思います。

そのキンカンですが、美味しいだけではなく、風邪予防や生活習慣病などの身体に良いとされる栄養素が沢山つまった果実なのです。

そのままお口へポイっと、手軽に丸ごと食べれる柑橘類で有名なキンカン。あまりアウトドアのイメージはありませんよね。

しかし、長めの保存がきき、そしてキャンプレシピにも役に立つ【キンカンの甘露煮】はキャンプのお供におススメですよ!

今回は、キンカンが身体に良い理由と、とても簡単にできる【キンカンの甘露煮】の作り方をご紹介いたします。

 

キンカンとは

yr.aillidlrow(@worldillia_ry)がシェアした投稿 -

キンカンは、どこでも見れる植物ですが、主な産地は、黒潮が流れる暖かい場所とされています。

代表的な産地としては、和歌山県、鹿児島県、宮崎県、高知県が多いようです。

このキンカンの最大の特徴は、他の柑橘系の果実と違い、皮を食べる事です。

多くの野菜や果物は、皮と実の間の栄養価が高いと言われていますので、皮ごと食べれるキンカンは、様々な栄養を余すことなく摂取できる、スーパーフルーツなのです。

 

キンカンが身体に良い理由

キンカンは、身体に良いと言われていますが、いったいどのような栄養があり、どのような効能が期待できるのでしょうか?

ビタミンC

お肌に良いとされるビタミンCは、一般的には美白効果が有名ですね!それは抗酸化作用(細胞の酸化を抑えてくれる作用)のおかげです。

その他、風邪を予防したり、ガン予防、骨を強く丈夫にしてくれます。

さらにストレスに負けない抵抗力を高めてくれる効果も期待できるとされています。

このキンカンは、レモンとほぼ同じくらいのビタミンCの含有量。レモンと比べ、酸味があまり強くなく摂取しやすいのが嬉しいですね!

ビタミンE

抗酸化作用で知られているビタミンです。

体内の活性酸素によって、身体の脂質の酸化を抑制する効果があります。

そして、ビタミンCと反応して、再度ビタミンEとして再利用されるといわれています。キンカンを食べることによって、上記のビタミンCも含有されているため、抗酸化作用への期待が大きいですね!

βカロテン

βカロテンは、体内でビタミンAに変わるため、プロビタミンAとも言われています。

主な働きは、活性酸素の働きの抑制。免疫力を高めてくれる重要な栄養素なのです。

動脈硬化や心筋梗塞、生活習慣病から守ってくれる他に、ガン、老化予防、心臓病、疲労回復、ストレスの軽減など、幅広く働きかけます。

βクリプトキサンチン

骨粗鬆症の予防や、2型糖尿病の予防、ガンの発生予防、免疫力の向上、さらに女性に嬉しい美肌効果まで期待できる栄養素です!

より多く含まれている果実に、温州みかんやポンカン、パパイヤ(完熟)などがありますが、皮をむくことなく、一口サイズで手軽に摂取できるのがキンカンの良いところですね。

カルシウム

意外にも驚きなのが、カルシウムが多く含まれている事です。果物では珍しい栄養素ですね!

ご存知の通り、骨や歯を丈夫にかつ健康に守ってくれる栄養素です。さらに精神的なイライラや興奮を穏やかにしてくれる作用もありますので、リラックスしたい時などに有効といえます。

ヘスペリジン

あまり聞きなれないヘスペリジンですが、柑橘類に多く含まれるポリフェノールの仲間です。

柑橘類でも果実の部分ではなく、外皮と薄皮に多く含まれているので、丸ごと摂取できるキンカンは、効率良く、多くのヘスペリジンが摂取できると言えます。

期待できる効果としては、抗アレルギー効果や、ガンの発生予防です。

さらに、血中コレステロールのバランスを良くし、毛細血管の強化、動脈硬化を予防してくれる作用もあるとされています。また生活習慣病予防にも貢献してくれるといわれています!

シネフリン

気管支を拡張させ、咳を和らげる効果があるとされているシネフリンですが、実は食欲を抑える効果や、脂肪の代謝を促してくれる効果が期待できるとされています。

ダイエットにも役に立ちそうですね!

 

キンカンの甘露煮の作り方

そのまま食べても良いのですが、酸味や苦味があまり得意ではない方もいらっしゃいますよね。

それにキンカンは甘露煮にすることによって、長期保存ができ、おやつ代わりに食べても良し!ドリンクなどのレシピを楽しむも良し!など楽しみ方の幅が広がります。

簡単なので、ぜひ試してみて下さい。

材料

キンカン1kg
てんさい糖(普通の砂糖でも可)200g
お酢50cc
ハチミツ大さじ2杯

作り方

1. キンカンは、水かぬるま湯で綺麗に洗い、ヘタを取る。

2. 取ったヘタの部分に、十字に切れ込みを入れる。

3. 切り込みを入れたキンカン全量を圧力鍋に入れ、平らになるようにならす。

4. 3.の上から、てんさい糖、お酢をまわし入れ、全体に絡むように鍋を軽く揺する。

5. 4.を火にかけ、圧力鍋に圧がかかったら、弱火にして3分。その後火を止め、圧力鍋の圧が抜けるまで放置。

6. 圧力鍋の圧が抜け、冷めたら蓋を開け、ハチミツを入れ優しく混ぜる。

7. 消毒した容器に移し入れ、冷蔵庫で一晩寝かせたら出来上がり!

ポイント

※ キンカンに切り込みを入れる際は、浅めに入れましょう。深く入れると実が割れてしまう原因になります。

※ ハチミツは無くても美味しくできます。

※ 種が気になる方は、作業「2.」の後に一度キンカンを湯がき柔らかくしてから、1粒ずつ種を取る作業を行ってください。種をとり終わったら「3.」の作業へ。作業「5.」の圧力鍋の時間は短めの2分弱くらいにして下さい。

※ 甘さ加減はお好みによって、てんさい糖やハチミツの量を調整してみてください。

最後に

いかがでしたか?

今の季節、風邪予防や抗酸化作用、そしてダイエットに効果的な身体に良いキンカンを、キャンプに持って行ってみませんか?

小さめのタッパなどの容器に入れ、「ちょっと一息!」という時にお口にポイ!甘露煮の甘さで心が落ち着き、疲れも癒されますね!

運転中ならちょっとした眠気覚ましや、集中力アップにも役に立ちますよ!

そしてキャンプ場では、残ったキンカンの甘露煮を、ウイスキーや焼酎で割ってフルーティーなお酒を楽しむことが出来ます。

お酒が苦手な方やお子様には、お湯や紅茶に入れたキンカンティーなど・・・

翌朝の朝ごはんに、甘露煮を潰してジャム代わりとしてパンに塗っても美味しいですよ!

そのまま食べても美味しいキンカンの甘露煮ですが、オリジナルレシピを考えてみる楽しも味わってみて下さいね!

Pocket
LINEで送る

コメントリンク
トップへ