寒い季節のアウトドアで飲むホットドリンクは、心身ともに温まる癒しの飲み物ですね。その中でもホットコーヒーはキャンプや山登り、ハイキングには欠かすことのできない定番中の定番!
そのまま普通のホットコーヒーでもアウトドアで飲むと、いつもより格段においしいのですが、ちょっとアレンジを加えていつものコーヒーよりちょっぴりランクアップさせたコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか?気分も変わり、ちょっと贅沢なコーヒータイムを味わうことが出来ますよ!
今回は、コーヒーが体に良いとされる効果と、お手軽簡単にできるコーヒーのアレンジレシピをいくつかご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コーヒーがもたらす効果
眠いときにはコーヒー。ホッと一息入れたいときにもコーヒー。日常のひとこまで取り入れられることの多いコーヒーは、登山やトレッキング、キャンプなどのアウトドアなど、エネルギーを消費した後や、リフレッシュしたい時に飲みたくなりますよね。
そんなコーヒーは香りやおいしさだけではなく、健康効果も期待される飲み物として注目されています。
ではどのような効果があるのでしょうか?
コーヒーがもたらす効果
リラックス効果
コーヒーは苦みばしった香ばしい香りが特徴的ですが、この香りには「α波」というリラックスした状態に出る脳波が、多く見られる事が研究によって確認されているようです。
淹れたてのコーヒーの香りだけでも、ホッとリラックスできる理由が分かりますね。実はこのリラックス効果は、コーヒー豆の焙煎する加減によって変わるそうですよ!浅く煎ったものよりも深煎りの方がリラックス効果が高いようです。試してみる価値ありですね!
脳の覚醒効果
よく眠気覚ましにコーヒーを飲む場面てありますよね。それはコーヒーに含まれるカフェインが、頭をスッキリした状態にする作用があり、結果、眠気を飛ばし集中力が高めてくれる作用があります。
しかし寝る前に飲み過ぎると、脳の覚醒により眠れなくなる恐れがあるので、不眠が心配な方は夕方以降の就寝時間に近い時間帯には、コーヒーの摂取は控えた方が良いかもしれませんね。
胃腸の働きを促進させる効果
コーヒーと言うと、胃に負担をかけるや、胃痛を引き起こすなど、胃にとって良くない印象がありますね。
しかしコーヒーに含まれるカフェインは、胃酸の分泌を促してくれ、消化を助ける効果が期待できます。
その他内臓の動きをコントロールする作用があるため、腸の動きを促進してくれます。
ただやはり過度に飲み過ぎてしまうといの粘膜を痛める恐れや便秘を引き起こしてしまう可能性がありますので、飲み過ぎには気をつけましょう。
ダイエット効果
コーヒーに含まれるカフェインは女性に嬉しい。ダイエット効果も期待できます。体内に蓄積された脂肪を分解し、エネルギーとして消費する作用が期待できます。そして、カフェインによる利尿作用でむくみ改善効果があり、体内の老廃物や脂肪分が出やすくなると言われています。
さらにカフェインと一緒に含まれている。クロロゲン酸は食事と一緒に摂取することで食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。血糖値が上昇することで体に脂肪を溜め込みやすくなるため、食中や食後のコーヒーは効果的ですね。
アレンジコーヒーレシピ
ミントコーヒー
ミントの爽やかさが口に広がり、スッキリとした後味。食後のコーヒーにピッタリです。ミントの葉の鮮やかなグリーンで、見た目もオシャレで癒されますよ!
【 材料(1人分) 】
・コーヒー粉・・・12g
・水・・・120ml~150ml
・ミントの葉・・・適量
【 作り方 】
1. コーヒーを抽出し、カップに注ぐ。
2. 1.の上に、ミントの葉をそっと浮かべたら出来上がり!
カフェオスト
フィンランドで愛飲されているコーヒーレシピ。チーズが溶けだし変化していく味わいや、チーズの食感が楽しいコーヒーです。
【 材料(1人分) 】
・コーヒー粉・・・12g
・水・・・120ml~150ml
・チーズ(硬めの物)・・・適量
【 作り方 】
1. チーズを1センチ角くらいの角切りにし、カップに入れる。
2. コーヒーを抽出する。
3. 2.のコーヒーを、1.に注いで出来上がり!
【 ポイント 】
※コーヒーは濃い目がおススメ!
※チーズは一気に溶けないよう、硬めのものをチョイスしましょう。
塩コーヒー
コーヒーに塩を入れる飲み方は、エチオピアの伝統的な飲み方だそうです。塩がコーヒーの苦味を和らげてくれ、まろやかで優しい味わいになります。
【 材料(1人分) 】
・コーヒー粉・・・12g
・水・・・120ml~150ml
・塩・・・0.1g(お好みで加減してください)
【 作り方 】
1. コーヒーを抽出し、カップに注ぐ。
2. 1.に塩を入れ、溶けるまでよく混ぜたら出来上がり!
【 ポイント 】
※コーヒーは若干薄めがおススメです。
※生クリームをトッピングすることで、塩味と甘未のマリアージュを楽しめますよ!
エッグコーヒー
エッグコーヒーは、ベトナムで人気のコーヒーアレンジ。卵のコクとミルクの甘さ絶妙です!冷えた身体が温めたり、エネルギー補給にもおススメのレシピです。
【 材料(1人分) 】
・コーヒー粉・・・12g
・水・・・120ml~150ml
・卵黄・・・2個
・コンデンスミルク・・・15g
【 作り方 】
1. ボウルに卵黄、コンデンスミルクを全量入れ、ふんわりとなるまで泡立てる。
2. コーヒーを抽出し、カップに注ぐ。(深めのカップがGOOD)
3. 2.のコーヒーの上に、1.を乗せるように注いだら出来上がり!
【 ポイント 】
※コーヒーは濃い目がおススメ!
※お好みでシナモンパウダーや、クラッシュナッツをトッピングしても美味しいですよ!
アイリッシュコーヒー
別名、サンフランシスココーヒーとも呼ばれるアイリッシュコーヒーは、アイリッシュウィスキーを入れたコーヒー。ウィスキーがフワッと香る大人向けのコーヒーです。
【 材料(1人分) 】
・コーヒー粉・・・12g
・水・・・120ml~150ml
・アイリッシュウィスキー・・・10ml
・シュガー・・・10g
【 作り方 】
1. カップにシュガーを入れる。
2. 1.のカップにアイリッシュウィスキーを入れる。
3. コーヒーを抽出し、2.のカップに注いだら出来上がり!
【 ポイント 】
※カップを温めておくとシュガーが溶けやすく、さらにコーヒーが冷えるのを防げます。
※ウイスキーの香りを和らげたい時には、ウイスキーをフランベしてから入れると良いでしょう。
※生クリームをトッピングして味をまろやかにしてもGOOD!
おしまいに
今回は、ちょっとした工夫でコーヒーにアレンジを加えられるレシピをいくつかご紹介しました。
その日の天候や気分、その時のシチュエーションにあったアレンジを加える事で、今までよりさらに贅沢なコーヒータイムを味わうことができますよ!
コーヒーにアレンジを加えるだけではなく、コーヒーの種類を変えてみたり、お気に入りのコーヒーカップを使うなど、その他の工夫をしてみても良いですね!
アウトドアでのコーヒータイムを、最高の癒し時間にしてみましょう。
【仕事】・フリーライター
【趣味】・登山 ・旅 ・日本酒 ・夫婦で晩酌 ・愛犬「山葵」と戯れる ・自然に触れる
【好きな言葉】・「日々是好日」 ・「Hot & Cool」
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