パセリやバジル、ローズマリーなどさわやかな香りを放つハーブは、香りだけでなく料理の素材としてもさまざまな働きをします。
ハーブと一緒にしっかりと食材を漬け込めば肉の臭みがとれたり、味がなじんで口当たりがよくなって、肉が一段とおいしくなります。自宅のプランターでも栽培しやすくお手軽な3種のハーブを使った調理方法を紹介します。
おススメハーブ1「栄養豊富なパセリ」
生のパセリが販売していたらぜひ買ってバーベキューに使いましょう。パセリは香草野菜として有名ですが、栄養も豊富でビタミンやカロテンを含み活性酸素を除去する働きがあります。肉をたくさん食べるときにはもってこいです。手軽にできるコンソメスープに加えたり、アルミホイルにチキンやキノコ、ジャガイモと一緒にパセリをふんだんに入れてホイル焼きにしてもおいしく味わえます。
おススメハーブ2「トマトやチーズによく合うバジル」
バジルは、オリーブオイルやチーズ、トマト料理にあいます。ジャガイモのうえにチーズをのせてバジルをふりかけ、トマトやケチャップをのせてアルミホイルで包み焼きをしてもイタリア風の料理になります。バジルもパセリと同様栄養を豊富に含みます。
おススメハーブ3「肉におすすめなローズマリー」
ローズマリーは、鶏肉、豚肉、羊肉によく合います。ローズマリーの成分は、血圧を調整してくれる働きがありますので、高血圧や低血圧の人にもおすすめのハーブです。また、抗酸化作用や代謝や血行を促進してくれる作用もありますので、肉料理には積極的に取り入れましょう。
下味をつける
豚肉や鶏肉に下味として、オリーブオイル、ワインビネガー、しょうゆを同量の液でジップロックに入れます。そこに、ローズマリー、すりおろしたガーリック2かけを入れて、肉をつけておけば、さっぱりとした下味がおいしい肉のできあがり。焼いても焦げにくいのでおすすめです。
このほか、ダッチオーブンを使用した鶏の丸焼きや鶏もも焼などを焼くときにも、肉の内部に香辛料とともにローズマリーをいれます。臭み消しとほのかな香り成分がうまみとなり絶妙です。
ホイル焼きに使う
ローズマリー、ガーリック、ブラックペッパーで味付けをした魚や肉のホイル焼きもおすすめです。魚は、白身魚、サンマやサーモンなどがよく合います。また、ジャガイモやキノコ類を焼いても美味です。
そえものとして
焼きあがった肉にローズマリーを添えると香りが移りおいしさを引き立てます。
肉の量が多い場合は、ハーブの量も増やします。ローズマリーの目安としては、おおよそ鶏肉1人分(150g)につき約10センチのローズマリーを1本とするのが最適です。
ハーブはお手軽に味付けや風味づけができて、手軽に一味違ったバーベキューが体験できます!ぜひ試してみてください!
アイキャッチ出典: Jeremy Keith