イチオシポイント「シジミのとれる湖に浮かぶキャンプ場の島」
本州の北端は、日本海側に津軽半島、太平洋側に下北半島と二つに大きく分かれています。今回は西側の津軽半島を紹介!そこには、『十三湖(じゅうさんこ)』という海水と淡水が混ざり合う大きな湖があります。全長250mある連絡橋をわたると、湖にぽっかりと浮かぶ島全体がキャンプ場という、日常を忘れさせてくれる空間が登場します。
汽水湖ということもありシジミ漁が昔からさかんで、手頃な値段でシジミ漁に挑戦できます。日帰りでシジミ漁だけを楽しむ姿少なくありません。夏場、腰まで水に浸かれば1〜2時間で袋いっぱいのシジミをGET可能。海水浴だけでは物足りない!?そんなあなたにオススメです。子どもたちも大満足マチガイなしです。
By: fto mizno
文学への招待:走れメロス!の著者の生家『斜陽館』
キャンプ場でゆっくりと流れる時間を満喫する方法は人それぞれ。自然を楽しむだけでなく、その地の文学にも触れることで、忘れられない思い出とするのはいかがでしょうか。シリーズでお届けしている「文学への招待」です。
十三湖から国道339号線を南下すると五所川原市に着きます。そこにあるのが『太宰ミュージアム』、通称『斜陽館』です。津軽半島と言えば、『斜陽館』を訪れたいという人も多いのではないでしょうか。
本を読まない人でも耳にしたことがある『走れメロス』、その著者である太宰治の記念館です。幼少期をすごし、太宰の育った木造建築の中で、当時の直筆の原稿に向き合うと、活字やデジタルで読む文章とは異なり、輪郭がくっきりみえてくるほど作者の姿を近くで感じることができます。
本好きの人はもちろん、本は苦手と言う人も是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
By: yy
場内・近隣スポット情報
・ロマネスクドーム:『星座の神話』をプラネタリウムで紹介してくれる。星々が手をとりあい、動物や神様など様々な姿となる様子をお子様や大好きな人と楽しめます。64席のリクライニングシート完備。
・アスレチック遊具:イベント広場の近くにある木製遊具。東北にゆかりのある、牛若丸こと源義経伝説に登場する安東船をモチーフにした遊具です。
・市浦村歴史民族資料館:地域活性化センターと並ぶ民族資料館、十三湊の人々の暮らしや歴史をしることができます。
・し〜うらんど海遊館:「元気海」と名付けられた15種類の温泉アトラクションを楽しめます。タラソテラピーと呼ばれる海洋療法が体験!サウナ施設もあります。
・ラジコンサーキット場・ゴーカート場:子どもに大人気のコーナー。プロポを片手に親子でラジコン対決やゴーカート対決はいかがでしょうか。
By: MIKI Yoshihito
料金・サイト案内
料金: | 入場料 無料 テント1張 500円 ケビンA(6人) 10000円 ケビンB(4人)8000円 各種レンタル有料で完備 |
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開設期間: | 4月〜11月(セミナーハウスは通年) |
チェックIN/OUT: | 到着次第〜翌朝10:00 |
キャンプサイト情報: | フリーサイト30張り |
場内案内: | レストラン中の島 イベント広場 冷水シャワー しじみ拾い場(300円) ラジコンサーキット場 ゴーカート場 水上ステージ |
禁止事項: | 直火 ケビン利用時のペット同伴 湖畔以外での花火 |
アクセス・お問い合わせ
住所: | 〒037-0403 青森県五所川原市十三土佐1の298 |
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電話: | 0173-62-2775 |
URL: | http://www.city.goshogawara.lg.jp/16_kanko/nakanoshima/nakanoshima.html |
北海道に生まれ、海に育てられ。学生時代に知り合った友人によって山も鍛えられ、自然界と温泉に溶け込んでいった。そこで交わった人々と共有した経験と自分の思う所を文章にしています。
かつての自分が経験できた自然が、そのまま残っているとは限りません。せめて文章の中にだけでもその姿が残ること、みんなが意識して保全すること期待しています。いつかどこかで読者と会えたらうれしいです。
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