キャンプや登山で利用できるクッカー(コッヘル)等の調理器具ですが、実は素材は様々で、代表的なものはチタン、ステンレス、アルミ製の3種類があります。それぞれ、いったい何が良いのか分からない人も多いかと思います。今回は、クッカーの素材についてご紹介していきます!
素材選びは大事!
よく考えたらクッカーこんなに要らんよね pic.twitter.com/acY6tDznD2
— すみのふ (@smirnoff_1006) 2017年1月8日
キャンプで調理などするときに必要なのが、クッカーですがいろいろ種類があって、何が違うのか分からないですよね。
素材選びは大事で、素材を理解して使用することによってさまざまなメリットがあります♪
今回はクッカーの素材についてメリットとデメリットを、ご紹介していきたいと思います。
チタン製
ふひひ…
スノーピークのチタンクッカーとビール飲む用にチャムスのコップ買っちゃたぞ pic.twitter.com/ifksdPMuHO— 赤たいつ (@akataitu) 2017年1月8日
メリット
・薄くてとても軽いので、持ち運びしやすい。
・錆びにくい。
・硬いのでへこみにくい。
・熱の伝導率が低いので、取っ手が熱くなりにくく火傷しにくい。
・金属臭が少ないので、食べ物にも匂いが移る心配がない。
デメリット
・熱伝導率が低いので、火にかけると火があたっている部分に熱が集中してしまい、その結果火が当たっている場所が焦げやすい。
・他の素材に比べると、値段が高い。
アルミ製
とりあえず暇だったのでアルミクッカーの火入れした。
米の研ぎ汁を20分ぐらい沸かした。
アルミ臭とれたかなぁ pic.twitter.com/l24ROqBqpT— ラーメン大好き小池さん (@ramen_koikesan) 2016年4月1日
メリット
・焦げにくく熱伝導率が高いので、調理しやすい。
・内側に特殊なコーティングがしてあるものが多いので、調理中でも食材が焦げつきにくい。
デメリット
・変形したり、へこみやすい。
・耐久性が低いので、錆びやすい。
・チタンと比べると、重いので持ち運びの際に重さが気になる人にはおすすめできない。
ステンレス製
サーマレストに続き今回の初使用 鹿番長のステンレスクッカー🎵
これで 今宵は もつ鍋👍😉 pic.twitter.com/VtIg39X7xG— モヒカンびーすけ (@beagletabiinu) 2016年10月29日
メリット
・錆びにくく、傷つきにくい。
・調理が終わっても、冷めにくい。
デメリット
・チタンやアルミと比べると重いので、重さを重視する場合は不向き。
・熱伝導率が低いので、火があたる部分は焦げやすい。
素材を比べてみる!
各素材のメリット、デメリットをまとめてみました。
クッカーの素材 | 重さ | 熱伝導率 | 耐久性 | 値段 |
---|---|---|---|---|
チタン製 | 軽い | 低い | 高い | 高い |
アルミ製 | (チタンに比べると)重い | 高い | 低い | 普通 |
ステンレス製 | 重い | 低い | 高い | 安い |
この表を参考にしてみると、重さを重視する場合であれば、重さの軽いチタン製クッカー。
ソロキャンプなどで、少人数で使用するのであれば熱伝導率が高いアルミ製クッカー。
大人数でキャンプなどの場合であれば、ステンレス製クッカー。
素材は状況で変えよう!
素材によってメリット、デメリットがありますので、使う状況によって素材を変えましょう。
重さを重視する場合やキャンプの場合など、シーン別にそれぞれのメリットを活かしてクッカーを使用するととても便利ですよ。
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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