バーベキューの食材は用意しても、スパイスは持っていかない場合が多いのではないでしょうか。今回は、ブラックペッパーやガーリックなど基本的なスパイスを中心に、食材と一緒に持参したいスパイスを紹介します。
肉が引き立つブラックペッパー
スパイスの中でも、もっともポピュラーなブラックペッパー。牛肉だけでなくどんな肉にも合い、味を引き立ててくれます。肉を焼くときには、焼きながらうえから振りかけてもいいですが、下味としてつけておくとピリッとおいしい味わいに。
うまみを出すガーリック
ガーリックは、できれば、家で皮をむいて一かけずつにしておけば便利です。また、おろし器具を持参しておくと、鉄板で炒め物などをするときにすりおろして入れてたり、焼き肉のたれにお好みで入れたりできるので重宝します。
また、ガーリックで下味をつけておくと、肉の味がとてもおいしくなります。安い肉などで肉の味が心配なときは、ジップロックなどに肉をいれて塩、ブラックペッパー、ガーリックを入れて、前夜からまぶして冷蔵庫で保存しておけば、そのまま焼いておいしい味付け肉ができます。
肉に合わせる以外も◎。
多めに持参してアルミホイルにバターとしょうゆをのせて包んで焼けば、ほくほくで栄養満点の野菜として味わえます。
カレー粉・ナツメグ・ターメリック・クミン
カレー粉は、肉や野菜の種類を問わず相性もよく、量を調節することで、子どもにも高齢者にも好みの味になります。カレーを作るときに役立つスパイスのクミンパウダーもカレー粉やガーリックと一緒にまぜればインド料理のような味わいになります。ナスやタマネギ、ジャガイモを炒めたり、肉を炒めたりするときにカレー粉とともにクミンパウダー、ガーリック、ブラックペッパーなどをふりかけることでひと味違う料理のできあがりです。
また、肉のおいしさをひきたてるナツメグは、少しこったバーベキューを楽しむときに役立ちます。ハンバーグなどのミンチ料理や煮込み料理をするときに深みがでます。
残った野菜でスープなどを作るときは、カレー粉にターメリック(うこん)をいれると色づけだけでなく、消化を助けるので、食べすぎになってしまうバーベキューにはおすすめです。
いろんなスパイスを組み合わせて
スパイスは、どんな肉や野菜にも合います。人気のタンドリーチキンは、タンドリーチキン用の調味料などもありますが、スパイスを混ぜて漬けるだけでお手軽なものができます。
レシピは簡単です。
ビニール袋に鶏肉、ブラックペッパーと塩、カレー粉とターメリック、クミンなどを入れてまぜてつけておくだけです。スパイスは、安い肉をおいしくする効果があるだけでなく、何種類かブレンドをすることでより素材の味が引き立ちます。
食材が残ったら、残った野菜とお好みのスパイスをビニール袋に入れビニールをふって混ぜることで、うまく味がつきますのでそれを鉄板で焼けばおいしいおかずになります。
料理の幅を広げるスパイスをバーベキューに追加して楽しんでみてください!