目から鱗のナスレシピ☆バーベキューでの美味しい食べ方

夏から初秋にかけてが旬の野菜、ナス。バーベキューのナスって薄く切って焼くだけだよね…普段食べるよりいまいち美味しくない！という方のために、目から鱗のナスレシピをご紹介します。

ナスの旬や種類、選び方は？

ナスの旬は6～9月で、「秋茄子」と言われるのは8月の終わりから9月に採れるものです。ナスの95%は水分でできており、夏野菜特有の体を冷やす作用があり、夏バテを防いでくれます。夏の暑さが終わる、疲れがでてくる時期にぴったりですね。

ナスの種類は100種類以上もあり、丸いものや長いもの、大きいものから小さいものまでさまざま。スーパーでよくみかけるのは中長の「千両ナス」です。

皮の色が良くツヤがあって、ふっくらとしている実を選びます。ヘタの切り口が新しくガクのところにあるトゲがとがっているものが新鮮です。

実は最もおススメ！ナスの丸焼き

By: Ippei Suzuki

バーベキューでナスを焼くときは、薄切りにして焼いている方が多いようです。これは恐らく焼肉屋さんの焼き野菜を頼むと薄切りのナスが出てくる影響だと思われます。ところが、薄切りのナスだとすぐに水分が抜けてカラカラになり、食べてもあまり美味しくありません。

実は、バーベキューで一番美味しいナスのレシピは「丸焼き」です。切らずに丸ごとアルミホイルに包んで時間をかけて焼くと、ナス自身の水分が出て蒸し焼き状態になり、トロトロの焼きナスが出来上がります。

作ってみると「ナスってこんなに美味しかったの？！」と思うこと間違いなしです。

作り方

1.ヘタの部分をとって洗います
2.ヘタと反対側の部分に竹串で穴を開けます
3.アルミホイルで包みます
4.網に乗せて、ときどき返しながら焼きます
5.トングで触って柔らかくなっていればできあがり

お好みによって皮をむいて食べてください。
ただ焼くだけの丸焼きナスですが、つけるタレによって味わい方が大きく広がります。

タレの例

・しょうが醤油
・ポン酢
・めんつゆ
・にんにく醤油
・焼肉のタレ
・調味みそ
・オリーブオイル＆岩塩
・ゆずポン酢
・青じそドレッシング
・中華ドレッシング
・味噌マヨネーズ
・甘味噌
・めんつゆ＋天かす

おさえておきたいのは基本のしょうが醤油ですが、おすすめはめんつゆ＋天かす。トロトロのナスに天かすの香ばしさが加わってとても美味しいですよ！

いくつか用意して食べ比べてもよいですね。

ナスの豚バラ巻き

たまには別の食べ方もしたい、ということでしたら、カットしたナスを豚バラ肉で巻いて焼く「ナスの豚バラ巻き」はいかがでしょうか？油との相性がよいナスは、脂の多い豚バラとよく合います。

材料　4人分

作り方

1.ナスを洗って8等分に細長く切ります（串切り）
2.豚バラでナスを巻きます
3.2に塩コショウを振ります
4.巻き終わりを下にして網または鉄板で焼きます

焼肉のタレをつけて食べても美味しいですよ！

ダッチオーブンでナスの簡単グラタン

ダッチオーブンを使える場合は、ナスのグラタンもオススメです。ナスはチーズとの相性もばっちりです。

材料　4人分

下ごしらえ

1.ナスのヘタを取り、洗って、半分に切ります
2.水にさらしてアクをとります

作り方

1.ダッチオーブンを熱し、オリーブオイルをしいてから、ナスを軽く焼きます
2.ナスの上にミートソースをかけます
3.とろけるチーズをのせます
4.ふたをして、上下火で加熱します
5.10分程度焼いて、チーズが溶けたらできあがりです

バーベキューではよく残って隅っこで焦げている印象のナス。水分たっぷりの旬のナスは焼き方次第でバーベキューを盛り上げる一品になります。ぜひ試してみてくださいね！