キャンプに行く準備を入念にしていても、キャンプ場についたときに「あ!〇〇忘れた!」ということはありませんか?
今回はキャンパー100人にアンケートをとって、キャンプ場に到着したあと気づいた忘れ物トップ10をまとめました。忘れ物のチェックリストとしてもぜひご活用ください!
気になるキャンプの忘れ物トップ10!
一番多かったのは、なんとも意外なものでした。一つずつご紹介しますので、キャンプ前にはチェックしてくださいね。
⑩軍手
忘れ物・第10位は、軍手。キャンプやBBQに欠かせないアイテムが、意外にもランクインしました。特に男性に多かったです。
炭を手で触ると汚れてしまうので、そうならないように軍手を探していて「あ! 忘れた!」と気づくようです。準備のときには、炭などの忘れにくいものと一緒に保管しておくのがおすすめです。
⑨シュラフ
忘れ物・第9位は、シュラフ(寝袋)。これもキャンプ必携のアイテムですが、意外にも忘れてしまう方が多かったです。
日が沈んだあとも暖かい春夏キャンプなら、なくてもそこまで問題はありません。しかし、秋冬キャンプで忘れてしまうと、寒すぎて眠れなくなってしまいます。
秋冬にキャンプをする場合は、かならずシュラフのチェックをしましょう。準備のときに、テント+マット+シュラフ+枕をまとめておくのがおすすめです。
⑧カラトリー類
忘れ物・第8位は、カラトリー。
実は私自身、準備のときに「どんなキャンプ料理つくろう!」とウキウキしていて、おはしを忘れた経験があります。そのときは木の枝を削って代用しました・・・。
それはそれで楽しかったのですが、やっぱりちゃんとしたおはしのほうが良いです。キャンプ用の食器類は、日ごろから一つのボックスにまとめて保管しておくと、忘れ物を防げますよ!
⑦イス
忘れ物・第7位は、イス。まさかと思うかもしれませんが、意外と多くの方が忘れた経験がありました。「なくてもなんとかなる」と無意識に考えてしまうのか、つい忘れてしまうようです。
⑥ブルーシート
忘れ物・第6位は、ブルーシート。グランドシートやタープがわりにもなる便利アイテムですが、こちらもイスと同じでキャンプ必須アイテムではないので、つい失念してしまうようです。あると便利なので、おうちでもテントやタープなどの近くに保管しておくと良いでしょう。
さて。ここからトップ5です!
⑤着火剤
忘れ物・第5位にランクインしたのは、着火剤でした。つい入れたと思い、キャンプ場についてから「ない!」と気づく、そんな経験はキャンパーあるあるでしょう。
なくても火起こしはできますが、炭に直接火をつけようとしても大抵うまくいきません。やはり着火剤はキャンプに欠かせないアイテム。ふだんから忘れにくい炭の近くに保管しておくと良いでしょう。
④調理器具
忘れ物・第4位は、意外にも調理器具。
調理器具一式すべて忘れる人はさすがにいませんでしたが、包丁やまな板、お玉など一部を忘れてしまったという人はたくさんいました。包丁ならナイフやマルチツールなどでも代用できますが、お玉を忘れてしまった場合などは、汁物をどうよそえばいいのか困りもの。やはりキャンプに必須のアイテムですね。
いよいよトップ3です!
③テント
忘れ物・第3位は、なんとテント。キャンプの最重要アイテムですが、意外にもたくさんの方が忘れた経験をお持ちでした。もはや持っていくのが当たり前すぎて、ついつい油断してしまうようです。
②懐中電灯(ヘッドライト)
忘れ物・第2位は、懐中電灯(ヘッドライト)
キャンプサイトからお手洗いまで歩くとき、日中なら明るい懐中電灯はいりませんが、夜には道が真っ暗になるので、やはり懐中電灯は欠かせません。ただ、小物になるので、どうしても記憶から抜け落ちてしまいがちのようです。
①トング
忘れ物・栄えある(?)第1位に輝いたのは、トングでした。
キャンプやBBQに欠かせない定番アイテムですが、こちらも小さいのでついつい見落としてしまいがちなようです。「お箸で大きな肉を焼くのは、ホントきつかった・・・」という声がたくさん聞かれました(苦笑)
キャンプの忘れ物の共通点
他にもさまざまな忘れ物がありました。たとえば、
・ガスコンロを使おうと持っていったのに、ガスボンベを忘れた
・家の冷蔵庫から食材を取り出してくるの忘れた
なんて人も。
話を聞いてみて、キャンプの忘れ物には共通点があると感じました。それは、ほとんどの忘れ物が「なくてもどうにかなるアイテム」ということです。
なくてもどうにかなる、でもあったら便利なアイテムは、優先度がどうしても低くなるので、ついチェックを忘れがちです。より充実したキャンプを楽しむためには、自分なりのチェックリストを作る、当日に忘れにくいものと一緒に保管しておくようにするなど、未然に防ぐ仕組みを用意しておきましょう。
おわりに
せっかくのキャンプも、忘れ物ひとつで楽しくなくなってしまう可能性も。一番多かったトングをはじめ、着火剤やブルーシートなど、あったら便利なキャンプアイテムは忘れないように注意しましょう!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。