災害。それはいつ起きるか分からないものです。北海道胆振東部地震のとき、筆者も数日間停電生活を体験しました。そのとき、アウトドア用品の中でも「○○があってほんとによかった!」「万が一に備えて○○も購入しておこう!」と思ったアイテムを今回ご紹介します。
いつ・誰に何が起きるか分からないのが、災害。万が一のときに使えるアイテムを準備しましょう。
持っていて本当に良かったアイテム
私が実際に持っていて、「助かった!」と思ったアイテムをご紹介します。
ランタン
ランタンにはガソリンや灯油など燃料が必要なタイプと、太陽光などで使える燃料を必要としないタイプの2種類があります。可能であれば、どちらも持っておくのをおすすめします。
ガソリンや灯油のランタンは燃料不要のランタンより明るいので、真っ暗なおうちの中でも安心できますよね。しかし燃料は災害時に貴重なので、無駄使いはできません。
太陽光充電のランタンでも、日中しっかり充電しておけば、暗くなった後にじゅうぶん使えますよ。天気が悪いときは燃料を使うランタン、それ以外は太陽光タイプのように使い分けるのがおすすめです。
ヘッドライト
ヘッドライトも便利でした。ランタンと違って手がふさがらないので、なにか作業するときはこちらのほうが助かります。ホームセンターなどで1,000円くらいで販売しているアイテムもあるので、万が一の時に備えて準備しておくことをおすすめします。
個人的なおすすめは、ブラックダイヤモンドのヘッドライト。私も使っていますが、耐久性に優れており、壊れることなく6年目に突入しております。
ファイヤースターター
気温が低い季節に停電になってしまうと、暖を取ることも困難に。そんなときには、ファイヤースターターが便利です。
ファイヤースターターとは、マグネシウムでつくられたスティックを擦ることで、火花を発生させ、火種に引火させるアイテムです。火種が必要になりますが、白樺の皮など自然のもので代用できます。
火おこしができれば暖がとれるので、一家にひとつ、ファイヤースターターを用意しておくといいですよ! いざというときスムーズに着火できるよう、日頃から練習しておくと良いですよ。
今後購入しよう!と思ったアイテム
今回、私が実際に停電を経験し、近いうちに購入しよう!と思ったアイテムをご紹介します。
ファイントラック:ナノタオル
ファイントラックのナノタオルは、お風呂に入れないときに清潔を保つために役立つアイテムです。世界最先端の超ファインポリエステルファイバーの力によって、水だけで皮脂などの汚れや油をスッキリ落とすことができます。
停電のときは暖かい季節だったので水シャワーを浴びたのですが、体が芯から冷えてしまい、ガクブル状態に…。ナノタオルがあれば、石鹸を用意する必要もなく、水だけで体を清潔にできたのにと後悔しました。
浄水器
災害時にはコンビニの水が品薄状態になります。そんなとき浄水器があれば、川の水をろ過して飲み水に変えられるんです。北海道の川の水で恐れられている「エキノコックス」という条虫もしっかりシャットアウト! 安心して川水が飲めますよ(海水はろ過できません)
おわりに
災害はいつ・どこで起きるか予想できません。今回、筆者が北海道胆振東部地震を経験した中で役に立ったアイテムと、今後欲しいアイテムをご紹介しました。みなさんも万が一の時に備えて、アウトドアでも使えて災害時にも役立つアイテムを揃えてみてはいかがでしょうか。
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
2 件の口コミ
あうとどあおじさんさん [
]ファイヤースターターはマグネシウムじゃ無くてフェロセリウム合金です。
匿名さん [
]総合的にみて、非常に役に立った。ありがとうジョニー。