探してみよう!夏山で見られる癒しの野花

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夏のキャンプやハイキング、登山など、自然に囲まれ、たっぷりの癒しを得られる絶好の機会。心身ともにリラックスできるひとときですよね!

野山や川を歩いているだけでも、じゅうぶんな癒し効果があるのですが、プラスアルファとして、野花探しの散策をしてみませんか?

何気に歩いていると気づかないことが多いけれど、意識をして歩いていると、あちらこちらから可愛い野花達が顔をのぞかせています。

小さな野花を見つけることで、さらに季節を感じることができますよ!

 

ユキノシタ

濱林頌一さん(@keari_shouichi)がシェアした投稿 -

山地の木陰や岩場などに多く見られるユキノシタ。薄暗く湿り気のある場所を好み生息しています。

5枚の花弁のうち、上の3枚が小さいのに対して、下の2枚の花弁は白く長く伸びているのが目立ちます。

さらに特徴的なのが、赤い糸のようなランナーを次々と出し、小株をつくり増殖させます。

かつては薬として重宝され、葉は山菜として食べていたそうです。

 

ツユクサ

Yoshiteru Tomidokoroさん(@tomidoro_yoshiteru)がシェアした投稿 -

身近な草花として、目にしたことのある人が多いと思います。

このツユクサは、花弁をつぶすと色が付くため、ツキクサと言われ、それがツユクサに変化したそうです。

とても爽やかな青色の色素は、青い水性ペン代わりになり、友禅染の下書きなどに使われています。

ツユクサの花をつぶして、絵手紙を書いてみても素敵ですね!

ただ、お昼までには花がはしぼんでしまうので、観察するなら朝がおススメです。

 

ホタルブクロ

nanako ・*☽さん(@marmelo_moon)がシェアした投稿 -

ホタルブクロは、林や山の斜面などに群生しています。

提灯によく似たいくつもの釣り鐘型の花が、下をうつむくようにして咲くのが特徴的で、昔から親しまれている植物です。

一般的な花の色は、紫がかった淡いピンクですが、色の濃淡には個体差があり、色の濃い紫やピンクの花を咲かせるものもあります。

ホタルブクロの名称は、チョウチンバナやトックリバナ、アメフリバナなど、地域によってさまざまな呼び方があるようです。

ふわっとした優しい姿に癒されますね!

 

ハッカ(薄荷)

倉敷薄荷さん(@kurashiki.hakka)がシェアした投稿 -

スーっとする香りでおなじみのハッカは、「日本のミント」と言われており、湿った場所を好んで生息しています。

スペアミントやペパーミントなどの栽培種よりは柔らかい香りですが、葉を揉むんで匂いを嗅ぐと、鼻を抜ける爽快感があります。

昔は、疲れ目を解消してくれる効果があり、目薬代わりにしていたことで「メグサ」とも言われているそうです。

散策中にハッカを見つけたら、ハッカのメントールの香りでリフレッシュしてみてくださいね!

 

ヤブラン

岳ぴーさん(@takeppys)がシェアした投稿 -

薄紫色の小さな可愛い花をたくさんつけるヤブランは、林内に多く生息しています。

葉は常緑で、1年じゅう青々としています。特に春には、力強い生命の息吹をかんじるほど、新しい葉がいっせいに出てきます。

10月くらいまで咲いた花が終わると、光沢のある黒色の実ができます。この実は、地面に強く叩きつけると、ゴムボールのようによく弾むそうですよ!

 

オカトラノオ

Yoshihiro Kakikiさん(@ykakiki)がシェアした投稿 -

可憐な白い花の穂をつけるオカトラノオは、梅雨などのジメジメした環境に強く、山地の林や草地で見られます。

穂は緩やかに垂れ下がり、穂に咲く花は、下から上へ咲き進みます。見た目がまるで、虎の尻尾のように見える事から、この名がついたそうです。

この花は、チョウ類などの訪花昆虫に人気があり、さまざまな昆虫が次々にやってくるそうです。この花と一緒に、昆虫観察も同時にできますね!

 

ヤブカンゾウ

トトロの庭さん(@totorono28)がシェアした投稿 -

このヤブカンゾウは、春の新芽は「かんぞう」と呼ばれる、人気のある山菜ということをご存知ですか?

そして夏には約8cmにもなるオレンジ色の大輪の花を咲かせてくれます。その花は、野生種には珍しい、八重咲きで迫力があります。地下茎で盛んに繁殖するので、群生したヤブカンゾウが一気に咲き始めると、さらに迫力と華やかさが増した光景となります。

ちなみに、一重咲きのノカンゾウや、ニッコウキスゲも同じ仲間です。

 

カラスウリ

@ coma_berenices_r1がシェアした投稿 -


カラスウリというと、秋の野山で見られる、真っ赤な実を思い浮かべる人が多いと思いますが、夏には見事な花を咲かせることはご存知ですか?

その花は、花冠の先が糸状に細かく切れ込み、まるでレースを覆いかぶせたかのような、とても美しい花なのです。

開花の時間は、夜から明け方まで。夜ひっそりと咲くところが神秘的ですね。

日が昇るころに花はしぼんでしまうので、早朝の散策であれば出会えるかもしれませんよ!

 

最後に

すでに身近で見たことのある植物でも、夏の野山で観察すると、今まで以上に美しく感じたり、新たな発見ができたり。夏山の散策がよりいっそう楽しいものになりますよ!

散策するときに、野花などの図鑑を携帯していくと、その場で植物の名前や特徴などがすぐに分かるのでおススメです。

ぜひ夏山で、小さな癒しをたくさん見つけてみて下さいね!

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