羅臼岳は世界遺産、知床半島の代表的な最高峰で、「知床富士」とも呼ばれます。
登山ルートは、岩尾別口と羅臼温泉口があります。羅臼側からはルートも長く、途中直登部分があったり、8月まで雪渓が残り、登山道が不明瞭で道に迷うリスクもあります。最初は、岩尾別側からがおすすめです。
人気の岩尾別ルートですが、頂上付近にはガレ場の急傾斜があるので、滑落には最大限の注意が必要です。軽アイゼンなどの装備があると安心。
登山者が多いルートですが、ヒグマとの遭遇も多い場所です。熊鈴、熊スプレーなどの対策も怠らないようにしましょう。
羅臼岳は標高1661mですが、毎年9月下旬には冠雪します。真夏であっても防寒着は必須、秋でも雪に見舞われた時の準備も必要です。
コースタイム
登り:5時間
木下小屋登山口 ~(40分)~ オホーツク展望 ~(70分)~ 弥三吉水 ~(70分)~ 銀冷水 ~(30分)~ 大沢 ~(30分)~ 羅臼平 ~(30分)~ 岩清水 ~(30分)~ 羅臼岳山頂
下り:3時間45分
羅臼岳山頂~(25分)~ 岩清水 ~(25分)~ 羅臼平 ~(25分)~ 大沢 ~(60分)~ 銀冷水 ~(60分)~ 弥三吉水 ~(60分)~ オホーツク展望 ~(30分)~ 木下小屋登山口
岩尾別口から羅臼岳山頂を臨むコースで、羅臼温泉コースより一般的です。
アクセス
岩尾別登山口の木下小屋周辺で駐車可能。
山小屋情報
木下小屋 30名 6~9月
オススメの季節とその理由
6月から8月がオススメです。8合目の羅臼平のお花畑には様々の花が開花します。エゾコザクラ、イワギキョウ、アオノツガザクラなどが見られます。
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