あたたかく過ごしやすい気候になって、今年もバーベキューシーズンの到来。
でも、火起こしや重い機材のことを考えると自分たちだけでやるのはなんだか難しそう・・・。そんなビギナーでも、これさえ読めばバーベキューができちゃうポイントをまとめてご紹介します。実はポイントさえ押さえてしまえば、あとはみんなで楽しくやるだけ。楽しくなければバーベキューじゃない!マナーと安全に気をつけて、素敵なバーベキューライフを!
今回バーベキューに挑戦したのは・・・
・りなちゃん
アウトドアやバーベキューに詳しい元気な20代女子
・あさかちゃん
アウトドアには興味や憧れがあるが、どうすれば良いかわからない20代女子
準備手順
1.まずは友達に声をかける
まずはメンバー集めから。仲の良い人に声をかけよう。
何人集まるかによって1人あたりのかかるお金や用意する食材の量がかわってくるので、早めに予定を調整してもらいましょう。
「まずはメンバー集めからだよね!あさかー。バーベキューやろう」
「いいよーやろう!」
2.場所を探す
やはり大事になってくるのが場所です。バーベキューができる公園や場所は当サイトでもご紹介中です。
山手線の内側に火を使える公園はありませんが、荒川の河川敷や、江東区の公園、在住また在勤しか使えない制限はあるが中央区の公園を中心に、車で1時間圏内に使える公園・広場が約40箇所あります(アウトドアハッカー調べ)。
「色々な場所でできるみたいだけど、どこでやろっか?」
「公園でバーベキューがやりたい!」
3.場所の予約必要かどうか確認する
「公園によっては前月や前々月から予約が始まるから、すぐに予約が埋まってしまう場所もあるらしいよ」
■予約不要の公園で場所取りが必要な場合
5人規模なら現地へ9時ごろの到着でも場所は取れるかもしれませんが、広めの場所や利便性の高い場所を押さえるのは難しいかも。ブルーシートやビニールテープを持って始発で行くのがいいでしょう。この場合機材は他の人に任せましょう。30人規模なら始発でも遅いくらいなので注意が必要です。
「良い場所や広めの場所は先着順に埋まっていくから、早めに行って用意しよう」
「場所取りって大切だもんね。頑張って始発で行こうか」
■予約必要な公園の場合
「電話予約を受け付けていると公園のウェブサイトに書いてあっても実は電話が繋がらず、現地へ行かないと予約が取れない公園が意外と多いんだ」
「予約開始日前に1回電話で問い合わせてみるのがいいね」
4.予算を決めよう
参加者の人数によって変動しますが、目安として1人当たり3,500円~4,000円くらいが一般的でしょう。
「食材で1500円、ドリンク1000円、レンタル代1000円くらいにしよう」
「ちょっと予算を増やしてリッチな食材を買うのもいいかも!」
5.食材とドリンクの手配を考える
鮮度の問題もあるので、食材は当日近所のスーパーで買うのが一般的。食材の配達にも対応してくれるレンタルサービスもあります。
予算にもよりますが、食材は女性の場合1人あたり200gの肉を目安に買うといいでしょう。バーベキューは長い時間かけて食べるので、意外と多めに食べます。
ドリンクは酒専門店が指定の場所まで運んでくれるサービスを実施しています。少し割高になりますが、配達を頼んだほうが便利なことが多いでしょう。
「重い機材とか準備が大変だからレンタルサービスを頼もう!」
「いろんなサービスがあるね。レンタルサービスを選ぶときは確かな信頼できるところに頼みたいね」
6.忘れ物はないかな?
忘れ物がないように、事前準備のリストを活用すると便利です。
前日準備に便利な準備リストのプレゼントキャンペーン中!(詳細は記事の最後に)
バーベキュー前日に大切なこと
「初めてのバーベキュー、ちょっとドキドキ! 事前にしておかなきゃいけないことって何かな?」
「荷造りは済ませておこう。チェックリストを活用すると便利だよ。」
「なるほど。当日はどんな服装がいいんだろう?」
「動きやすいことが大事だから、スニーカーやパンツスタイルがオススメ。ヒール、スカートは避けたほうがいいかな。汚れやすいから白い服も避けたほうがベターだよ。」
「虫除けや日焼け止めの対策もしておくと安心だね!」
「当日は時間との勝負。たくさん動けるように、前日は早めに寝るようにしようね。」
「早起きして重い荷物を持っていくの、不安だなあ…」
「そんな時はレンタルサービスを使うと心強いね!」
おさらい
ここでバーベキュー前日までにすることをおさらいしましょう。
・まず人数を集めよう
・場所を探そう(迷ったらhttp://outdoor-hacker.com/bbq/bbq_area/をチェック)
・公園を決めたら、予約の方法を確認しよう
・予算を決めよう
・食材とドリンクの手配を考えよう
・準備リストに沿って準備しよう
これで事前準備はバッチリ!いよいよこの後バーベキュー当日の流れとポイントを説明します。
準備
1.場所の取り方
ビニールテープは場所によっては使用禁止の場合もあるので、できるだけタープやブルーシートを使うようにしましょう。タープとは上の画像のような日除けのことです。
【豆知識】タープは雨除けにもなります。 雨が降るとBBQはとてもつらいものになってしまうので、ぜひタープは準備することをおすすめします。また、側面のカバーがあると風よけにもなるのでより快適に。
「タープがあれば日除けや雨除けになるよ。」
「それに自分たちの場所が遠くからでもよくわかるね!」
2.機材の調達方法
バーベキュー機材は買い揃えると高いうえに、持ち運びも重いです。そんな時はレンタルサービスを使いましょう。レンタルサービスなら指定の場所まで運んでくれるところもあります。
機材の組み立ては複雑そう…。そんな心配もありますよね。だいたいの機材は説明書を読めば簡単に組み立てられるものが多いです。複数人での協力が必要なタープやテントから組み立てて、その後で組み立てが簡単なテーブルや椅子に取り掛かると効率的です。
「組み立ててみると実際は簡単なんだよ!」
「これなら女の子だけでも組み立てられるね!」
3.準備が整ったら
「さっそくコンロに炭を入れよー」
「ちょっと待った!」
「じゃ~ん。アルミホイル!そのまま炭を入れるんじゃなくて、先にアルミホイルを敷くとGOODだよ!コンロが長持ちするだけでなく、片付けもすごく楽になるんだって!」
「なるほどー!片付けが楽になるのはうれしいね!あれ?わたしのコップがなくなった!どこ~?」
「コップやお皿には目印をつけるか名前を書いておくとわかりやすいよ!マスキングテープでお皿の端をデコレートするのも可愛いね♪」
4.火起こし
風通しが一方通行になるように炭を組んで、うちわなどで風を送ることで火起こしをします。今回はもっと手軽なやり方、煙突効果を使って簡単に火起こしをしてみましょう。煙突効果とは、空気が温まれば熱が上昇し、空いたスペースに空気が流れ込むという原理です。
5.煙突効果を使った火起こしの仕方
①中央に炭を一枚下に敷く。
②その炭を囲うように炭を縦に置く。筒状になるように配置する
③中央に置いた炭の上に着火材を置き、火をつける
④炭は火が着くまでは高く積む。
「手順どおりにやったら簡単に火をつけられたね!」
「そうだね。意外と簡単でしょ?」
炭が白くなったら火がついたしるしです。炭の高さや量を調節して端から3段階くらいの火力の差ができるように調節します。火力が強いほうで焼いて、焼きあがったものは火力が弱いほうに移すと◎。ワンポイントとして鶏肉など一気に表面を焼いてそのあとじっくり火を通すと美味しくなります。また、BBQの炎は素材を焦がしてしまうので、炎が出たら水鉄砲や氷で炎を消火しましょう。鶏肉、豚肉は肉の性質上、肉芯まで菌がいる可能性があるので、中までしっかり火を通してください。
「これを知っておくとかなり便利だね!」
「知らなかった!これを知っていればもっと美味しく焼けるね♪」
「あと野菜は小さすぎると網から落ちちゃうから、いつもより気持ちだけ大きめに切るのがポイントだよ!」
「なるほど!」
バーベキュー
準備が整ったらいよいよバーベキュー本番。肉や野菜を焼きましょう。夏場は肉などが外に出ていると傷みや味に影響し、食中毒の危険性が増しますので、必ずクーラーボックスで保管しましょう。焼き上がり時間を考慮してバランスよく配置しましょう。ジャガイモやナスなどはアルミホイルに包んで炭の隣に置くのも技アリ。
肉は表面をカリッと焼き、中はジューシーな状態を作りましょう。その為には、しっかりした温度管理が必要になります。塩コショウ+焼肉のタレだけにならないように、スパイスやステーキソースを多用してみましょう。
「ニンジンなどの硬い野菜は火が通るまで時間がかかるので先に焼こう!」
「お肉早く食べたーい!」
お肉の焼き方提供:横浜バーベキュー協会
火力の維持
火力が足りないと気づいてからでは遅いので、炭は早めに追加していきましょう。
「りな!!火が弱くなってきたよー。そうだ!ダンボールとか紙入れれば?」
「ダメだよ!ダンボールとか紙を入れても灰が散るだけだから!」
「そうなんだー!」
片付け
1.炭の火を消そう
最後まで安全にバーベキューを楽しむためにも、火の後処理はとっても重要。
炭はコンロが傷んでしまうので、鉄のバケツなどに炭を移して少しずつ水をかけて火を消します。
また、一見火が消えたと思っても、炭の内部には火種が残っていることもあります。水がひたひたになるくらいかけましょう。
不安な場合は、炭を細かく砕いて中身を確認しましょう。
「いきなりたくさんの水をかけちゃうと熱い蒸気が出てきて危険だよ! 必ず少しずつ水をかけるようにしてね!」
「わかったー!これならやけどの心配もないね!」
2.ごみは絶対持ち帰ろう
炭を捨てていく人がたまにいますが、絶対ダメ! ごみも必ず持ち帰りましょう。
炭は分解されて土になるまでにとても時間がかかりますので、絶対に捨ててはいけません。またゴミも必ず、分別をして持ち帰りましょう。事前にゴミ袋を分けておくといいでしょう。
「大変だけど炭は絶対に持ち帰ろう!」
「みんな捨てると公園が炭だらけになっちゃうもんね!」
3.ごみ拾いしよう
自分たちが使った場所はごみ拾いを必ずやりましょう。来た時と同じ状態にするのがマナーです。
「あさか!キレイにして帰ろうね!来た時と同じ状態にするのがマナーだよ!」
「はーいキレイにすると気分も良くなるね!」
まとめ
バーベキュー当日の一通りの流れとコツをご紹介しました。
・場所を決めましょう
・機材を調達しましょう
・火を起こしましょう
・火力を調整しましょう
・火をきちんと消しましょう
・炭とゴミは必ず持ち帰りましょう
そして最後に、今回使用した準備リストをツイートしてくれた方全員へプレゼント!
キャンペーン概要
1.Twitterでアウトドアハッカーをフォロー!
Follow @outdoor_hacker
2.下記のボタンからツイート!
もともとのテキストの修正削除はしないでください(付け足すのはOKです!)
ツイート
3.ツイートしてくれた方全員へ準備リストをDMにてプレゼント!
周りでバーベキューをしている人たちとトラブルにならないように、マナーと安全に気をつけて素敵なバーベキューを楽しんでくださいね。
アウトドアハッカー編集部です。アウトドアやキャンプをやりたい!と思っていただけるような記事を作っていきます。Facebookにて更新をお知らせしておりますので、ぜひ「いいね!」を押してください!
https://www.facebook.com/outdoorhacker.page
関連する記事
-
まずはここから!バーベキューの場所探し8つのポイント
(評価数:0件) -
【バーベキュー幹事で失敗しないノウハウ】バーベキューのプロ徹底監修・バーベキューの準備リスト
(評価数:0件) -
【鉄板の用途は焼きそばだけじゃない!】鉄板の知られざる活用法
(評価数:0件)