アウトドアで使うテントには、キャンプ場で使うタイプのテントや縦走登山で使うテントなど、さまざまな種類があります。大きなテントは居心地がいいですが、設営がめんどう&難しいなど、その特徴もいろいろです。
山岳テントは、お値段こそ高いですが、簡単かつ軽量化されているものが多いので、普通のキャンプでも大活躍します! 今回はおすすめの山岳テントをご紹介します。
山岳テントとは「登山用テント」
「山岳テントと普通のテント、何が違うの?」と疑問の人もいるでしょう。山岳テントとは、連泊しながら登山をするときに使うテントのこと。とても丈夫な造りになっており、軽量化されているテントがほとんどです。
普通のテントの場合、大きさにもよって変わりますが、重さはだいたい4kg~10kg。一方、山岳テントは1kg~2kgほどなんです。ツーリングキャンプや徒歩キャンプなど、荷物の重さを重視するキャンプのときに、山岳テントは軽くてラクチン。
さらに設営もしやすく、ほとんどの山岳テントが5分もかからず設営できちゃいます! 大人数でキャンプをするときは、普通の大きいテント、少人数のときは山岳テントを使うなど、使い分けてもいいでしょう。
①MSR (エムエスアール):Hubba Hubba NX (ハバハバ NX)
アウトドア好きなら、一度は聞いたことのあるブランド・MSRが発売している「Hubba Hubba NX (ハバハバ NX)」。
風に強いのが特徴の山岳テントなんですが、それもそのはず。ポールが航空機グレードの複合素材で作られており、弾力性に優れているんです。また風を受けると、その強さに合わせて曲がり、元に戻る性質があります。
テント全般に言えることですが、年数が経つにつれて、劣化によってシームテープがはがれてしまうことがあります(筆者の持っているテントも、10年くらい使っていたらシームテープがはがれてしまい、防水機能がなくなりました…!)
しかし、この「Hubba Hubba NX (ハバハバ NX)」は、耐水性が高い縫製によってシームテープを使っていないんですよ!(またそれが軽量化にもつながっています)
定価62,000円(税別)とお値段は高いですが、その分過酷なフィールドでも使えるテントなんです。2人用なので、夫婦やカップルにピッタリなテントですよ~!
②NORDISK(ノルディスク):Telemark 2 ULW (テレマーク2 ULW) フォレスト・グリーン
「とにかく軽いテントが欲しい!」そんな方におすすめなのが、NORDISKの「Telemark 2 ULW (テレマーク2 ULW) フォレスト・グリーン」です。
このテントの重量は、なんと880g。カーボン製のポールを採用しており、とても軽いんです。
でも、ただ軽いというわけではありません。インナーポケットやベンチレーション機能などもきちんと搭載しているので、小物を入れたり、テント内の換気をしたりもできます。
ただ、山岳テントの中でもお値段がダントツに高く、定価140,000円(税別)。ノルディスクブランドは比較的高いアイテムが多いですが、とても人気があり「高いお金を出しても欲しい!」という人が数多くいるんですよ。
予算に余裕があって「とにかく軽量のテントが欲しい!」と考えている人は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
③PUROMONTE(プロモンテ):VL-26A(2人用)
山岳テントの中でも日本で特に人気なのが、PUROMONTEの「VL-26A」。超軽量山岳テントで、両側に入口がある珍しいタイプなんです。
テントの出入り口がひとつの場合、テントの造りによっては、人をまたがないと出入りできないものがあります。しかし、両側に出入口があるVL-26Aは、その問題を解決してるんですよ。
また、両側の出入り口部分にフルメッシュを採用しているので、通気性がとても良いんです。とても暑い夏のキャンプのときなど、気温に合わせて調節できるのが嬉しいポイントですね。
総重量は1.75kgと軽いので、ツーリングキャンプや徒歩キャンプのときでも、持ち運びがラクチン! 軽くて通気性のいい快適なテントを探している人におすすめのテントですよ~!
※VL-26Aよりも間口が長い「VL-26TA(2人用)」「VL-36A(3人用)」もあります。
おわりに
テント選びって、とても悩んでしまいますよね。どんなテントがあるのか、どんな機能があるのかなど、分からないことがたくさんあります。
今回は山岳テントの中でも、おすすめの山岳テントをご紹介しましたので、「山岳テント選びで悩んでいる!」という人は、ぜひ参考にしてくださいね~。あなたにピッタリなテントが見つかりますように。
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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