テントサイトのレイアウトは、キャンプ事情によりさまざま。今回はレイアウトを考えるときに使えるちょっとしたコツをお伝えします。
駐車場所を選べる場合は、風上か東側に設置
駐車する場所を選べる場合は、車を風よけに使うと便利なので、風上に車を駐車するのがおすすめです。また朝日を遮りたい場合は東に止めると良いでしょう。
テントとタープを連結し、タープの横にテントを設置
タープをテントと連結しておくと、急な雨に降られても、すぐテントに入れるので安心です。
また設置する順番は、まずタープをたてて、次にテントをたてる、という流れがおすすめです。タープの下にチェアやテーブル、クーラーボックスなどを配置しておけば、テント設営の合間に一息つく場所が確保できます。また設営中に雨が降っても、濡れないで済みます。
こうした動線を考えて、タープはテントの入り口に設置しましょう。
テントは小石などがない場所へ設置
テントでの寝心地は大事なので、設置するときに地面がゴツゴツしてないかよく確認しておきましょう。いざ夜になって小石や地面の固さが気になっても、そこからテントは立て直せません。
また、風下や通路から離れた場所に設置すると、風音や人通りの音が少なく静かなため、落ち着いて眠れますよ。
By: Michel Kalff
キッチンは、タープやテントと離れた場所に
タープの真下にキッチンがあれば便利ですが、タープやテントの生地は火に弱いので、万が一を考えると避けたほうが良いです。
よって、タープの下にはテーブルセットを設置し、キッチンは少し離れた場所に設置しましょう。作業効率を考えながらコンロやテーブルの高さを揃えるなど、実際の調理の流れを考えておくと快適です。イスはみんながタープの下をスムーズに動けるよう、気をつけて置きましょう。
大人数の場合
6人以上の大人数で楽しむ場合、タープの下にテーブルを並べると、それだけでスペースがなくなってしまいます。そこで2つのタープと大きめのテントにしたり、テントとタープを2つずつ設置したりしましょう。
テントを2つ設置する場合、入り口同士をつなげるようなレイアウトがおすすめです。行き来ができるため、子どもがいる場合は喜びます。また、タープもやはり隣同士にして連結させた方が、リビングスペースがより広くなるので便利です。
サイトが狭い場合はL字型のレイアウトに
サイトのスペースがあまりとれない場合は、キッチンテーブルとコンロをL字型に配置するのもおすすめです。小さい子どもがいる場合は、タープ下やテントを見渡せるよう、対面式のキッチンになるレイアウトを作ると良いでしょう。調理しながら子どもに目が行き届くので安心です。
イスやテーブルはロースタイルがおすすめ
イスやテーブルを設置する場合、低めの高さでそろえると快適です。これから新調したりレンタルしたりする場合は、ぜひ一度、低めのものを試してみてください。タープ内の空間をより広く感じますし、子どもも高齢者も座りやすくて安心です。低い分、足部分のパイプがないので、荷物も少なく軽くなり持ち運びにも便利ですよ。
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