子どもにお手伝いをさせていますか?お手伝いには、「複雑な作業を自分で分解し、段取りして実行する力がつく」「自立につながる」「責任感がめばえる」「親子のコミュニケーションが深まる」など、さまざまなメリットがあります。
メリットがあるのはわかっていても、家では「子どもがやる気にならない」「やりたがっても自分でやった方が早いのでついつい断ってしまう」という方も多いのではないでしょうか(うちもそうです・・・)。
でも、キャンプという特別なシチュエーションなら、気持ちと時間に余裕があるため親ものんびり暖かくお手伝いを見守ってあげられます。キャンプをきっかけにお手伝い力アップを目指しましょう!
キャンプでできるお手伝いの例を、年齢層別にあげてみます。
3歳までのお手伝い
まだできることは少ないけど、好奇心旺盛でいろいろなことをやりたい気持ちが大きい時期です。
・軽い荷物を運ぶ
・ゴミ捨て
・ゴミ拾い
・(調理で)混ぜる
・カトラリーを並べる
年中さんから年長さんのお手伝い
できることがぐっと増えてくる時期です。子ども用の包丁やピーラーを用意してあげると、喜んで手伝ってくれます。
・ペグ打ち
・(火起こしで)あおぐ
・肉をひっくりかえす
・野菜を洗う
・簡単なものを切る
・ピーラーで皮をむく
・盛り付ける
小学校低学年のお手伝い
まだまだ失敗も多いものの、自分で考えてお手伝いができるようになってくる時期です。少し難しいかなと思っても意外とできてしまいます。
・設営や火起こしの補助
・テーブルの組み立て
・米をとぐ
・卵を割る
・盛り付けをまかせる
・洗い物
小学校中学年からのお手伝い
中学年以上となるとたいていのことは教えればできます。役割を与えて、まとまった単位でまかせてしまいましょう。
・テントやタープの設営
・火起こし
・簡単な料理(カレー、焼きそばなど)
キャンプでお手伝いを頼むときのポイント
最後に、我が家の子ども達にキャンプでお手伝いを頼むときに心がけていることをご紹介します。
・ありがとうを言う
・失敗をしからない
・強制しすぎない
・ゆっくり見守る
・少し難しいことでもやりたがったらやらせてみる
お手伝いを強要しすぎてギスギスするのは避けたいもの。キャンプの楽しさが損なわれないように、遊びやイベントの一環として自然な流れでお手伝いを頼めるといいですね。
キャンプはお手伝い力アップのチャンス。キャンプで経験したことで、日常生活でも進んでお手伝いをしてくれるようになるかもしれません。期待しすぎることなく、楽しくチャレンジしてみてくださいね。
2人の男子の母。キャンプでは調理担当です。設営と火起こしは主人の担当なのでよくわかりません(!)好物は焚き火とビールとお風呂。日帰り温泉が近いかどうかでキャンプ場を選ぶタイプです。神奈川・山梨によく出没します。今は子連れのどたばたキャンプですが、子どもが大きくなったら夫婦でおしゃキャンしたいので情報収集に努めています。
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