この記事では、キャンプで魚を上手に炭火で焼く方法をご紹介します。キャンプで魚を炭火焼きすることがあると思いますが、その都度「網に魚の身がこびりついてしまう」「全然上手に焼けない」という経験はありませんか?この記事を読めば、コゲることなく上手に焼けますので、魚を最大限に美味しく食べられます。
なぜ上手に焼けないのか?失敗する理由
キャンプなどのアウトドアシーンで魚を炭火焼きするときに、身が網にこびりついてしまって、食べるところがなくなった!という人も多いと思います。しかし毎回気をつけて弱火で焼いているのに、どうしてか失敗しちゃうということ、ありますよね?
実は火力が強いと魚の身や皮が網についてしまうのです。「え?弱火は火力強くないでしょ!」と思ってしまいますが、極弱火にしないと炭火の場合は強すぎるのです。ただ、注意点として極弱火よりも弱い火力だといつまでたっても焼けません。そのため、魚を炭火で焼くときは火加減がとても重要なのです。
魚を炭火で上手に焼く方法
火力が強すぎてもダメ、弱すぎてもダメ、では目安はあるの?っと思いますよね。中には「失敗するから魚はキャンプのときに焼かない!」という人もいます。今回は誰でも簡単に上手に焼ける方法を順番にご紹介していきます。
網はしっかり焼く!
まず炭火で焼く準備をしましょう。焼き台に炭を入れて火を起こします。火が安定してきたら、真っ赤に燃えている状態の炭を細かく砕いていきます。きちんと火がついている炭を選ぶのがコツです。このとき、炭の量が多い場合は焼き台から取り出しましょう。
ここで重要なのが、魚をすぐに網の上に乗せてはいけないこと、魚をのせる前にしっかりと網を温めることです。網が温まっていないと、魚の身がこびりつきやすくなりますので、魚をのせる前は十分に網を温めましょう。
炭の量を気をつけよう!
十分に網が温まったら、魚を網の上にのせますが、炭の量を必ずチェックしてください。魚1匹を焼くのであれば、ゴルフボールくらいの炭を魚の頭、胴体、尻尾にそれぞれひとつずつ置いていきましょう。網から5㎝ほど離したところに手のひらを置き、10秒くらい我慢できるくらいの火力で十分です。それ以上火力が強いと、魚の身がこびりついてしまいますので、注意してくださいね。
極力いじらない!
魚を焼いているとき、身の状態が気になって何回もひっくり返したいところですが、ここはグッと我慢してひっくり返すことはやめましょう。ただしどれくらい表面が焼けたのか気になる人は、箸などで魚の端を持ち上げて覗き込んで見ましょう!くれぐれもひっくり返さないように注意してくださいね!
このときに火力が強いなと感じたら、すぐに炭を少なくします。少しめんどくさいですが、美味しい魚を食べるために、火力調整は行ないましょう!表面がパリッと焼けているのを確認出来たら、ここで初めてひっくり返します。皮の方もパリッと焦げ目が少しつくくらいで大丈夫ですよ!
皮の薄い魚は要注意!
魚には色々種類がありますが、さんまなど皮の薄い魚を焼くこともあると思います。皮の薄い魚の場合は、火力調整を少しでも間違ってしまうと、速攻で網に皮がくっついてしまいますので、弱いかな?くらいの気持ちの火力で焼いていきましょう!
おわりに
キャンプなどのアウトドアシーンで魚を焼くときは、①網をちゃんとあたためて、②極弱火、③焼いている最中の火力調整をしっかり行なうことで、炭火でも上手に焼けますよ!ご自身で手間暇かけて上手に焼けた魚を食べると、より美味しく感じるでしょう。これからBBQをする機会も多くなりますので、焼き魚にもぜひ挑戦してみてくださいね!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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