夏キャンプに間に合う!プランターで育てる夏野菜

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新型コロナウイルスの影響で、外出自粛ムードが高まっている中、キャンプに行けなくてウズウズしている人も多いのではないでしょうか?

キャンプギアのチェックはOK!キャンプ場の下調べもOK!自宅でやることがだんだんなくなってきて、手持ち無沙汰になっている方!

夏のキャンプに向けて、自家製の野菜を作ってみませんか?

今から植えれば、夏に収穫できる!そして大きな畑がなくてもプランターで栽培できる!そんな夏野菜をいくつかご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね!

 

用意するもの

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野菜の苗

美味しい野菜を作るには、まず苗選びが最初の重要なポイントになってきます。

野菜の苗は、見た目が大きくても、野菜が大きく育つわけではありません。

苗を選ぶ際のポイントは・・・

・背丈が低い

・茎が太い

・葉が厚く丈夫

・虫がついていない

・葉の色が濃い(黄色などの変色が少ないもの)

上記のポイントをふまえ、よく観察してから購入するようにしましょう。

プランター

プランターを選ぶ際に重要なことは、大きさです。

野菜の苗は、枝を伸ばす幅と同じくらいの長さの根を張ります。

プランター幅はあっても、深さが浅いものだと根詰まりを起こし、苗の生育が止まってしまったり、苗が病気などで元気がなくなってしまう可能性があります。

購入時の苗の大きさにあったものではなく、成長した苗の大きさに合わせてプランターを選ぶことが大切です。

材質はプラスチック製や素焼き、何でも利用可能です。ただし、水のはけ口があるかどうかだけ注意しておきましょう。

場所を移動する可能性のある場合は、鉢の重さだけでなく土の重さも考えなければいけません。プラスチック製が無難でおススメです。

野菜用培養土

土に何種類かの肥料を混ぜ込みながら、生育床の土を作っていくのが通常です。

しかし初心者には、肥料の種類や量などの知識がなく、調べながらいくつもの肥料を購入すると、作業もコストも大変です。

そんな初心者さんには、既に肥料がブレンドされている野菜用の培養土が便利ですよ!

プランターに土を入れたら、そのまますぐに苗を植える事が出来ます。

ただし、野菜ごとに必要な肥料の量が違う場合は、生育中に必要な追肥を行うようにしましょう。

また、この培養土はわりと安価な物が多いですが、品質は金額に比例します。あまりにも安価な物は、熱処理が施されていない場合が多く、苗が病気になるなど、ちゃんと生育しない可能性があるので注意しましょう。

鉢底の石

プランターの土に含んだ、余分な水を排水しやすくしてくれるもので、栄養素などは含まれていません。

この石を、プランターの底に1~2cmくらい敷き、その上に培養土を入れていきます。

排水性が良いからといって、鉢底石を分厚く敷いてしまうと、必然的に培養土の量が少なくなってしまいます。こうなると、苗の根が伸びた時に根からの栄養吸収量が少なくなり、生育不足につながる可能性があるので気を付けましょう。

支柱

苗が育ち、背丈が高くなってくると風の影響を受けやすくなります。

支柱は、せっかく大きく育ってきた苗が、強い風で途中からポキッと折れてしまわないよう、茎を支える重要な役割を果たします。

野菜の種類によっては背丈が高くなるものもあり、そしてプランターの場合は支柱を土の深くまで刺せないため、1本だと不安定になりがちです。そのため複数本を立てるなど、風で大切な苗が倒れたり折れたりしない工夫が必要となります。

園芸用品店はもちろん、今は100円ショップでも販売しています。

 

ミニトマト

ゆか(@yuka33yuka)がシェアした投稿 -

サラダや肉料理の彩りに、煮込みや炒め物など、幅広い料理に活躍してくれるトマト。

真っ赤な色はリコピンという色素成分によるもので、抗酸化作用があり免疫力の向上、生活習慣病などの予防に効果があるとされています。

そんな美味しくて、身体に良く、なんといっても真っ赤で可愛いトマトを育てて、夏のキャンプ料理に活躍してもらいましょう!

・植え付けに適した時期・・・4月下旬~5月下旬

・収穫時期・・・7~8月

栽培のポイント

トマトの苗選びは、茎が太く、しっかりしているかどうかがポイントです。

最も育ちやすいとされる温度は25~30度です。苗を植え付ける際は、なるべく暖かい時期を選びましょう。

大きくなってきたら、中心の枝だけにするとトマトの実が大きく育ちますので、脇から出た芽は摘み取ると良いでしょう。

 

ピーマン

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ほろ苦さが特徴のピーマンは、バーベキューには欠かせない夏野菜ですね! 熱を加えることで甘みが加わり、そして緑が鮮やかで彩りも素晴らしいです。ビタミン、ミネラル、カロテンなどの栄養豊富で、夏バテ防止や解消にも良いとされています。

そんなピーマンの苗は、1株で50個ほど実を付け、たくさんの収穫が期待できるので、大量に消費するバーベキューにはもってこいです。

・植え付けに適した時期・・・4月下旬~5月中旬

・収穫時期・・・6~11月

栽培のポイント

ピーマンを育てる上で大切なのが、土の表面が乾いたら、たっぷり水をやることです。

乾燥し過ぎた環境だったり、土の栄養分が足りなかったりすると、苦さが強い実になってしまうことがあります。

プランター栽培の場合は、土の量と与えられる水の量が限られてしまうので、初めて実がついてからの水やりは、水の代わりに液体肥料を与えると良いでしょう。

 

ナス

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ナスもバーベキューやキャンプ飯には多く活躍してくれる夏野菜のひとつ。ほぼ水分と思われがちですが、ミネラルが豊富な上、ナスニンといわれる成分が含まれており、抗酸化作用も期待できる野菜なのです。

夏バテ予防、動脈硬化や眼の健康の改善などが期待されるナスは、夏には欠かせないマスト食材ですね。

・植え付けに適した時期・・・4月下旬~5月中旬

・収穫時期・・・6~11月

栽培のポイント

ナスの苗を植える時は必ず新しい土で育てて下さい。ナスは最も連鎖的な障害(連作障害)をもたらしやすい野菜です。そして苗の根っこを崩さないよう植え付けて下さい。

その後、最初の実は大きくなる前に、早めに摘み取っておきましょう。そうすることによって株に貯蔵されている栄養が温存され、どんどん実を付け長期間に収穫できます。

また乾燥にも弱いので、夏になる前に土の表面をフィルムやワラで覆うマルチングを施しておくとよいですよ。さらに追肥もすれば、実の付きをさらに良くしてくれます。

 

オクラ

ずー(@zoo_garden453051)がシェアした投稿 -

オクラは身体に良いとされるネバネバ系野菜として有名ですね! 茹でて刻むと、ネバネバが増し、オクラの栄養をあますことなく摂取できます。

そしてオクラは原産地がアフリカのため暑さに強く、初心者でも手軽に栽培できるので、ぜひともチャレンジしていただきたい夏野菜のひとつです。

ちなみに、オクラはクリーム色の朝顔のような可愛い花を付けます。花を観賞しながら栽培を楽しむことが出来ますよ!

・植え付けに適した時期・・・5月

・収穫時期・・・7月~10月上旬

栽培のポイント

オクラは高温な環境を好む一方、寒さには弱いです。気温の低い日の植え付け作業は避けましょう。

苗の頃の成長は比較的ゆっくりですが、花が咲き、最初の実がついてからは成長が早く、どんどん実をつけていきます。実が付き始めてからは、追肥を欠かさないようにしましょう。

あまり実が育ちすぎると、表面の皮と筋が硬くなってしまい、火を通しても食べにくくなってしまうので気を付けて下さい。

 

大葉

shino512(@shino.512)がシェアした投稿 -

大葉は日本在来種の和ハーブとされ、昔から薬用に利用されていました。

独特の爽やかな香りは、お刺身などの魚類はもちろんのこと、肉や野菜と合わせることによって上品な味わいの料理にしてくれます。馴染みのある野菜として知られていますね。

そんな大葉は、ビタミン、カルシウム、βカロテンなどの栄養素が豊富です。

・植え付けに適した時期・・・5~6月

・収穫時期・・・6~8月

栽培のポイント

大葉を育てるのに適した温度は20~23度です。15度を切るような寒い環境での植え付けは避け、暖かくなり始めたころに行いましょう。

暑さに強く、丈夫に育つとされている大葉ですが、実は水が重要! プランターの水分が切れると傷みやすくなってしまうので、水の管理は欠かさずに行ってください。また土の水分の蒸発を防ぐため、苗の根元を腐葉土で覆ってあげると良いでしょう。

収穫時の注意点としては、大葉がまだ少量の時点での収穫は避け、10枚以上になったら収穫をしてください。そして、下から上へ順に収穫をするようにしましょう。

 

ズッキーニ

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イタリア料理では定番の、オシャレで美味しいズッキーニ!油との相性が抜群で、あの食感がたまらないですよね!

そのオシャレなズッキーニは、ビタミン類、カロテンなどの栄養が豊富で、健康にも一役買っている食材なのです。しかも低カロリーで、ダイエットなどのヘルシー食材としても人気があります。

・植え付けに適した時期・・・4~6月

・収穫時期・・・6~8月

栽培のポイント

ズッキーニは水はけのよい場所を好むため、鉢底石は必須です。そして、土の浅い位置に根をはるため、根が乾燥しやすく、水やりが重要となってきます。

植え付けの際は、根を崩さずそのまま植え、2週間程度は土が乾燥しないよう管理をしてください。土が乾きやすい夏は、朝と夕方に水やりをするようにしましょう。

収穫は、20~25cmくらいまで成長した頃が適しています。実が大きくなるまでの時間がとても早く、あまり大きくなると実が硬くなってしまうので、収穫時期を逃さないように気を付けて下さい。

また収穫時期が遅くなると、株に負担がかかり弱らせてしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

おしまいに

いかがでしたか?

プランターで手軽に栽培できる夏野菜は、まだまだ種類があります。

今は、外出自粛でストレスが溜まりやすい時期ですが、何かを育てたり生き物に接することは、神経を落ち着かせ、癒やしをもたらすヒーリング効果があるとされています。

『止まない雨はない』

新型コロナウイルスもいずれ収束する日がくるでしょう。

一日も早くその日が来ることを願いながら、夏にキャンプに行けるよう願いを込めて、夏野菜を栽培してみませんか?

仮に、夏になってもまだ外出自粛でキャンプに行けなかったとしても、この育てた野菜たちは、自宅での大切な食材として活躍してくれるはずです。

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