キャンプ先でハイキングや登山をする場合は、その度合いによって準備するものも違いますが、今回は2~3時間前後でおこなう軽度のハイキングを想定して、安全に楽しむために大切なことをまとめました。
水分を忘れずに持参
思った以上に汗をかくので、各自がリュックに入れておくようにしましょう。
靴はトレッキングシューズやスニーカーを履く
歩くことを楽しむためには、靴も重要です。よく履きなれたスニーカーや登山用のトレッキングシューズなどがあれば安心。新しく購入した際は、必ず試し履きをして足に本当にあっているかを確認しておきましょう。靴ひもは、登りの場合はきつく締めすぎると足首の動きを妨げることにもなるので気をつけましょう。
雨具を忘れずに!
散歩中に、雨で身体が濡れてしまうと体力も消耗しますし、季節によっては命の危険にもつながります。傘やレインコートを用意してリュックに入れておきましょう。山の天気は変わりやすいので、突然の雷雨に遭遇することもあります。晴れだと思っても念のためレインウェアは持っていくようにしましょう。レインウェアは、ポンチョよりも上下が分かれているタイプの物で、ズボンも濡れないようにしましょう。
できればヘッドライトも持参
朝方や夕方に散歩をする場合は、もしものときのためにヘッドライトがあれば暗くてもなんとか歩くことができます。
休憩タイムを設けましょう
元気に歩いていても、集中力がとぎれると足場が悪いときに転んでしまったり、いつのまにか水分不足になったりしていることもあります。1時間前後に1回は休憩をとり、給水タイムとしましょう。水場や山頂、分岐点などで一息ついたら歩きはじめます。体力の弱い人に合わせて歩くようにしましょう。歩くペースはちょっと遅いくらいがばてずにちょうどよく歩けます。
衣類は調節できるものを着る
夏場でも、風が強くなったり気温が下がったりして急に寒くなる場合があります。特に標高の高い場所の場合は、防寒具を忘れずに持っていきましょう。冬は、歩いていると身体も暖まり汗をかくこともあります。暑くなったらすぐに1枚脱ぐことができるようにできるだけレイヤードにしておきましょう。
帽子、手袋の小物を身につけよう
子どもは特に、歩くたびに興味深く何かを発見しては手につかみ、木の実や草木などを触ろうとします。また、転んで手をつき擦りむいてしまうこともあります。こんなときに役立つのは手袋です。冬は防寒になりますが、それ以外の季節でも山道を歩く場合は手袋をしておくと安心です。また、帽子もかぶるようにしておきましょう。夏場の熱中症を予防するだけでなく、ハチやアブなどの虫から頭を守ることになります。
ファーストエイドセットも忍ばせよう
絆創膏や消毒液、虫よけスプレーなどもポケットなどに入れていると子どもが転んですりむいたときなどにすぐに使うことができます。案外多いのが、大人が指に木のとげなどが刺さってしまうことです。毛抜きがあると重宝します。
休憩中にランチタイムやおやつタイムを設ける
子どもがいる場合は、途中で食事をする時間を設けることで、もうすぐおにぎりを食べようなどと話しながら、ランチタイムを目標に歩けて楽しい気分も持続します。また、休憩時にチョコやドライブルーツなどちょっとした糖分を口にするだけでもエネルギー源となり元気がでます。
By: Takeshi KOUNO
しっかりと準備してハイキングを楽しんでみてください!
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