実際にキャンプへ行ったとき、「これって大丈夫なの?」「これはさすがに…。」など思うことはありませんでしたか?キャンプをより楽しむためには、「マナーを守ること」が必要ですよ。そこで今回は、当たり前なのに守られていない「キャンプマナー」についてご紹介していきます。
ごみをそのまま放置しない
これは、一番多い問題ではないでしょうか。キャンプ場へ行くと、ごみが散乱している場所があったり、炊事場に生ごみがそのまま放置されていることがあります。ごみをそのまま放置する人は、もう炊事場を使わないから「めんどくさいし、もういいや~」と思って、ごみを放置するのだと思います。しかし、次に炊事場を使う人のことを、全く考えていない行動です。
その次に使う人は、「どこのキャンプサイトの人が、炊事場を使った」というのは、ある程度分かります。そうなると、ごみを放置した一人のせいで、そのキャンプサイトにいる人全員が「だらしないグループ」という印象になってしまいますよ。
私もキャンプ場を利用した際に、炊事場やごみ置き場に、ごみが散乱していたことがあります。そのときに利用しているキャンパーが少なかったのと、私が使う前に、炊事場を使ったグループが、どこのグループかというのは分かりました。「少しのごみなのに、なぜめんどくさがって処理しないんだろう」と思ったことがあります。良い気持ちにはなりませんでしたね。
なので、「少しのごみだから、置いてっちゃおう!」「めんどくさいし、誰か片づけてくれるでしょ!」といった考えが、他のキャンパーはもちろん、施設側にも、迷惑をかけているということを、しっかりと理解して、ごみを放置することはやめましょう!
自然の中に、ごみを捨てたりする行為も、気持ちよく過ごせる空間を壊してしまうので、絶対にごみの処理は怠らずに行いましょうね。
夜中に音楽をガンガン鳴らさない!
キャンプシーズン中になると、どこのキャンプ場へ行っても、混み合っていることが多いですよね。キャンプを利用する人は、「大勢でワイワイ楽しく」「ひとりでゆっくりと」いろいろな楽しみ方をしています。夜は早めに就寝している人もいますし、キャンプが楽しくて、寝ないで朝を迎える人もいます。そんな中、キャンプが楽しくテンションが上がり、持っているスピーカーの音量をうるさいくらいに上げている人はいませんか?
確かに、友人たちとキャンプをするというのは、楽しくてテンションも上がるのも分かります。しかし、混み合っているキャンプ場で、しかも夜中に音楽をガンガン鳴らしてしまうと、他のキャンパーに迷惑が掛かってしまいますよ。キャンパーの中には、ゆっくり寝るグループもいます。音楽をガンガン鳴らしたいのであれば、周りに他のグループがいないキャンプ場を選んだ方が良いと思います。
音楽をスピーカーから流して楽しんでいる人は、少し自分のキャンプサイトから離れてみて、音がうるさく響いていないか、事前に確認して音量を調節した方が良いですよ。キャンプサイトから離れて、音が聞こえないようであればOK!他のキャンパーさんに迷惑をかけないように、みんながマナーを守ることで、楽しく過ごせるキャンプになりますよ。
酔っぱらいすぎて他のキャンプサイトへ遊びに行かない!
キャンプのときに、お酒を飲む人も多いと思います。楽しく飲むのは良いのですが、面識のない他のキャンプサイトへ、いきなり押しかけたりしていませんか?酔っぱらっている人は、楽しくて酔っぱらっているので、何も考えてないと思います。しかし、いきなり酔っ払いが来た側のキャンプサイトの人たちは、「え?なにこの人!」と思います。しかも、女子だけでキャンプをしているところに、酔っぱらった男の人が来たら、「怖い!」とも感じますよね。
お酒を飲んで楽しむのも良いですが、それは自分たちのキャンプサイトだけにしましょう。他のキャンプサイトにいきなり遊びに行ったりするような、迷惑行為は控えましょうね。
本当にそんな人たちいるの?
ここまで読まれた人は、マナー守れないこんな人たちが本当にいるの?と思うかもしれませんが、ごみを放置する人、夜中にかまわずガンガン音楽を鳴らす人、他キャンプサイトに遊びに行く人=マナーを守れない人は、残念ながらいます。
とくに、自然の中で過ごすということが、理解できている人は、ごみの分別などもしっかり行なわれています。しかし中には、そうではない人たちもいるのが現状です。もし今後キャンプをするときに、同じグループ内でそういった人が居る場合、しっかりマナーを教えてあげて、みんなが気持ち良いキャンプができるようにしましょう。
おわりに
当たり前のことばかりですが、実際に守られていないのが現状です。マナーを守らないと、「周りに迷惑をかけてしまう」「キャンプが台無しになる」ということを、理解しなければいけませんよ。しっかり一人ひとりがマナーを守ることで、楽しいキャンプを過ごすことができるでしょう!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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