火起こし初心者でも簡単!"メタルマッチ" の使い方とコツ

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キャンプで火を起こす道具の定番といえばマッチですが、金属製のメタルマッチはご存知ですか?

これはマグネシウムなどをこすって火を起こす、いわばおしゃれな火打ち石。軽くて使い方が簡単で、水に濡れても使えるなど便利なため、アウトドアにおすすめですよ!

今回は初心者の方でも簡単に使いこなせるメタルマッチのコツと、おすすめのアイテムをご紹介します!

メタルマッチとは?

🎀いちみちゃん🎀さん(@1.michan)がシェアした投稿 -

メタルマッチとは、マグネシウムなどの可燃性の高い金属を、スティック状などに圧縮形成した発火器具です。別名をファイヤースターターともいい、登山やキャンプ、災害時など、火が必要となるシーンで活躍します。

使い方の基本は、

1. 削る
2. 擦る

のたった2ステップ!

まず新聞紙や枯れ葉など燃えやすい素材を用意したら、マグネシウムのスティックをナイフや付属の金属プレートで削っていきます。そうしてマグネシウムの粉末を素材の上に落とします。

そして、マグネシウムの棒を金属プレートで思いっきり擦ります。すると火花が発生するので、これを最初に削り出した粉末めがけて飛ばします。すると粉末が大きく燃えあがって火種となり、そのまま新聞紙や枯れ葉に燃え移って火が起こります。

メタルマッチのメリット

koi hitomin❤︎さん(@hiiiiiiiiiitomi)がシェアした投稿 -

メタルマッチのメリットとしては、次のようなものがあげられます。

水に強い

メタルマッチ最大のメリットは、水に強い点です。

発火器具としておなじみのライターやマッチは、一度でも水に濡れてしまうと使い物にならなくなってしまうことがほとんど。しかし、金属のメタルマッチは、濡れてしまっても拭けば使えます

携帯性に優れる

メタルマッチには、紐やチェーンが通せるようになっており、リュックのチャックやカラナビなど、様々な場所につけて持ち運べるようになっています。ズボンやリュックのポケットに入れるしかないライターやマッチと比べると、携帯性に優れています。

仕組みがシンプルだからこそ、いざというとき頼りになる

ライターは火を起こすために1アクションで済むので便利ですが、故障してしまうと素人にはどうすることもできません。

一方、メタルマッチは「削る・擦る」の2アクションが必要ですが、仕組みがシンプルで簡単に使えますし、なにより故障しません。そのため、いざというとき頼りになります。

メタルマッチはライターに劣る。でも・・・

しかし「ライターとメタルマッチ、どちらがキャンプに向いているか?」と聞かれたら、ライターと答えざるを得ません。

なぜか? ライターのほうが圧倒的に火をつけやすいからです。

雨に濡れたりする可能性が高い登山などなら、メタルマッチの強みが発揮されるでしょう。ですが、普段のキャンプでは、なにより「火のつけやすさ」が最大のポイント。そのためキャンプに持っていくなら、メタルマッチよりライターがおすすめです。

しかし、メタルマッチには見逃せない魅力があります。それは「ロマン」です。

金属の棒をこすって火花を散らす。この原始的なアクションで火を起こす点に、特に男性ならロマンを感じるのではないでしょうか。

メタルマッチは、ものによっては非常に安く買えます(数百円程度)。また一度手に入れてしまえば、故障して使えなくなる心配もありません。

いざというときのために。キャンプでロマンを追い求めたくなった、その時のために。みなさんもぜひ、メタルマッチを購入しておいてください!

初心者におすすめの厳選メタルマッチ

Amazonで取り扱いがあるので、覗いてみてはいかがでしょうか? 価格の安いものから試すのがおすすめです。

200円足らずで買える一品。初めてメタルマッチに挑戦する人にピッタリです。

 

無骨なデザインがキャンパー心をくすぐるメタルマッチ。マグネシウムの側面にフェロセリウム(火花を起こすために擦る棒)が埋め込まれた形のため、勢いよく擦っても折れる心配がありません。そのため遠慮なく思い切り擦れるので、練習用にピッタリ。ちなみに、商品説明は英語なのでご注意ください(輸入品のため)

 

金属棒が長さ13センチ・直径1.3センチと大きいメタルマッチ。長く太いほど擦りやすい=火をつけやすいので、初心者におすすめです。収納袋もついているので、持ち運びもそこまで大変ではありません。

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