自転車にはさまざまなサイズや種類がありますが、中でも人気なのがミニベロ(小径車)です。日常の足回りとしてだけでなく、キャンプツーリングにもピッタリ。今回は、そんなミニベロの魅力やメリット・デメリットをご紹介します!
ミニベロ(小径車)とは?
ミニベロとは、タイヤ径20インチかそれ以下の自転車です。通勤・通学・買い物などの用途はもちろん、最近ではキャンプへ持っていってツーリングを楽しむ人も増えています。
ミニベロのメリット
ミニベロは様々なブランドの商品があり、一つ一つ機能性が違います。ここではミニベロ全体に共通するメリットをご紹介します。
小回りが利く
ミニベロはタイヤが小さいため、小回りが利きます。タイヤ径の大きいママチャリやロードバイクと比べてかなり性能差があるので、初めてミニベロに乗る人は驚く場合がほとんど。
デザインが豊富
様々なデザインがあるので、ファッションを選ぶように好みのミニベロを探す楽しさを味わえるのも、ならではの魅力です。個人的には、クラシックデザインのミニベロでキャンプ場をサイクリングすると、とても優雅な気持ちを味わえるのでオススメです!
ゆっくり走れる
自転車の中でも機能性ダントツのロードバイクは、そんなに力を入れないで漕いでも結構なスピードが出ます。一方、ミニベロはのんびりゆっくり進むのが特徴。景色を楽しみながらゆったり走れるので、キャンプツーリング向きの自転車といえますね。恋人同士のキャンプでミニベロデートなんていかがでしょうか?
キャンパーにとって嬉しい機能が充実している
「小さい自転車だから機能性はそんなに良くないのでは?」と思うかもしれません。確かにロードバイクやマウンテンバイクと比べると、走る能力は劣ります。
ただ、荷物をたくさん詰めるタイプがあったり、折りたたみ式のものがあったり、キャンパーにとって嬉しい機能性を備えているのはミニベロです。荷物をたくさん詰めればキャンプツーリングのとき便利ですし、折りたたみ式ならキャンプ場へ持っていくのも楽チンです!
愛犬と一緒に楽しめる
ミニベロには、犬用のバスケットを発売しているタイプもあります。
自転車に乗るとき、愛犬をお留守番させていた人も多いでしょう。犬用のバスケットを使えば愛犬と一緒にサイクリングを楽しめます。愛犬と一緒にキャンプツーリングを楽しみたい人には、ミニベロがおすすめ! ワンちゃんと一緒に素晴らしい自然を堪能して思い出を作れるのは、ミニベロならではの魅力です。
ミニベロのデメリット
様々なメリットがあるミニベロですが、もちろんデメリットもあります。
タイヤの寿命が短い
ミニベロのタイヤは寿命が短いです。タイヤが小さいため地面と接触する回数が多くなり、そのぶん消耗が早いためです。
タイヤの寿命をなるべく伸ばしたい場合、日ごろからタイヤの空気圧などをチェックするなどメンテナンスが必要です。タイヤがダメになったら買い替えるという人は別ですが、なるべく出費を抑えたい方は、メンテナンスの手間まで含めてミニベロを検討してください。
タイヤの数・種類が少ない&値段が高い
ロードバイクやママチャリと比べて、ミニベロはタイヤの数が圧倒的に少ないです。ミニベロは乗る人が少ないため、メーカーもタイヤの入荷数を減らしている場合が多く、なかなか手に入らないということも。タイヤの需要が少ないため、値段も割高です。
修理費用が高い
専門の自転車屋さんでも、ミニベロのホイールの歪みなどは直せない場合があります。そのため何か不具合があったときは、ミニベロを修理できる専門店にお願いするしかなく、修理費用も高額になる可能性が高いです。
おわりに
デメリットもありますが、やはりキャンプツーリングにはミニベロが一番。デザインもおしゃれなものが多いので、乗っていてとても気持ちが良いです。ゆっくり走れるミニベロだからこそ、素晴らしい景色を心ゆくまで楽しめますよ!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。