【秋冬のキャンプの防寒対策】テント、シート、グッズ、防寒着の使い方

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春や秋、冬のキャンプを快適に過ごすなら防寒対策は欠かせませんね。ですが、どんな防寒グッズが良いかピンとこない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、テント・シート・防寒着など、秋・冬のキャンプに役立つ、リーズナブルな防寒具をご紹介します。

テントやシートの防寒対策は、ブルーシートを有効活用しよう

秋・冬用としてこれからテントを購入する方には、裾の長いテントがオススメです。裾が短いテントは通気性が良い反面、冷たい風が入ってきて寒い思いをすることもありますが、裾が長ければ、冷気がテントの中に入るのを抑えることができます。

「夏用の裾が短いものしか持ってない…」という方もご安心を。アウトドアショップにある防寒用のシートで裾を覆ってみてください。体感できるほどテント内の温度が違いますよ。風に飛ばされないよう、フレームにしっかり固定しましょう。

地面からの冷気を防ぐならブルーシートより厚手のグランドシートやオールウェザーブランケットを敷くと良いでしょう。さらにその上に厚手の銀マット(防寒用なので、熱が反射する銀色の面を下に)と、インナーマットを敷けば、かなり快適に過ごせるのではないでしょうか。

「もっとリーズナブルに防寒対策をしたい」という方は、シート類をブルーシートで代用するのはいかがでしょうか。秋・冬キャンプなら厚みのある「#3000」という規格が良いでしょう。実寸が表記よりもやや小さいことが多いのでお店で必ずご確認を。中に敷くマットもタオルケットなどを使えば安上がりですね。


By:
Jon Evans

衣服での防寒は、重ね着を想定して上着は大きめにしよう

秋・冬のキャンプでは風邪などにも注意したいですね。汗をかいたら下着はすぐ着替えたいですが、荷物を少なくするなら、乾きやすさを考慮して、綿100%の下着よりもポリエステルとの混紡がおススメです。

着脱が簡単な服を重ね着(レイヤリング)すると、空気の層が防寒対策に役立つとともに、体温調整もスムーズになります。とくに下着の上に着るシャツなどの中間着は、予備も兼ねて数枚多めにあると安心です。また、重ね着のことを考えて、上着は大きさに少し余裕があるものが好ましいです。

焚き火をする予定なら、火の粉が飛んでもいいような古着を持って行くと良いでしょう。その場合、パンツ(ズボン)はジーンズなどでいかがでしょうか。
最後に、雪や雨などの悪天候も想定して、念の為レインウェアを上下1組み持って行きましょう。風を遮ってくれるため、防寒着としても役に立ちます。


By: independentman

ちょっとした工夫で、プラスαの防寒対策を

シェラフ(寝袋)に入るときは、アウターを着たままにすると簡単で効果的な防寒対策ができます。それでも寒ときを考えて予備的に防寒グッズを追加するなら、わざわざ専用のグッズを購入するよりも、使い切りタイプのカイロでリーズナブルに済ますことも考えてみましょう。

AC電源のあるキャンプサイトなら、ご家庭で使っている電気カーペットや電気毛布を使うのも良いですね。秋・冬キャンプでのリーズナブルな防寒対策は、このように日常使っているグッズを流用するのがコツです。結露予防にマメな換気を忘れずに。


By: Guy Wann

今回は秋や冬のキャンプで役立つ防寒対策グッズをご紹介しました。防寒対策をしっかりして、寒い季節のキャンプを楽しんでください。

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