盗難注意!キャンプ場で愛用ギヤを守るための対策

0 5
(評価数:0件)
Pocket
LINEで送る

※当サイトを経由して商品が購入・申込された場合に、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

キャンプブームとなった今、キャンプ場ではキャンパーにとって非常に残念なことが起こっています。

それは、キャンプ道具などの【盗難事故】です。キャンプ場では、「アウトドアを楽しむ、気の良い人たちが集う安全な場所」と思ってしまい、安心してしまいますよね。特に初心者さんはそう思ってしまいがち。そして、慣れてきたキャンパーさんも、「今までは大丈夫だったから・・・」と気が緩みがちなのも要注意です。

お気に入りのキャンプギヤを盗難されたら、せっかくの楽しいはずのキャンプも台無しですね。そのような悲しい事が起こらないためにも、今回は簡単にできる盗難防止対策をお伝えいたします。

 

盗難に遭いやすい環境

大自然の中で、心も体も伸び伸びとオープンにという気持ちに浸ってしまうのも仕方ありません。しかしキャンプ場のサイトは、言わば野外の『無防備な自宅』のようなもの。塀や門、入口や窓の鍵もありません。

近年、残念なことにキャンプ場での盗難事故が増加傾向にあります、では、どのような状況で盗難に遭いやすいのか考えてみましょう。

・就寝中

キャンプ場では、必要最低限の街灯などの灯りを残して、全て消灯させるところがほとんどです。泥棒にとって、暗闇は絶好の盗難チャンスの条件なのです。

・外出中

キャンプ場を出て、観光や、食材などの買い出しのため外出をし、サイト内を留守にする人の気配がないのも泥棒が好む条件です。

・サイトから離れた時

キャンプ場から出なくても、場内の炊事場やシャワーを浴びに行くなどたとえ短時間でもサイト内を留守にするときは注意が必要です。短時間の留守の場合、軽くて運びやすいものは狙われやすい傾向にあります。

 

泥棒が避けるものは?

・光

暗い場所での盗難は、自分の身を隠すための好条件となります。よって、明るい場所や、スポットライトで自分が照らされるような場所での犯行はしにくくなります。

・音

静まり返った場所での音は居場所を特定しやすいため、警告音のような電子音や、鈴の音の小さな音でも泥棒は驚きます。盗難防止のロックなどで、アラーム付きのものが人気なのは納得できますね。

・手間

たとえ簡易的なロックで施錠をしたとしても、それらを外す手間がかかります。泥棒にとって時間がかかるものはリスクが大きいと判断し、諦める傾向にあるようです。

・人の気配

泥棒は、基本的に人の気配のない場所で犯行に及ぶことが多いです。たとえ持ち主以外でも、人との接触することを避ける傾向にあります。

 

盗難されないための対策

名前を書く、特徴をつける

盗難の主な目的は、フリマサイトなどで利益目的として販売することが多いそうです。そのため持ち物に名前を書いておくか、自分自身のオリジナルの特徴を付けると、販売しにくくなるため盗難をあきらめることもあるそうですよ。

買い替えの際に、リサイクルショップなどで売却する予定がないものについては、自分の物として特定できる目印を付けておくと良いでしょう。

ギアをテント内にしまう

外出や就寝時に、屋外やタープ下に置いてあるテーブルやチェア、クーラーボックス、調理道具、ランタンなど、そのままの状態で置きっぱなしにしていませんか?

高価なブランド品が、外に無防備に放置されているのと同じです。しかも簡単に持ち去られてしまうようなものが多いので、サイトを不在にするときはテント内に入れ、入口をキチンと閉めておくことが大事です。

施錠する

上記の通り、キャンプギヤをテント内にしまったら、テント入口のファスナーに、南京錠などでロックをかけておきましょう。カギを無くす心配のある場合はダイヤルロックのものがおススメです。

そして、テントやタープなどの、大きなものはさすがに盗難されないだろう・・・と安心してはいけません。驚くことに、テントやタープ類も盗難される被害が報告されています。テント入口のファスナーやフライシートのペグ用の穴などをワイヤーなどで通し、南京錠などで施錠しておくと良いでしょう。

テントだけではなく、鋳造製などの高価なペグも盗難されやすいので、簡単に引き抜かれないようしっかりと地面に打ち込んでおきましょう。

人感センサーライト

夕暮れ時や夜間など、テント周りやタープ下などに、照明を点灯させておく方法も有効です。しかし、電池の消耗の問題や、夏場は虫が集まってくるという問題もあります。さらに就寝時にあまりにも明るすぎると近隣のサイトの迷惑にもなりかねません。そのような場合は、人の気配があった時だけ点灯する、人感センサーライトがおススメです。

人の気配を感じさせる

留守中でも、テント前にサンダルなどの履物を置いたり、テントの中に照明を付けておくと「中に人がいるかもしれない」と思わせる手段として有効です。ラジオなどで音を流しておくのも、有効です。その際は、周りの迷惑にならないよう、テントに近寄ると聞こえるくらいの音量に設定しましょう。

貴重品は車の中に

現金や貴金属や、常に身に着けていることの難しい貴重品は、なるべく車の中に入れておきましょう。車には各ドアに鍵があり、もともと盗難警報装置が備わっている物もあり、大きな金庫のようなものです。車の中でも、窓からすぐに目の付くようなシートの上やダッシュボードの上などに置くことは避けましょう。そして、ドアロックは必ず施錠することを忘れずに!

近隣サイトのキャンパーに挨拶

お近くのサイトの方々と顔を合わせたら、挨拶をしておきましょう。お互いに顔を知っておくことで、自分がサイトを離れた際に、見知らぬ人がサイトに入ってきたら、不審者と気づいてくれるかもしれません。さらにその逆もあり得ますので、挨拶ひとつでご近所付き合いのような安心感が得られますね。

保険に加入

どんなに対策をしても、絶対に盗難にあわないという保証はありません。もし盗難に遭ってしまってもアウトドア保険に加入しておけば、被害は軽くなります。今ではネットやスマホで簡単に加入でき、保険期間が1日間だけ!という日付設定型の手軽に入れる保険があるので要チェックです。

 

おしまいに

今回は、キャンプギヤを盗難被害から守るためのポイントをお伝えしました。

盗難に遭うと、盗まれたものが無事に戻ってくる可能性はほぼありませんし、さらに思い入れのあるお気に入りのギヤなら、なおさらショックは大きいものとなり、しばらくは心の傷が残りますよね。ちょっとした心がけと用心が、盗難を予防できる大きな対策となることを忘れずにいましょう。きっちりと盗難防止対策をしておけば、安心して楽しいキャンプ時間を過ごせますよ!

Pocket
LINEで送る

コメントリンク
トップへ