今まで、コテージやバンガロー泊はしたことがあるけれど、テント泊の経験はない…!という方は「初めてのテント泊はどんなことに気を付けたらいいのだろう?」と不安になりますよね。
今回はテント泊の初心者さんへ向けて注意点を5つ、ご紹介します!
①天気予報を確認
テント泊する日の天気予報を事前に確認しましょう。特に山のキャンプ場へ行く場合は、絶対に忘れないでください。山の天気はとても変わりやすいです。
天気予報でチェックする点としては、
・雨
・風
・気温
の3つです!
雨が降りそうなら、降られても大丈夫な準備を
降水確率が高いときは、雨が降っても大丈夫なように対策しておきましょう。テントの防水性能や耐久性によっては、大雨になると浸水してしまう恐れがあります。
また設営時には、浸水対策としてタープ内にテントを設営しましょう。レインウェア(上・下)と長靴(もしくは防水加工されたシューズ)を持っていくのもお忘れなく!
強い風が予想される場合は、テントの設営時に対策を
キャンプ場に到着したときは風がなかったけれど、夜にかけて徐々に強くなってきた、ということは意外とよくあります。いつ強風に吹かれてもいいよう、対策は忘れないようにしましょう。
強風対策としては、テント設営時のペグダウンがあります。
ペグダウンとはペグ(杭)を地面に打つことで、テントに装着されているロープをペグダウンすることで、テントが風に吹き飛ばされるのを防げます。
キャンプ場に到着したときに無風だと、ついペグダウンを後回しにしがちです。筆者もそれで急に吹いた風にテントを飛ばされた苦い経験があります…。事前に風の予報をチェックして、強くなりそうなときはペグダウンを必ず行ってくださいね。
気温のチェックは最重要!
特に標高の高い場所にキャンプ場へ行く場合、気温はいちばん大事なチェックポイントです。
標高が高くなるほど、気温は低くなります。特に朝や夜は想像以上に冷える可能性があり、重ね着する・寝袋を低気温対応のものに変えるなど、対策が必要になります。
標高の高いキャンプ場へ向かう時、気温が低い日にキャンプへ向かう時は、持っているアウターや寝袋がその気温に対応できるのか、忘れずに確認してくださいね。
②出かける前に持ち物チェックを忘れずに!
テント泊へ出発する前に、必ず持ち物チェックを行いましょう。こちらの記事(↓)で簡単にチェックできるので、ぜひ活用してみてください!
『【チェックリストつき】秋・冬キャンプに欠かせない必需品まとめ!』
またテント泊が初めての方は、事前に近くの公園や自宅の庭などで設営の練習をしておきましょう。初めての設営は上手くできずに時間がかかってしまうことがほとんど。当日現地で慌てないように、手順やコツを覚えておきましょう。ペグダウンをしたことがない人は、ペグダウンの練習もしておくのがオススメです(練習はテント設営OKの場所でやってくださいね)
③「平坦&芝生」のキャンプ場を選ぶ
テント泊予定のキャンプ場が、平坦かつ芝生かどうか確認しましょう。
キャンプ場の中には、傾斜があったり地面が土やコンクリートの所があります。こうした場所はかなり寝づらいので、あまりオススメできません。
平坦かつ芝生のキャンプ場なら、地面が柔らかく傾斜もないので、快適なテント泊ができますよ!
また焚き火をする予定の人は、キャンプ場で直火ができるかも確認しましょう。直火NGの場合、焚き火台を持参する必要があります。
④サイトが駐車場から近いキャンプ場を選ぼう
キャンプ場の中には、駐車場からテントサイトまでが遠い所もあります。運搬用カートを用意しているキャンプ場もありますが、行ったり来たりするのは正直大変です。
テントサイトが駐車場から近いと、荷物の持ち運びが楽なのでおすすめです。車を横付けできるオートキャンプ場を選ぶのもひとつの方法ですね。
⑤寝床を早めに準備しよう!
キャンプ場に到着したら、まずテントを設営して寝床の準備をしましょう。
設営が簡単なテントの場合、寝る前にやればいいや!と後回しにしてしまいがちですが、夜の設営は日が落ちてとても暗いのでやりにくいです。
実は筆者も経験があります…。その時のテントは日中なら2分くらいで設営できるため、後回しにしたのです。
ですが、友人との宴会を楽しんだあとのテント設営は、とてつもなくめんどくさい上、暗くて見えにくく、お酒が入っていたのもあってスムーズに設営できませんでした。それからはキャンプ場に到着したらすぐにテントを設営して、いつでも就寝できるようにしています!(笑)
おわりに
今回はテント泊初心者の人に気を付けて欲しい5つのことをご紹介しました。最低限のポイントだけですが、これを意識するだけでも、テント泊がグンと快適になりますよ! ぜひ参考にして、初めてのテント泊を楽しく過ごしてくださいね!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。