冬キャンプにはかかせない、温かい飲み物と食べ物。できればお酒とおつまみも、温かいものを楽しみたいものです。ですが、温かいものはどうしても時間と手間がかかります。メインの料理にはちゃんと時間と手間をかけ、それ以外は手抜きで楽しむ。そんなスタイルもたまにはどうでしょう。そんな手抜きホットアルコール&ホットなおつまみをご紹介します。
ホットウィスキー
By: sayot
基本材料はウィスキーとお湯。紙コップだと大変熱いですので、カップまたは耐熱グラスがあるとよいでしょう。
作り方はいたってシンプル。お湯をいれてから、ウィスキーを入れます。ウィスキー1に対してお湯2~3がちょうどいいと思います。お湯は熱湯ではなく、少し冷めたくらいが楽しめます。
水で割ったときに比べ、格段に香りが強くなります。それだけで酔ってしまいそうですが、飲んでみると、意外とすーっと体中に広がる感覚を味わえます。
それでもウィスキーはウィスキー。苦手な方もいるかと思います。そういう方は、ジャムを少量入れてみましょう。ウィスキーと少量のジャムを混ぜ、そこにお湯をそそぎます。ウィスキーのとがった味とジャムの甘ったるさが不思議な味を生み出します。個人的にはイチゴジャムより柑橘系のジャムのほうがウィスキーに合う気がします。ジャムは朝食のパンにも使用すれば、一石二鳥ですね。
焼酎のお湯割り
鹿児島ではド定番。焼酎のお湯割りのご紹介です(私、鹿児島人です)。
By: 薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎 鹿児島県酒造組合
作り方はウィスキーと同じく、焼酎をお湯で割るだけ。ですが、最も重要なのはその順番。焼酎を先に入れてから、お湯を注ぎましょう。ウィスキーとは逆です。そして混ぜません。あとからお湯を入れていることで、ほんの少し時間がたてば勝手にまざります。透明なコップだと混ざっていくのが目に見えますのでぜひお試しください。
焼酎には、芋、麦など材料の違いがあります。おすすめはなんといっても芋。匂いが苦手、という方もいらっしゃいます。確かに匂いは独特で強いです。ですが、お湯割りの焼酎は、ぜひ芋をおすすめしたいです。あの香りとあの味を楽しんでこその焼酎お湯割り。それを冬の寒いなか、ぐびっと飲む。最高です。
20年くらい前は、芋焼酎なんて都会では手に入らなかったようですが、最近は手に入れやすくなっているようです。もしくはネットでも購入可能かと思いますので、事前にネット購入していくのもよいでしょう。ちなみに種類は膨大ですが、「本格焼酎」と銘打っているものであれば問題ありません。あと、デザインが凝っているのも焼酎の特徴です。ちなみに鹿児島焼酎は特にこだわりが強いです。ネット購入の場合は、デザインで選ぶのもありでしょう。キャンプ場で盛り上がれます。
焼きポテトチップス
究極のホット手抜きおつまみです。ポテトチップスを網焼きします。バーベキューなどしながら呑んでいるときに、端のスペースでも使用して焼いてみてください。コツは焼きすぎないこと。すぐ焦げますし、熱すぎてやけどします。「あたためる」くらいの感覚が正解です。素手で取らず、箸で食べてください。
By: Tatsuo Yamashita
初めて食べると、少しびっくりすると思います。あたたかいポテトチップス、かなりおいしいです。私は毎回キャンプのたびに必ず焼いています。
ポテトチップスは味の種類も豊富ですので、小パッケージのものを複数種類持っていくといろいろ楽しめます。味は好みが分かれるところで、普通に考えると塩味が適していそうですが、意外とコンソメです。
以上、お手軽だけどくせになる、ホットアルコールとホットおつまみのご紹介でした。材料はいずれもかなり手に入れやすいものばかりですので、そっとキャンプ材料に忍ばせて、みんなにふるまいましょう。
星空とカメラが好きな、元、天文台職員。ワイルドキャンプに憧れているのに、つい温泉付きキャンプ場を選んでしまう今日このごろ。鹿児島県を中心にキャンプをしていますが、まだまだ行ったことのない、行ってみたいキャンプ場がたくさんあります。少しずつ写真に収めながら、ぼちぼちと楽しもうと思います。
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