初めてでも簡単!キャンプで作れる華やか "パエリア" レシピ♪

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黄色いご飯が印象的なスペイン料理「パエリア」。見た目も美しく、ご飯が入っているのでお腹も満たされます。

フライパンやダッチオーブンで一度にたくさん作れるので、まさにアウトドアにぴったりのメニュー。ただ、作るの難しそうと思われがちで、なかなか挑戦しにくいみたいです。

そこで今回はパエリアのレシピと、初心者でも簡単においしく作れる3つのコツをご紹介します。

パエリアの基本レシピ

パエリアは、日本の炊き込みご飯とは違って、お米を油で炒めてからスープで炊いていきます

具材は海老やアサリ、イカ、白身魚などのシーフード、あとは鶏肉やソーセージなどがメジャーです。いろいろな食材が合うので、慣れてきたら自分なりにアレンジしてみてください。

今回は鶏肉とシーフードを使ったパエリアの作り方をご紹介します。

材料(3~4人分)

2カップ
2カップ
鶏肉(一口大)80g
有頭海老4尾
いか80g
あさり150g
ホールトマト1缶(200g)
にんじん(みじん切り)1/4本
たまねぎ(みじん切り)1/4個
にんにく(みじん切り)1片
パプリカ(細切り)1/2個
オリーブオイル適量(多め)
サフラン0.5g
塩こしょう適量
ブイヨン1個

作り方

1. フライパン(パエリア鍋)を熱し、オリーブオイルを広げます
2. 鶏肉を入れて塩コショウし、色が付く程度に炒めたら取り出します
3. 海老を入れて塩コショウし、色が付く程度に炒めたら取り出します
4. オリーブオイルを足し、にんにくを入れて焦がさない程度の弱火で炒めます
5. たまねぎ、にんじんを入れて、中火で炒めます
6. お米を入れて炒めます
7. ホールトマト缶、水、ブイヨンを加えます
8. 沸騰してきたら焦げないようにかき混ぜながら、サフランを加えます
9. お米が半透明になったら、海老・鶏肉・あさり・イカ・パプリカを並べます
10.  15〜20分ほど様子を見ながら、スープが無くなるまで中火にかけます
11.  火を止めてアルミホイルやフタをかぶせ、5分ほど蒸らしたら出来上がり

よくある失敗例から学ぶ、たった3つの上手に作るコツ

パエリアでよくある失敗が、

「前に作ったとき、べちゃべちゃになってしまった・・・」
「お米が固くて、おいしくなかった・・・」
「焦げついてしまった・・・」

この3つです。ここで失敗別に、上手につくる簡単なコツをご紹介します。この3つを守れば、初めての方でもちゃんとおいしく作れます

(1)べちゃっとなるなら、お米をとがないで使う

べちゃっとした仕上がりになってしまうのは、お米が水を吸ってしまっているからです。そこで、次の2つに気をつけましょう。

お米はとがないで使う
・お米をしっかり炒める

といでいる間にお米が水を吸収してしまうので、お米はとがないで使いましょう。ぬかが気になる場合は、無洗米を使ってください。

また、お米を炒めるときは油としっかり混ぜてください。これでお米の表面がコーティングされて、スープを余計に吸わなくなります。

ちなみに、日本のお米ではなく海外の長細いお米(インディカ米)を使うと、パラパラになりやすいです。

(2)ご飯が固くてもそもそするなら、油多めでお米を炒める

油でお米をコーティングすると、お米がもそっとするのも防げます。

本来はお米に芯が残っている状態が理想の仕上がりですが、ふっくら炊いたご飯に慣れている日本人にとっては、ちょっと違和感があるかもしれません。

芯が残っているのが気になる場合は、最後の蒸らす時間を少し長めにしましょう。これでやわらかい仕上がりになります。

(3)底が焦げるなら、火力の安定している道具を使う

パエリアはおこげを作る料理なので(作り方10のところです)、お米が底にこびりつくのは仕方ありません。ただ、うまくやらないとガッツリ焦げついてしまうので注意しましょう。

コツとしては、火力が安定している道具を使うこと。焚き火で作ると火力調整が難しいので、初めての人は屋外用のバーナーやコンロなどで作りましょう。

ただ、焦げないようにと思って弱火にしても上手に仕上がりません。強めの中火で、時折状態を確認するようにしましょう。また炊きあがってないのにスープが無くなると焦げてしまうので、その場合はスープを足して様子を見てください。

パエリアにおすすめの具材

色々な具で作れるパエリアですが、特にオススメの具材をご紹介します。
なお、食材ごとの下準備は、上の作り方の2〜3のところで行ってください。

(1)あさり

あさりの入ったパエリア

材料(3〜4人分)

あさり10〜20個
白ワイン適量

あさりの蒸し汁には魚介のうまみがたっぷり凝縮されているので、より濃厚なおいしいパエリアになります。

あさりは砂抜きして洗い、フライパンへ。白ワインをふりかけて火を通してください。口が開いたらいったん取り出しましょう。

仕上げにグリーンピースで緑を添えると、鮮やかになりますよ。

(2)ムール貝

ムール貝のパエリア

材料(3〜4人分)

ムール貝6〜8個

パエリアの定番の具材の一つ・ムール貝です。

まず殻どうしをこすり合わせるようにして洗い、足糸を取ってください。あとは他の食材と一緒にお米の上に並べるだけです(作り方9のところです)

注意点としては、貝が開くまで火にかけてください。もしパエリアが完成しても開かない貝があったら、除けておきましょう。

(3)エビ

海老のパエリア

材料(3〜4人分)

エビ8尾

エビもパエリア定番の具材です。頭と殻を取って使いましょう。あとは他の食材と一緒に並べて、赤く色が変わったら完成です。

イカと一緒に炒めると、さらに味が深まるのでおすすめです。

(4)骨つきチキン

チキン入りのパエリア

材料(3〜4人分)

骨つき鶏もも肉400g

骨つき鶏もも肉を入れるのも、インパクトがあっておすすめです。塩コショウをふって味をつけたら、皮に焼き色がつくまでしっかり焼きましょう。

盛り上がるおすすめのパエリア鍋

フライパンでも作れるパエリアですが、パエリア鍋(パエリアパン)があるとぐっと本格的な見栄えになります。慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください。

いくつかおすすめのパエリア鍋をご紹介します。

●EL CID スペイン製 パエリア鍋 赤いハンドル レシピ 付き 30センチ(4人用)

パエリアの本場・スペインのバレンシアで生産されたスチール製パエリア鍋。赤い取っ手がかわいいです。

●AG 鉄黒皮 パエリア鍋 32センチ

18センチから45センチまで各種サイズがあります。4人用だと32cmくらいがちょうど良いです。

●EBM 鉄ブルーテンパー パエリア鍋 40センチ

鉄を錆びにくく加工したブルーテンパー材のパエリア鍋です。

通常、パエリア鍋はフライパンより薄くできており、それで一気に加熱するため "ぱらっ" とした美味しいパエリアが出来上がります。その一方で、薄いため焦げやすいです。初めてパエリア鍋で作るときは焦がさないように注意くださいね。

お肉や魚介類のスープを吸ったお米は味わい深くて、大人も子どもも美味しく食べられるメニューです。底にできたおこげも美味しいですよ! 次のキャンプやバーベキューでぜひ試してみてくださいね!

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