ダッチオーブンを手に入れたら、パン作りをやってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。雑誌やSNSなどでダッチオーブンでのパン作りが多く紹介されています。そこで今回は、初心者でもチャレンジできるダッチオーブンのパン作りをご紹介します。
出かける前に生地づくり
By: scott feldstein
パン作りで下ごしらえはとても重要です。自然の空間では難しいので、生地作りは家で済ませてしまいましょう。
用意する材料はこちらです。
強力粉 | 300g |
---|---|
塩 | 5g |
きび糖 | 35g |
バター | 40g |
牛乳 | 150ml |
たまご | 1個 |
ドライイースト | 5g |
これらの材料を全てこねます。こねる時にまな板やテーブルの上だと、ひっついてこねにくいという方も多いと思います。そんな時はテフロン加工の中華鍋やフライパンの上でこねてください。ひっつきをかなり抑えることができると思います。
こね終わったら小分けにして冷凍
こねる時はムラなく均等になるようこねていきましょう。目安として、生地の端を引っ張ってうっすら指が透けるように見えたらだいぶ滑らかになっていると思います。
こね作業を終えたら均等にカットしていきます。ダッチオーブンで焼ける場合焼きムラになりやすいので、12等分くらい細かいといいでしょう。そしてカットする時はスケッパー、無ければしゃもじを使って均等にカットしてください。
後は、カットした生地を丸めて一つずつラップに包みます。丸めた生地は冷凍庫に入れて一晩冷凍させます。冷凍するのはイースト菌を抑える効果があるのと、保冷剤がわりにもなるので是非やってみてください。
パンを焼く前の日に解凍スタート
いざキャンプ場に着いたらすぐに解凍!ではなく、まだクーラーボックスに入れておきましょう。取り出すタイミングも季節によって異なります。
夏の場合は、日暮れ過ぎ辺りがいいでしょう。これを一晩かけて解凍と発酵を行います。ただ、寝る時は鳥獣に食べられないよう、タッパーなどに入れておきましょう。
春秋の場合は昼食後くらいのタイミングでいいでしょう。ただし、直射日光は避けてください。いずれの季節も、1.5倍くらいの大きさになれば発酵完了です。
朝食1時間前から焼き作業
朝起きたら腹の虫を抑えつつ、炭に火を入れましょう。パンの焼き上がり1時間前がベストです。
そして、いよいよダッチオーブンの出番です。
・まずダッチオーブンの底と側面にクッキングシートを敷きましょう。
・次に発酵を終えた生地をダッチオーブンに敷き詰めていきます。均等に並べるよう心がけてください。
・いよいよ火入れです。火力は下を弱火、上を中火にすると綺麗に焼きあがります。炭の量は下と上の割合を1:2にするといいでしょう。
コツとしては、一気に焼き上げるより20分くらい時間をかけてゆっくり焼くくらいがベストです。そうすれば美味しいパンが焼き上がることでしょう。
初めは失敗するかもしれませんが、めげずに作り続けてください。上手に焼き上がった時のパンの味は格別ですよ。
毎月1度はキャンプに出掛ける2児のパパ。子供を連れて行き自然に触れる教育を実践しようと試みるも、結局一番はしゃいでるのは自分という本末転倒を繰り返しています。座右の銘は“一流の遊びが出来なければ、一流の仕事はできない”。
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