辛くて美味しくて、体の中から温まるタイ料理!でもタイ料理って作るの難しいんじゃない?しかもキャンプで?
大丈夫です!今回はアウトドアでも簡単に作れる本格タイ料理「ヤムウンセン」のレシピをご紹介します。
ヤムウンセンとは
今回ご紹介するタイ料理は、タイでは代表的なサラダの「ヤムウンセン」。「ヤム」とはタイ語で「和える」という意味、「ウンセン」とは「春雨」のことです。ゆでた春雨やエビ、イカ、ひき肉などの具材を甘酸っぱ辛いタレで和えた料理です。
サラダというと冷たいイメージがありますが、タイのヤムウンセンは出来立てを温かいままで食べるのが一般的です。なので、アウトドアで冷蔵庫がなくても大丈夫。もともとが温かい、冷やさないサラダなんです。
ヤムウンセンの作り方
日本のタイ料理屋で見かけるヤムウンセンの具は、エビやきくらげなどを入れるものが多いようですが、タイの屋台ではカニカマやイカ、魚肉ソーセージ、鶏の足など、その具は様々です。野菜はパクチーではなく、キンサイと呼ばれるタイセロリを使います。日本で流通している西洋セロリのように白くて太い部分がなく、見た目はパクチーやセリに似た感じの細いセロリです。
今回は、日本でも簡単に手に入る食材を使って作ってみました。
用意するもの
春雨 | 50~60g |
---|---|
豚ひき肉 | 50g |
魚肉ソーセージ | 2本 |
えのき | お好みで(しめじやほかのキノコでもOK) |
ミニトマト | 4個(普通のトマトでもOK) |
たまねぎ | 1/4個 |
セロリ | 葉の部分を1本分 |
ピーナッツ | 一つかみ程度 |
唐辛子 | 1~3本 |
ナンプラー | 大さじ2 |
ライム | 果汁大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1~2 |
1.ピーナッツはフライパンで空炒り、袋に入れてハンマーなどでたたき、砕いておきます。
2.ミニトマトは半分に、玉ねぎはスライスします。セロリは茎の部分は千切りにし、葉は粗く刻んでおきます。魚肉ソーセージは斜め切りにし、えのきなどのキノコ類は食べやすい大きさに切っておきます。
3.ボールにナンプラー、ライム果汁(レモン果汁でも可)、砂糖、輪切りにした唐辛子を入れて混ぜます。唐辛子はあれば生で、なければ乾燥鷹の爪でもOKです。辛さは好みにより唐辛子の量を増減してください。
4.鍋に湯を沸かし、春雨、豚ひき肉、えのきを順番に茹でて、しっかりと水気を切っておきます。
5.4で茹でたものに魚肉ソーセージと野菜類を加え、3のドレッシングで和えたら出来上がり。
6.お好みで小ねぎやパクチー、またガーリックフライなどを散らしてもOK。
まとめ
今回は、アウトドアで食べたいタイ料理の中から「ヤムウンセン」の作り方をご紹介しました。
ライムは手に入りにくければ、レモンやすだちなどで代用もできますし、少量の穀物酢を入れて酸味を出してもいいでしょう。ポン酢を使えば、日本風の味付けになります。
今回は鮮度を気にしなくてもいいよう具材に魚肉ソーセージを使いましたが、エビやイカなどを入れればさらに本格的な味を楽しめます。ヤムウンセンはタイ料理の定番でもあるため、成城石井やカルディなどへ行けば簡単に作れるキットも売っていますので、そういったものを利用して簡単に作ってみるのもいいですね。
モットーは「人生は毎日がキャンプ!」。だいたい年間の半分以上は海外や日本国内を旅しています。山に行けば山菜や渓流の魚を料理し、海へ行けば岩場の貝や釣れた魚を堪能しています。国内では車中泊が多いですが、海外では列車での国境越えや、駅で段ボールを敷いて野宿することも。基本的には無計画で行き当たりばったりの旅。山菜はいろいろと食べてみた中で、美味しかったものを中心にご紹介します!
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