バーべキューの火おこしを簡単にしてくれるアイテムはいくつもありますが、その中でも最も簡単につけられるアイテムをご存知ですか?
それが「チャコールスターター」! 今回はその仕組みやメリットを簡単に解説します。
チャコールスターターの仕組み
チャコールスターター(チムニースターター)は、煙突のような形をした火おこし器です。底部に着火剤を設置して、そのうえに炭を積み上げて着火します。
こうすると底部から暖められた空気が上昇していき、それと同時に下部にある隙間から内部に酸素が取り込まれていきます。だから、うちわで扇ぐなどの面倒なことをしなくても、炭に自然に火がついてくれるのです。
チャコールスターターのメリット
1. 簡単に火がつく
着火剤と炭をセットして着火するだけで、簡単に火がつきます。火がつきにくいケースが多い風が強い日や、海辺などでバーベキューやキャンプをする時も、あっさりつきます。
2. 火おこしの待ち時間が少なくなる
バーべキューを長時間続けていると、途中で火力が弱くなり、炭を継ぎだす必要が出てきます。
しかし「火力が弱くなったな」と気付いてから炭を足しても、すぐに火がつくわけではないので、火力が強くなるまで待つ必要が出てきます。
しかし、事前にチャコールスターター置き場を作っておいて、バーべキューの最中も定期的に炭を熱しておくと、常に熾火状態の炭を利用することができます。これで火力が弱くなった時でも安心です。
チャコールスターターの使い方
用意するものは、次の4つです。
・チャコールスターター
・炭
・着火剤
・ライター
1.炭をチャコールスターターにセットする チャコールスターターの上部から必要な量の炭を、少し隙間をあけて入れます。
2.着火剤に火をつける グリルの上に着火剤をおいて、ライターで火をつけます。
3.チャコールスターターを着火剤の上に置いて、10~15分待つ 火が付いた着火剤の上にチャコールスターターを置いたら、あとは10~15分ほど待てば、煙突効果で炭が熾火状態になります。
4.グリルに炭を移動する 炭が熾火状態になったのが確認できたら、後はグリルに炭を移すだけです。
チャコールスターターの使い方はこれだけ。製品によって違いはありますが、基本は同じです。
とてもシンプルなので、誰でも簡単に使いこなせますよ。
火おこしに自信がない。もっと早く火を熾したい。そんな人はぜひ一度、チャコールスターターを利用してみてください!
スノーピークやウェーバー、Colemanなどの有名メーカーから、安いものでは2,000円ほど。高いものは2万円弱で購入できます!