じゃがいもを丸ごと焼くハッセルバックポテトは、スウェーデン生まれの料理。別名「アコーディオンポテト」とも呼ばれます。蛇腹状に開いたじゃがいもの姿が特徴で、キャンプ料理にも向いています。
今回は、ハッセルバックポテトの基本的な作り方とアレンジをご紹介します。
ハッセルバックポテトの作り方
By: laura burns
まずは基本の作り方をご紹介しましょう。
<材料 2個分>
じゃがいも | 2個 |
---|---|
オリーブオイル | 大さじ2 |
塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
乾燥パセリ | 適量 |
じゃがいもの種類は、細長くてでんぷん質の少ないメークインがおすすめです。
じゃがいもの切り方
1. じゃがいもを洗って、芽をとっておきます。
2. だいたい1〜2mmごとに切れ目をいれます。このとき、下はつながったままになるようにします。割り箸を置いて切ると下まで切ってしまう心配がありません。
作り方
1. 切れ目を入れたじゃがいもを水にさらします。このとき、切れ目のあいだを洗って、でんぷん質を取っておきます。こうすると、焼き上がったじゃがいもが、キレイに開きます。
2. じゃがいもの水気を切り、スキレットやダッチオーブンに乗せます。
3. 塩コショウを振り、オリーブオイルを回してかけます。お好みでにんにくや粉チーズ、バターを追加します。
4. フタをして、25~30分ほど加熱します。様子を見て硬いようなら加熱時間を延ばして下さい。
5. 焼きあがったら乾燥パセリをふって、できあがり。
ハッセルバックポテトのアレンジ
ハッセルバックポテトは、いろいろな食材とマッチするのも魅力。特に塩気のある食材や、こってりした食材によるアレンジがおすすめです。
①チーズ&ベーコン
切れ目のあいだに、チーズやベーコンを挟んで焼きます。はずれのない美味しさに、キャンプも盛り上がること間違いなし。
②明太子マヨネーズ
ほぐした明太子とマヨネーズを合わせて明太子マヨネーズを作り、切れ目にはさんで焼きます。市販のめんたいマヨでもOK。時短になるのでキャンプにおすすめです。
③アンチョビ
アンチョビをみじんぎりにして切れ目のあいだに挟みます。アンチョビの塩気がじゃがいもにぴったりです。
④焼き野菜といっしょに
アボカドやトマト、玉ねぎなどを一緒にのせて焼きます。
じゃがいも以外でハッセルバックポテト
挟む食材だけでなく、じゃがいも以外の食材を使ってハッセルバックポテト風に仕上げるのも楽しいですよ。キャンプでみんなを驚かせちゃいましょう!
①さつまいも
おやつになりそうな、さつまいものハッセルバッグポテト。焼き上がりに蜂蜜やメープルシロップをかけると幸せな味に。
②にんじん
じゃがいもとにんじんの組み合わせ。パーティーメニューのような豪華さですね。長時間焼き上げることで、にんじんの甘みが引き出されます。
③アボカド
焼くとまったりした味になって、より美味しくなるアボカド。粉チーズやマヨネーズで洋風にしても、おしょうゆをかけて和風にしても◎
④ズッキーニ
かぼちゃの仲間ズッキーニ。ベーコンを挟んで焼くと、ベーコンの旨みがズッキーニに移って美味しいですよ。
⑤変わった色のじゃがいも
紫色や赤、ピンク色などの変わった色のじゃがいもを仕入れたら、ぜひハッセルバックポテトに。カラフルな見た目はキャンプでも注目の的!
肉料理の付け合せにも、おつまみにもぴったりのハッセルバックポテト。ほんの少し手を加えるだけで、華やかな見た目になるのが嬉しいですね。いつものベイクドポテトにひと工夫して、キャンプでみんなと楽しんでみませんか?
2人の男子の母。キャンプでは調理担当です。設営と火起こしは主人の担当なのでよくわかりません(!)好物は焚き火とビールとお風呂。日帰り温泉が近いかどうかでキャンプ場を選ぶタイプです。神奈川・山梨によく出没します。今は子連れのどたばたキャンプですが、子どもが大きくなったら夫婦でおしゃキャンしたいので情報収集に努めています。
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