【夏のキャンプにおすすめな山菜6選】採り方や見つけ方も解説!

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山菜といえば、ワラビやゼンマイ、コシアブラ、たらの芽、フキノトウなど、「春の味覚」というイメージが強く、実際にこれらはみな、春に採取できる山菜です。「じゃあ、夏には山菜は採れないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、夏に採れる山菜だってあるんです。

そこで今回は、夏のキャンプ地で採取できる山菜をご紹介します。

ワラビ

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ワラビといえば春の山菜の代表格でもあります。そんな山菜が本当に夏でも採取可能なの?という方も多いと思います。
もちろん、ワラビの採取時期といえば春ですが、少量、その日にちょっとつまみとして食べるくらいだったら、やや標高が高めのキャンプ場などでしたら、夏に採取することも可能です。

夏のキャンプ場の周辺などで、次の写真のように完全に伸びきったワラビを見たことはありませんか?
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こんなふうに完全に伸びきってしまったワラビなんですが、ちょっとかき分けて根元の方を見てみてください。根元には季節外れに遅く生えてきた若芽がかなりの確率であったりします。

そういった「季節外れの」だけでも1食分くらいにはなるのではないでしょうか。採取したワラビはおひたしにしたり煮ものにしたり、その日のちょっとした一品に加えてみてください。

ヤマウド


続いてのヤマウドもどちらかというと春の味覚なんですが、こちらも夏に採取することが可能です。ヤマウドの見つけ方もワラビと同様、まずは大きくなったウドの葉を見つけることです。
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このような大きく茂ったウドの葉を見つけたら、葉っぱを持ち上げて根元を見てください。こちらも夏に芽を出した若いウドを見つけることができます。

さっとゆでてしょうゆ漬けにすれば、ほろ苦いおつまみの出来上がりです。

ウワバミソウ

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ウワバミソウは山菜の中では珍しく、初夏~秋にかけて採取ができる山菜です。
東北地方では「ミズ」と呼ばれ、山菜として流通しており、アクもクセもなくどんな料理にも合います。5月頃から10月頃まで約半年間もおいしく食べられるため、見つけ方を知っておくと、山では非常に重宝する山菜です。

おひたしやあえもの、酢もの、炒め物、煮物、たたき、などなど、レシピの種類も豊富でどんな調理方法でもおいしくいただくことができます。

ツユクサ

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先ほどまでご紹介してきた山菜は少し標高が高めのキャンプ地で採取できる山菜ですが、続いてご紹介するツユクサは、歩道の脇や公園、広場、田んぼのあぜ道など、どこでも見つけることができます。
夏~秋にかけて青いきれいな花をつけますので、見覚えがあるという方も多いと思います。

採取の仕方はとっても簡単。見つけたら葉のやわらかい部分をただ摘むだけです。おひたしや炒め物にして食べることができます。

スベリヒユ

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続いてご紹介するスベリヒユも、街中の歩道の脇や田んぼのあぜ道など、いろんなところで簡単に見つけることができる雑草です。

スベリヒユは抗酸化物質の一つであるオメガ-3脂肪酸を非常に多く含んでおり、さまざまな薬効が認められています。ギリシャやトルコでは野菜として食用にされており、日本でも山形県の一部の地域では野菜として栽培され食用にされています。

採取方法は、太い茎を根元近くから切り取って採取します。生のままサラダにしたり、ゆでておひたしや和え物にします。個人的には、辛子マヨネーズ和えや辛子醤油など、辛子との相性がいいように思います。軽くぬめりがあっておいしいですよ。

カタバミ

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こちらもいたるところに生えている雑草です。
ネットなどでは「ゆでておひたしやあえもの、てんぷらに…」などと書いてあったりもしますが、熱湯に入れると一瞬で、見るからにまずそうな色に変わりますし、もともと葉が小さいのでおひたしなどには向かない気がします。
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沸騰したお湯に入れてわずか2~3秒でこんな感じです。

カタバミの葉にはほうれん草と同じシュウ酸が多く含まれており、生の葉をかじると酸っぱいです。ですのでそれを利用して、ちょっと酸味が欲しい時、摘んで生のまま細かく刻んでちらしたりして使います。

一番のおすすめはサラダです。サラダのドレッシングに酸味が欲しい時に、細かく刻んで混ぜて使うと、さわやかな酸味を楽しめます。「レモンが欲しいけど無いなー」という時などに、レモンの代用品として使ってみてください。

ただし、シュウ酸を多く含みますので、食べすぎには注意です。結石になりやすい方は避けた方がいいでしょう。

まとめ

今回は夏のキャンプでも採取して食べられる山菜についてご紹介しました。
ワラビやウドのように、本来の旬は春なんだけれども、どんどん遅れて若芽が出てくるために夏でも採取が可能というものから、旬が夏という山菜までいろいろとあります。

また、ツユクサやカタバミのように、いわゆる雑草としていたるところに生えているけれどもじつは食べられるという野草は、まだまだ他にもたくさんあります。

たまにはこういう野生の味を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

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