バーベキューでは楽しい思い出が作れるのは言わずもがな。しかし、その反面アウトドアで行われるため危険が潜んでいることも事実!気をつけるポイントを挙げてみました。
バーベキューにはこんな危険が…
具体的にバーベキューのどういった部分に危険があるのかみていきましょう。
火が関係する危険
バーベキューをしていて最初に頭に浮かぶ危険は火傷かもしれません。火を取り扱う以上、これはしっかりと対策をしないといけない問題ですよね。
最も初歩的かつ大切なことは、炭や火を取り扱う場合はしっかりと軍手をすることです。ただし、過信は禁物です。軍手のほとんどはポリエステル等の化学繊維で作られており、熱で溶け出してしまう可能性があるからです。特に、炭というのは着火しているかどうかパッと見ただけではわかりづらいことがあるので、注意が必要です。
完全に火傷を防ぎたい。という方は、専用のグリルグローブを使用しましょう。ものによっては耐熱温度が200度を超えるものがあるので、火のついた炭を長時間触ることはできませんが、少しの時間なら問題はありません。
牛革の手袋も、軍手よりは安全です。炭をつかんだり、炎の中に手を入れることはできませんが、熱いダッチオーブンなどの移動くらいなら耐えることができます。
火を扱うという意味では、最近ではカセットコンロの危険な使い方がよく取り上げられます。カセットコンロはスイッチひとつで簡単に着火できるので屋外のバーベキューでも活躍します。しかし、コンロの上にコンロより大きな鉄板をのせて使うと、熱がコンロにこもってしまいボンベが爆発してしまうことがあるので気をつけてください。
大きなナベや鉄板で熱の出口がふさがれると、ボンベに熱が伝わってしまいます。
これを長時間続けると、ボンベの内部圧力が異常に高くなり、爆発する恐れがあります。
引用:一般財団法人 日本ガス機器検査協会 【カセットボンベ:こんな使い方は止めましょう】
食べ物に潜む危険
バーベキューで多いのが食中毒です。特に夏場ということで生肉などについた細菌が増殖してしまったり、不十分な加熱、素手での調理といったことが原因となり、食中毒になってしまうことも珍しくありません。自分自身の手、調理器具、そして食材の徹底した衛生管理が大切です。
とっさのケガ
外で行うバーベキューでは注意しないと簡単にケガをしてしまいます。調理を担当する人であれば、包丁を使う際のケガ。
テントやパラソルといった普段使わないような道具を組み立てるときに手を挟んだりなどのケガなどが考えられます。
包丁を使うときはしっかりと気をつけましょう。また、道具を組み立てる時は、軍手を使って作業を行うと安全性が増します。
慣れない環境での体調不良
食中毒もそうですが、夏であれば熱中症なども気をつけなければいけませんね。どうしてもバーベキューという非日常的な空間ではしゃぎすぎたり、気を張って準備をしたりしてしまうと体調を崩してしまいがちです。
危険を知って安全に!
ここまで読んだ方は、「バーベキューって危険だな…。」と思われたかもしれません。確かにバーベキューに危険はつきまとうものです。しかし、危険だからといって「バーベキューはしない。」という選択肢になるのはとってももったいないです。危険がある以上にバーベキューって楽しいものですからね。
危険があることを知る。そして、しっかりとその危険に対する備えをする。そうすることで安全なバーベキューをして、楽しい思い出を作ることができるのです!
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