準備はオッケー?シーズン前のキャンプギアチェックのススメ

0 5
(評価数:0件)
Pocket
LINEで送る

※当サイトを経由して商品が購入・申込された場合に、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

もうすぐ待ちに待ったアウトドアシーズン!早くキャンプに行きたくてウズウズしている方も多いのではないでしょうか?

極寒の中、雪中キャンプをできるキャンプ場もありますが、冬季クローズのキャンプ場もけっこう多いのです。

早いところでは、すでに予約が始まっているキャンプ場もありますね。

春キャンプのためにキャンプ場を決めるのも、新しいギヤを購入するのも、大イベントのようにウキウキしますね!

でも、それと同時にチェックしておかなければならないのが、現在所有してるテントなどのギア。

現地について、テントを広げたらカビだらけだった!ダッチオーブンが錆びだらけだった!など、今年のファーストキャンプからテンションが落ちるようなことがないよう、今のうちにキャンプギヤのチェックをしておきましょう。

 

テント

まずは、キャンプと言えばテントですね。寒さや暑さ、雨や夜露、虫などから身体を守ってくれる重要なギアです。

昨年のシーズン最後に使用したテントは、メンテナンスをしてから保管しましたか?丁寧にメンテナンスをしたつもりでも、多少の湿気が残っていたり、保管場所の問題などでカビが生えてしまっていることもあるようです。

まずは、天気の良い日に収納バッグから出し、広げてみてください。

広げる際に、フライシートやインナーテントの生地が傷ついたりしないように、下にブルーシートなど敷くと良いでしょう。

カビやホコリなどの汚れがないか確認しましょう。そして、穴やほつれがないか確認しましょう。

カビなどの汚れがあった際は、中性洗剤をうすめた液をタオルのような柔らかい布に染み込ませ、汚れた部分を拭き取りましょう。生地を傷めないよう、優しくなでるように拭き取ってください。

その後は別の濡れたタオルで中性洗剤を拭き取りましょう。その後は湿気が残らないよう、キッチリと乾燥させてください。

本来なら、カビの菌を死滅させるためにエタノールやハイター(漂白剤)といった有効な方法がありますが、テントの素材によっては生地を傷めたり、変色や脱色をさせてしまう恐れがあるため、安易な使用は避けた方が良さそうです。使用する際は、よく調べた上で行うようにしましょう。

そして、生地に破れやほつれがあった際は、無理にテントを使用しないよう注意してください。

そもそもテントを張るということは、生地がかなりの力で引っ張られ、生地や縫い目に大きな負荷がかかります。破れやほつれを悪化させてしまう可能性が大きいため、必ず補修をしたうえで使用しましょう。

あとよく見受けられるのが、シームテープの劣化による剥がれです。シームテープが剥がれてしまうと、縫い目から雨や夜露が染み込んで、水がテント内に入り込んできてしまいます。

アウトドア用品店などで、補修用のシームテープが販売されていますので、自分で補修ができます。自己補修が不安な方は、メーカーに問い合わせ、修理依頼をしましょう。

大きなフライシートをくまなくチェックするのは大仕事です。できればテントを設営できるような、広い場所で実際に設営し、複数人で点検できるとラクチンで早いですよ!設営する際に、ポールやパラコードのチェックも同時に行うと良いでしょう。

 

電池式ギア

電池式ランタン、ヘッドランプ、懐中電灯など、灯り系のキャンプギヤを中心に、電池を使うギヤはいくつかあると思います。

確か、まだ電池が残っているはず・・・などと安心していませんか?

いざキャンプ場で、灯りを点けようとしたら点かない!電池ボックスを開けると、電池が液漏れしている!など、よく耳にします。

電池は使用しなくても、自己放電してしまいます(時間の経過とともに少しずつ電気の量が減っていくこと。自然放電ともいいます)

さらに、ギヤのスイッチの切り忘れから電池の中身がなくなり、そのまま入れっぱなしにすることから起こる過放電や、機器の配線異常などから起こるショートによって、液漏れが発生しやすくなってしまいます(破裂の恐れもあります)

そしてもう一つの液漏れの原因として、電池のメーカーや、種類の違うものを一緒に使うことによって起こることもあります。新品、中古、使用済みのものを併用することでも液漏れが生じやすくなりますので注意しましょう。

液漏れを防止するためにも電池を入れる際には、同じメーカー、同じ種類のものを使用するようにしてください。

キャンプ場で夜の灯りはとても大切です。電池式のギヤは必ず電池ボックスを開け、電池を一度取り出して少量でも液漏れが発生していないかチェックしてみて下さい。

 

調理器具・クーラーボックス

キャンプの楽しみでもある食事。

昨年のキャンプで大活躍してくれた、ダッチオーブンや包丁、カトラリーなどのチェックも忘れないようにしましょう。

ダッチオーブン

現地でダッチオーブンが錆びだらけ!食事を作る前に錆び落としから・・・なんて事にならないよう、ダッチオーブンは蓋を開けて確認しましょう。もし錆が出ていたら、錆を綺麗に落としてから、オリーブオイルなどの油を塗っておきましょう。

包丁

包丁の刃が欠けたり錆びたりしていませんか?そのような場合、調理中にケガをする恐れがあるので、違う包丁に交換しましょう。錆や汚れだけの場合は、綺麗に落としてから研いでおくと良いでしょう。

クーラーボックス

クーラーボックスについては、他の調理器具などと比べ、シンプルな作りなので清掃しやすく、保管中も内部が汚れにく安心ですね。

ただ、外部からの衝撃で、凹みや穴など破損個所がないか確認してみて下さい。食材の他にドリンクや保冷剤など、常に重いものを入れる事が多く、さらに地面などの硬いところに直置きしたり、上に物を置いたりなどタフな使い方をすることが多いため、知らないうちに壊れてしまっている事があるかもしれません。

クーラーボックスは、破損によって保冷効果が著しく低下する恐れがあります。せっかくの新鮮な食材が、現地に着くまでに傷んでしまうことがないよう、点検してみて下さいね。

そして、その他調理に使用するもの全般は、衛生的に保たれているか今一度確認してみて下さいね!

 

寝具

キャンプの荷物として、けっこうかさばる寝具。

なるべくコンパクトにして持って行きたいため、キッチリたたんできゅうきゅうに詰め込まれることが多いと思います。そのため空気が通りづらく、湿気やホコリなども閉じ込めたままになっている時間が多いですよね!

使用後に、ちゃんとメンテナンスをして保管していても、就寝時に吸収した汗や、付着したホコリが少しでも残っていることで、イヤな匂いとなり寝具の中まで増殖している可能性があります。

天気の良い日に寝具を広げ、天日干しにし、イヤな匂いや湿気を飛ばし、キャンプ時に気持ちよく眠れるよう準備をしておきましょう。

保管する際に、脱臭、除湿効果のある竹炭などを利用すると便利ですよ!

 

イス・テーブル

キャンプ時に使う頻度の高いイスとテーブル。

テーブルの天板や、イスの座面は目につきやすいため、汚れや破損があるとすぐに分かるのですが、それらを支えている脚の部分はわりと見落としがちです。

重さで負荷がかかる部分の脚部は、パイプの曲がり折れ、ジョイント部の部品落下など、破損がないか確認してみましょう。

特にイスは、座った瞬間にイスの脚が折れ、転倒しケガをしてしまう、なんて事もあるようです。

そして、座面部の生地の破れや縫い目にほつれがないかの確認もしておきましょう。

破損は見当たらなくても、ふだんよりガタつきが大きい、使用時、収納時の開閉がスムーズにいかない、など気になる点があれば使用を控えるようにしましょう。

 

最後に

もうすぐキャンプシーズン本番ですね!

今年初キャンプの計画を、ウキウキワクワクしながらキャンプ場探しなどされている方も多いのではないでしょうか?ちなみに筆者もその一人です。最近キャンプギヤを引っ張り出して、チェック作業を始めました。

楽しいキャンプをより楽しく快適にすごすため、皆さんも時間のある時にチェック作業をしてみてくださいね!

Pocket
LINEで送る

コメントリンク
トップへ