登山、ボルダリング、そして沢登りなどはどんな印象を持っていますか?
初心者にとっては、特別な知識が必要で、ごく一部の人だけが楽しむハードルが高いものと思いがちです。しかし、どんなスポーツであれレジャーであれ、少しずつ知識をつけていくことには違いはありません。またそれにともない、充実感も増していくことでしょう。
今回は、暑い夏を気持ちよく、そして楽しく過ごす「沢登り」を紹介します。
レベルは自分に合わせて
沢登りの醍醐味はなんと行っても、「水の中を歩く」ことです。
こう聞くと腰までつかって水の抵抗をフルにうけて修行のような大変なものを想像するかもしれません。しかし実際は、くるぶしから膝下くらいがメインで、たまに腰くらいの深さを通過する程度です。
場所によっては滝壺で泳いだり、みんなが水の中をすすむとき敢えて岸をアスレチックのように進むのも面白いです。水泳の技術がないとできないレジャーではありませんので、自分のレベルに合わせてさまざま楽しみ方ができます。
登山と異なり、頂上までいかなくても“水あそび”をして途中で引き返したり、釣りを楽しんだりと、のんびり時間を過ごすことができるのも沢登りの楽しみ方の一つです。自分にあった沢登りのスタイルを見つけてみてください。
川の魚と戯れるのも楽しいですね!
By: Dick Thomas Johnson
福島と山形の県境にある温泉地の沢を攻める
新幹線が在来線の線路を走る不思議な光景がひろがる福島と山形の県境に、秘湯として名高い「姥湯温泉」「五色温泉」「滑川温泉」と、温泉が集中する地域があります。国道13号線沿いです。
その温泉の一つの名前に注目!「滑川」の文字が!「滑」とは一枚岩のような川底がつづく天然のウオータースライダーのような川のことです。綺麗な浅瀬の川底が長く広がり、大人でも子どもでも大はしゃぎです。
滑川温泉の少し下に数台分の車を停めるスペースがあるので、そこに駐車しスタンバイ。
20分も川を登っていくと、大きな滝がでてきます。20mそこそこでしょうか。日常の生活では明らかに登るなんて感覚の起こらない高さに見えます。ロープを使いその滝を登っていくのですが、水を全身にあびながら登るそのスリルと快感は、みなさんを沢登りの楽しさを教えてくれること間違いなしです!!
滑川温泉はこの辺りです!
北海道に生まれ、海に育てられ。学生時代に知り合った友人によって山も鍛えられ、自然界と温泉に溶け込んでいった。そこで交わった人々と共有した経験と自分の思う所を文章にしています。
かつての自分が経験できた自然が、そのまま残っているとは限りません。せめて文章の中にだけでもその姿が残ること、みんなが意識して保全すること期待しています。いつかどこかで読者と会えたらうれしいです。
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