アウトドア派なのか、インドア派なのか、付き合ってみないと分からないことって多々ありますよね。
インドア派をアウトドアに引き込むには、絶対に無理強いをすることはいけません。では、どうやってアウトドアの魅力を伝えたらいいの? そんな人はこの記事をご参考にしてくださいね。
アウトドア派とは?
アウトドア派とは、休日になるとキャンプやハイキング、バイクツーリングなど、とにかく外出が好きな人のことをいいます。「天気が良いから散歩をする」「気持ち良いそよ風を浴びにハイキングをする」「1人もしくは友人と一緒にキャンプへ出掛ける」など、家の外にでることがアウトドアといえますよ。
アウトドア派の人は、休日に家へいると外へ出かけたくなってウズウズする人が多いです。天気が良い日には家で大人しく過ごすよりは、外出したい気持ちが大きい人がほとんどです。
インドア派とは?
インドア派とは、人混みが苦手だったり、休日は家で映画鑑賞をしたりなど、家の中でゆっくり過ごすことが好きな人のことをいいます。「わざわざ休みの日まで、外に出たくない」そういう気持ちが大きいんですよ。
インドア派の方は、「とにかく家から出るのがめんどう」「休日はゆっくり身体を休めたい」そういう人が多いです。
アウトドア派とインドア派カップルの悩み
自分がアウトドア派の場合、パートナーがアウトドア派だと、いろいろな場所へ一緒に出掛けたり、アウトドアの思い出をたくさん作ったりできます。しかし、パートナーがインドア派の場合は、一緒に外出することができなくて、「一緒にキャンプへ行こう!」など、アウトドアへ誘っても「行かない!」といわれて終わるパターンが多いのです。
アウトドア派の人からすると、「せっかくの休日なんだから、アウトドアを一緒に楽しみたい!」「なんでついてきてくれないの?」など思いますが、一方のインドア派は「休日なのになんで外出しなければいけないのか」「行きたいなら1人で行ってくればいいでしょ」という気持ちに。
最初はお互いの意見を尊重して、グッと我慢しているかもしれませんが、付き合いが長くなると、アウトドア派の意見とインドア派の意見が衝突して、大喧嘩に発展することがあるんですよ。
「そうそう…うちのところも」と共感する人は多いのではないでしょうか。
アウトドア派意見
アウトドア派の意見としては、「毎日仕事をして疲れているのは分かるけれど、休日の日しか楽しめないことがたくさんあるんだよ!」。さらに、キャンプなどをする方は、「自然の中に行くと、非日常を味わえるので、リフレッシュされる」「日ごろの疲れが吹き飛ぶ」などという意見があります。
インドア派のパートナーがいるアウトドア派の方は、「アウトドアの楽しさをパートナーは分かってくれない」と悩むことが多いんです。
インドア派意見
インドア派の意見としては、「毎日仕事で疲れているから、休日くらいは家でゆっくりダラダラしたい」。さらに「買い物などはインターネット通販で購入している」「休日はなにがなんでも家から出ない」という意見もあります。
インドア派の人からすると、「休日にアウトドアなんて疲れることはしたくない」「キャンプ場とか人がいっぱいいるところがイヤ!」「正直アウトドアに誘ってほしくない」と悩む人が多いんです。
インドア派が納得できるアウトドアに引き込む7つの方法
そもそもアウトドア派とインドア派、お互いの意見が食い違っているので、「本当にインドア派の人がアウトドアをしてくれるのか」という疑問があるでしょう。しかし、きちんと手順を踏んでいけば、インドア派だったパートナーをアウトドア派に変えることだってできるんです。
①無理強いは絶対にダメ!
まず一番大事なことが、無理やり行きたくないアウトドアへ連れ出すのは絶対にダメです。というのも、アウトドア派の人が「今日は絶対に家から出ないで!」と理由もなにもいわれず命令されると、「え?なんで?意味わからない」と怒りの気持ちが芽生えますよね。それと一緒です。
インドア派のパートナーに対して、無理やり連れ出すのではなく、最初の内は1人でアウトドアを楽しむことが大切ですよ。ただし、毎回休日にアウトドアへ出かけるのは、パートナーをほったらかしにしてしまうことになるので、それは避けましょう。アウトドアが好きなことを少しずつアピールするように、出かけるのがポイント。
半年から一年くらい焦らず時間をかけて、ゆっくりアピールすることが大切ですよ。
②とにかくアウトドアの魅力を伝える!
アウトドアに出かけているときは、その時々でアウトドアの魅力をメールやラインなどで連絡してみましょう。写真があるとベストですね。きちんと連絡をすることと、アウトドアの魅力を細かく伝えることがポイントですよ。
アウトドアを楽しんでいるときって、携帯を見ることがめんどうと感じる人もいるでしょうが、インドア派の気持ちをアウトドア派に向けるためには、こまやかな努力が必要になるので、頑張ってください。
送る写真については、とても綺麗な景色や、キャンプへ行ったときなどは美味しそうなキャンプ料理、人が少ないキャンプ場の豊かな自然など、興味を持ちそうな写真を選定して送ると効果的です。
食べることが好きなパートナーの場合は、美味しそうな料理の写真を送ると、「次一緒に連れてって!」となりやすいですよ。
③2人でいるときにアウトドアの出来事を話す
アウトドアから帰宅したら、アウトドアの最中にあった出来事を楽しそうに話しましょう!
ここで注意することは、「ネガティブな出来事はあまり話さないこと」です。たとえば、「めちゃくちゃ寒くて辛かった」などは、防寒をしていけば解決できること。それをそのまま伝えてしまうと、「アウトドアって寒いんだ。絶対に行きたくないな…」と思わせてしまいます。
ネガティブなことを伝えるときは、「寒い季節にしか見られない景色がとても綺麗だったよ!」のように、魅力を交えましょう。「寒くなかったの?」と聞かれたら、「寒かったけど、防寒すれば大丈夫!」など解決策を伝えると、「防寒すれば大丈夫なんだな」と自然に考えられるようになりますよ。
また、楽しかったことは “とても楽しい”という気持ちを全面に出しながら、パートナーに話しましょう!「そんなに楽しいなら、私も体験してみたい」そう思ってもらえれば上出来です。
④一緒に楽しめるアウトドアに誘う!
少しずつインドア派のパートナーの気持ちが、アウトドアに向いてきたら、「人が少ないキャンプ場があるんだけど、一緒に行かない?」と誘ってみるといいでしょう。その際に、「準備とか分からないし、めんどう…」といわれるかもしれませんが、そんなときは「キャンプの準備は全部自分でやるよ!」「自分の準備(着替えなど)だけお願い」と優しくお願いしてみましょう。
「キャンプの準備をやらなくていいなら」「人がいないなら」と最初はしぶしぶかもしれませんが、キャンプへ一緒に出掛けてくれるようになりますよ。
ただし、キャンプ場についてからの準備も全部自分が行うことになりますので、2人分の準備をする覚悟ができたときに誘いましょう!
⑤パートナーを絶対に怒らない
アウトドアに一緒に出掛けてくれないからといって、怒ることは絶対にダメです。「なんで一緒に行ってくれないの?」「なんで合わせてくれないの?」など、追い詰めるような言葉をいってしまうと、「絶対に行かない!」と心を閉ざしてしまう可能性も。
試行錯誤しながら何回も何回もアウトドアへ誘っても、「行かない」と拒否されることがあります。そのときは、趣味の共有を一旦やめるようにしましょう。
アウトドアをしたくない理由って人それぞれあると思います。「なぜアウトドアをしたくないのか」という理由を、日常生活の中で聞けたら聞いてみてもいいでしょう。「お腹が弱くて、いつトイレに行きたくなるか分からないから」や「やったことがないから不安なだけ」など、さまざまだと思います。
パートナーのアウトドアに行きたくない理由が分かれば、解決策も一緒に考えられるかもしれません。トイレ問題の場合は、事前にトイレの位置を確認、把握しておく。不安が理由の場合はどんなことが不安なのか具体的に聞き出すなど。無理強いをすることなく、理由を聞いてから、それでも大丈夫そうならアウトドアに誘ってみてはいかがでしょうか。
⑥インドアデートを嫌がらずに楽しむ
インドア派のパートナーからすると、「休日は2人一緒に家で過ごしたい」という気持ちが大きいでしょう。
そこでアウトドア派がやることは、全力でインドアデートを楽しむこと。もちろんアウトドア派の人からすると、休日に家から出ないことなんて窮屈で考えられないかもしれませんが、逆の立場になるとインドア派がアウトドアに行くことは苦手なのです。
そこをよく理解したうえで、相手のペースにゆっくりと合わせながら、映画鑑賞をしたり2人の会話を楽しんだり、インドアデートを楽しみましょう。そうすると、「自分に合わせてくれてるから、私もアウトドア少しだけ行こうかな」など、ちょっとずつ考えを変えてくれるかもしれません。
また、映画鑑賞のときに雄大な自然の景色が出たときなど、「同じような場所知っているよ! もし行けるなら今度連れて行きたい!」などアウトドアを少し匂わせながら、誘ってみるのもいいかもしれません。
⑦キャンプでインドアを楽しむ!
「キャンプでインドアなんて楽しめないでしょう!」そう思う人もいるでしょう。
ですが、実は簡単にインドアの空間をつくることができますよ。
たとえば、インドア派のパートナーが、
1. 人混みが苦手
2. 映画鑑賞が好き
3. 食べることが好き
という方の場合は、
・混雑しているキャンプ場を避ける
・テント内にコードレスのDVDプレーヤーを設置
・美味しいキャンプ料理を作る
上記を行いましょう。そうすると、インドア派の好む環境を作り上げることができ、家にいないのに家の中にいるような感覚になれます。
こうしてインドア派のパートナーが少しずつキャンプなどのアウトドアに慣れてくると、アウトドア派のパートナーについて行くのが楽しいという気持ちが芽生えてくるでしょう。さらに美味しい料理を作って、「アウトドアの料理はこんなに美味しいんだ!」という気持ちになってもらえれば完璧。
アウトドアだからといって、ガツガツのサバイバルキャンプをしなければいけないということはありませんので、インドア派のパートナーの好みに合わせたキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回はインドア派のパートナーをアウトドア派に引き込む7つの方法をご紹介しました。
アウトドア派とインドア派の2人が楽しめるアウトドアができると、1人で行うアウトドアとはまた違った楽しさが味わえます。無理強いをすることなく、自然とインドア派のパートナーがアウトドアに引き込まれるように、ひとつずつ試してみてくださいね。
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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