【オピネルナイフの下準備や黒錆加工】使うほどイイ味が出せるオピネルナイフの魅力!

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ナイフの入門編といってもいいオピネルナイフ。オピネルはフランスの刃物メーカーということはご存知ですか?今回は、オピネルナイフについてや、使う前の下準備や黒錆加工の方法をご紹介していきます。これからオピネルナイフの購入を検討している人は、ぜひご参考にしてくださいね。

フランスの刃物メーカー「オピネル」

オピネルナイフは、1890年にジョセフ・オピネルというフランスのサヴォワ地方で野鍛冶をしている人が、考案したものが原型なのです。その開発者の名前から「オピネル」と名付けられました。120年以上も前に考案されたシンプルなデザインが、今でも基本的に変わることなく生産されているんですよ。オピネルナイフのバリエーションの中でも、No.1からNo.12は、1897年にジョセフ・オピネルが開発したのが始まりです。現在でも変わらずに用いられております。今ではフランス人の子どもが、ナイフを扱うくらいの歳になると、両親からオピネルナイフをプレゼントされるくらいなんですよ。オピネルナイフは、フランス文化に欠かすことができないナイフなのです。

オピネルナイフを一言でいうと、頑丈な造りをしており、機能的、コストパフォーマンスに優れている、とてもシンプルなナイフと言えます。

全てのオピネルナイフに共通していること

オピネルナイフに共通していることは、すべてのナイフの部品がフランス国内生産されていることです。しかも、ひとつひとつ熟練した職人が手作業で生産しています。そして、すべてのナイフには、セーフティーロック機能が採用されておりますので、ナイフを収納したあと、ふとしたときに刃が出る心配がありません。

オピネルナイフは大きく分けると2種類

オピネルナイフは大きく分けると、ステンレススチール製カーボンスチール製の2種類に分かれます。ここでは、各種類のメリットやデメリットをご紹介していきます。

ステンレススチール製

ステンレススチール製のオピネルナイフは、カーボンスチール製と比べて錆びにくいことが特徴です。ハンドル部分は、木製で作られておりますので、握ったときの持ちやすさはもちろん、木製独特の暖かみのあるデザインになっております。そのため、ステンレススチール製のオピネルナイフは、比較的初心者でも扱いやすく、お手入れに関しても、毎回研ぐことをしなくても良いので、「初めてナイフを購入する」という人におすすめの素材です。

メリット・錆びにくい
・初心者でも扱える
デメリット・カーボンスチール製に比べると切れ味が劣る

カーボンスチール製

カーボンスチール製のオピネルナイフは、切れ味がとても良く、ステンレススチールと比べて研ぎやすいことが特徴です。切れ味がとても良いですが、ステンレススチール製に比べると錆びやすいです。そのため、ご自身で黒錆加工をして赤錆びを防止することが必要です。ステンレススチール製よりも、ナイフの下準備に時間はかかりますが、より愛着が湧きますよ。

メリット・切れ味が良い
・研ぎやすい
デメリット・錆びやすい
・使うたびに研がなければいけない

オピネルナイフの下準備

オピネルのナイフを購入したあと、下準備は必ず行ないましょう。ハンドル部分が木製なので、水分を含むと膨張してゆがみの原因になります。そうすると、ブレード(刃)の出し入れがスムーズにいかなくなる可能性が高くなります。そうならないために、下準備が必要です。下準備と言っても簡単で、誰にでもできますので安心してください。

下準備の方法

オピネルナイフを購入したら、ナイフを使う前に下準備をしていきましょう。この下準備をすることで、ナイフへの愛着が湧いてくること間違いなしです!

●用意する材料

オピネルナイフ1つ
亜麻仁油orエゴマ油orクルミ油適量
ビニール袋(ジップロック等)1枚
タオル1枚

①オピネルナイフを購入したら、ブレードが収納されている状態で袋に入れます。
②ビニール袋にナイフを入れて、全体が浸かるくらいの油を入れていきます。
③24時間放置します。
④24時間経ったら、油からナイフを取り出します。
⑤タオルで油を拭き取ります。
⑥ブレードを出した状態で24時間乾燥させます。
⑦下準備の完成です。

カーボンスチール製は黒錆加工をしよう

カーボンスチール製のナイフを購入した人は、下準備の前に黒錆加工するのをおすすめします。カーボンスチール製のナイフは、錆びやすいのが難点です。しかし、ブレードの表面に黒錆び処理を行なうことで、薄い皮膜を張り、赤錆びを防ぐことができます。ブレードの表面を、黒錆加工をしてコーティングすることが重要ですよ。黒錆加工は一度ナイフを分解する必要があります。そしてケガには注意してくださいね。

オピネルナイフの分解編

黒錆加工をする際には、一度ナイフをすべて分解することが必要になります。そこで、ナイフの分解から黒錆加工、組み立てまでの一通りをご紹介していきます。

用意するものはこちらです。
●プライヤー
●ポンチ
●ハンマー
●マスキングテープ

①ロックパーツを外していきます。
②ブレードをしまったままロックをかけます。
③パーツが飛んで行かないように、ロックパーツにマスキングテープを張ります。
④マスキングテープを貼るときに、少し遊びを持たせて貼ると良いですよ。
⑤プライヤーでしっかり持ち、ブレードを開いていくと、ロックパーツが外れます。
⑥ブレードを止めているピンを外していきましょう
⑦出っ張っている方の逆から、ポンチをあててハンマーで叩きましょう。
⑧ハンマーで叩くとピンが出てきますので、フライヤーで抜きます。
⑨フライヤーでブレードを外しましょう。
⑩最後にハンドルについているパーツを手で外しましょう。
⑪分解完了です。

黒錆加工編

オピネルナイフの分解が終わったら、黒錆加工をしていきましょう。

用意するものはこちらです。
●1000番耐水ペーパー
●シリコンオフオイルスプレー
●紅茶
●酢
●ヤスリ
●ウエス

①ブレードについている錆びや汚れを、1000番の耐水ペーパーを使って落としていきます。
②錆びや汚れを落としたら洗剤で十分洗い、ブレードの表面についている油分を、シリコンオフスプレーで落としていきます。
※その後の工程がスムーズにいくように、この脱脂作業は丁寧に行ないましょう。
③紅茶8に対して酢2を混ぜ合わせます。
④よく脱脂したブレードを約1時間漬け込みます。
⑤ブレードを収納していたハンドル部分は、水分を含むと膨張しやすくなり、ブレードの出し入れがしずらくなるので、ヤスリをかけて広げていきましょう。
⑥漬け込み終わったブレードを、ウエスで拭き取ります。
⑦黒錆がついていることを確認できたら、黒錆加工の完了です。

オピネルナイフの組み立て編

黒錆加工が完了したら、次は組み立てをしていきましょう。分解ができれば組み立ては簡単です!ケガに注意して行なってくださいね。

①ハンドルにブレードを差し込みます。
②ハンドルについていたパーツをつけましょう。
③ピンをはめる前に穴の位置を確かめます。
④ハンマーを使い、ピンを奥までしっかりはめます。
⑥ロックパーツを手ではめて完成です。

黒錆加工が完了したら、先ほどご紹介した「オピネルナイフの下準備」の工程へ進みましょう。黒錆加工は使っているうちに剥がれてきますので、定期的に行なうことをおすすめします。

おわりに

オピネルナイフは120年以上もの歴史を持つ、フランスの文化と言っても良い、人気のナイフです。とくにステンレススチール製のナイフは、誰でも簡単に下準備を行なうことができますし、カービンスチール製は下準備に時間がかかる分、よりナイフへの愛着が湧きます。オピネルナイフは、コストパフォーマンス・機能・デザインともに優れておりますので、初めてナイフを購入するという人に、おすすめのナイフです。

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高松未樹
自然をこよなく愛するアウトドア女子。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテン泊しちゃいます。ボルダリングもちょいちょいやってます。自然に感謝し、山菜や川魚なども自分で採取しに行き調理。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきたいと思います。
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