冬でもポカポカ!知っていると便利なアウトドアで「暖」を取る方法

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夏に比べると、冬は外で遊ぶ機会が減ってしまいますよね。

特に、自然の中に身を置くキャンプや登山、ハイキングなどのアウトドアは、寒さが厳しく感じられるため、敬遠されがちです。

でも、自然の中で遊ぶ楽しさを知っているからには、冬でもアウトドアを楽しみたい!と思いますよね。

そこで大切なのは防寒対策です。ただ多くの衣類を着込むだけでは衣類の重さとかさばりで、身動きがとりづらくなり疲れてしまいます。

今回は、手軽にできる防寒対策効果をアップする「暖」の取り方のコツをご紹介いたしますね。

 

3つの「首」を温める

人間の身体で「首」という名称がついている箇所は、「首」「手首」「足首」の3箇所があります。

そこは他の箇所に比べると比較的皮膚が薄く、冷気にさらされると「寒い」という体感を得やすくなります。

さらに皮膚に近いところを太い動脈が通っているため、温かい血液がそこで冷やされてしまい、冷えた血液が体を巡り体全体が冷えやすくなってしまうのです。

そこで、「首」はマフラーやネックウォーマー、「手首」はリストバンド、「足首」は厚手の靴下やレッグウォーマーなどで保温することによって、血液が冷えにくくなり効率よく「暖」が取れるうえ、乾燥からも守ってくれます。

より効果を上げるためには、3つの「首」に油分のあるハンドクリームやボディクリームなどを塗布してから保温すると、より冷気からの影響を防いでくれますよ!

余談ですが、一昔前の女子高生の流行りのファッションを思い出してみて下さい。

「首」にはぐるぐる巻きにマフラーをし、「手首」は指先まですっぽりと隠れるくらいの袖の長いカーディガン、そして「足首」にはクシュクシュと可愛らしいルーズソックス。実はその当時の女子高生は、この3つの「首」でキチンと「暖」がとれていたんですね!

 

帽子の着用

意外にも知られていないのが頭からの冷え。

寒い時に帽子をかぶるのは、単に温かいからという理由だけではなく、頭から体温をなるべく逃がさないようにするためなのです。

身体の中で、皮膚が一番薄いとされているのは頭皮です。さらに、脂肪が一番つきにくいところでもあるため、体温が一番失われやすい箇所とも言えます。

髪の毛は、皮膚の薄さをカバーする役目と保温する役目がありますが、冬の冷たい風で髪の毛がなびけば、せっかく保温していた体温が一気に逃げて行ってしまいますね。

冬のアウトドアではなるべく帽子をかぶるようにしましょう。さらに耳まで隠れるようなニット帽や耳当て付きの帽子などは、より保温効果を高めてくれますのでおススメです。

 

使い捨てカイロの活用

@ pied_piper_slothがシェアした投稿 -

冬の生活にすっかり定着した使い捨てカイロは、手軽に暖を取れる一番の救世主かもしれません。

今では衣類に貼るタイプや、袋を開けるだけで温かくなるもの、さらには可愛い柄付きのものまで販売されており、種類が豊富になってきています。

その使い捨てカイロの貼るタイプの物を、体全体が温まりやすい箇所に衣類の上から貼ってみましょう。

体全体が温まりやすい箇所とは、前述の『3つの「首」を温める』でも記載したように、皮膚が薄く、皮膚の近くに太い動脈があるところではあるのですが、よく動かす部分でもあるのでカイロを貼るには難しい場合があります。

おススメの箇所は・・・

お腹

お腹のおへそ、やや下あたりに貼ってみましょう。

お腹が冷えると、身体が大切な臓器を守るためにお腹に血液を集中させる働きがあります。

お腹を温めることによって集中している血液を温め、その温まった血液が身体中に巡り身体全体を効率よく温めることができます。

腰は下半身の不調が出やすい箇所です。下半身が冷えると腰痛や、足腰がだるくなったり、動きがにぶくなったりします。

そうなる前に、ちょうどおへその反対側にあたる箇所、「命門」(めいもん)というツボにカイロを貼ってみましょう。

「命門」を温めることによって、腰回りはもちろん、下半身の冷えからも守ってくれますよ!

お腹と同時に温めると効果倍増です。

つま先

寒さが厳しい時は、つま先の感覚がないように感じる事ってありますよね!

身体が冷えていると、血流が滞り、身体の末端まで温かい血液が届きにくくなるため、つま先が冷たくなり感覚障害がでたりしがちです。

そこで靴用のカイロを、靴のつま先の方に入れてみて下さい。全身を温めるまでの効果は見込めませんが、つま先を温めることによって、一気に身体の冷えが溶けていくような心地よさがあり、歩きやすくなりますよ!

 

食べ物

一番早く「暖」を取る方法としては、身体の中から温める事。そう、それは飲食です。

ただ、たくさん食べれば良いということではなく、飲み物や食べ物の種類を選ばないと、逆に身体を冷やしてしまう恐れもあるので注意が必要です。

身体を温める効果のある食品を「陽性食品」、身体を冷やす効果のある食品を「陰性食品」、どちらにも該当しない食品を「間性食品」といいます。

「暖」を取るために積極的に摂取したい食品と、身体を冷やしやすいため摂取に注意したい食品を一部ご紹介致しますね。

温めてくれる食材(陽性食品)

野菜類

・生姜・にら・ニンニク・ねぎ・にんじん・カボチャ・山芋・れんこん・玉ねぎ など

魚介・海藻類

・エビ・鮭・カツオ・イワシ・ひじき・じゃこ など

果物

・栗・くるみ・あんず・さくらんぼ・桃 など

穀類・その他

・小豆・黒豆・黒米・黒ゴマ・味噌・紅茶 など

アルコール

・赤ワイン・日本酒・紹興酒 など

冷やしてしまう食材(陰性食品)

野菜類

・トマト・きゅうり・なす・レタス・もやし・セロリ・にがうり など

魚介・海藻類

・あさり・うなぎ・ところてん など

果物

・みかん・メロン・パイン・梨・スイカ など

穀類・その他

・牛乳・コーヒー・緑茶・白砂糖・小麦・化学調味料 など

アルコール

・ビール など

冬のアウトドアでの飲食は、なるべく身体を温めてくれる食品を選びましょう。ブラックペッパーや七味唐辛子など、発汗作用のあるのスパイスを取り入れる工夫をしても良いでしょう。

そして調理法にも工夫をし、野菜であれば生のままではなく、煮物や鍋料理、スープなどにすると身体の芯から「暖」が取れますよ!

 

マッサージ&ストレッチ

寒いと自然に身体に力が入り、血液の循環を悪くしてしまいがちです。

そこで「身体がガチガチに凝ってきたな・・・」と感じたら、体の力を抜いてストレッチ体操をしてみてください。

まずは深呼吸をし、身体の余計な力をスッと抜きます。それだけでも血液の循環を助けてくれるでしょう。

【 首 ・肩 】

肩をギュッと上げ、5秒数えたら力を抜き、肩をストンと落とします。これを5回ほど繰り返したら、ゆっくりと首を数回まわし、首回りの筋と筋肉を伸ばします。

【 肩甲骨 】

両手を後ろで組みます。

組んだ腕を、ゆっくりと上がるところまで上げます。その時に胸を張り、左右の肩甲骨同士をくっつけるイメージで行ってみてください。

腕を上げたまま5秒数えたら、また5秒かけてゆっくりと腕を下げます。これを3回ほど行うと、肩甲骨回りの滞った血液が循環して背中が温かくなりますよ。

【 下半身 】

まずは膝の屈伸運動です。20回ほど行い、ふくらはぎや太もも、お尻の筋肉と筋をほぐしておきます。これだけでも多少「暖」を取る効果はあります。

次に椅子に座り、片足を膝の高さまで上げます。上げた足のつま先を自分の方へ向け、ふくらはぎの筋肉を伸ばします。今度は自分の方へ向けたつま先を、ピーンと向こう側へ向け足の甲を伸ばします。この動作を左右片方ずつ、ゆっくりと10回ほど繰り返し行ってください。

次にふくらはぎを、足首側から膝に向かって揉み解すようにマッサージします。これを両足行ってください。

これでだいぶ下半身の「暖」は取れると思いますよ!

 

最後に

いかがでしたか?手軽に「暖」を取れる方法を知っていると寒さを感じた時、すぐに実践できるので役立ちますよね!

今ではさまざまな防寒グッズなども販売されていますので、上手に取り入れ、寒い季節もアウトドアを楽しんじゃいましょう!

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