犬連れキャンプ未経験でも大丈夫！愛犬と楽しむグランピング

ここ最近は、愛犬などペットと一緒にお出かけする方が増えていますね！それに伴い、ペット同伴OKなお出かけ先も増加しています。

そして、今や空前のアウトドアブーム。その中でも、キャンプは愛犬と一緒に自然を満喫できる人気のアウトドアです。

ワンちゃんも一緒となるとキャンプは大変そう...と不安になりますよね。

そこで今回は、キャンプ道具がなくても、ワンちゃんと一緒にキャンプ気分を味わえる『グランピング』をご紹介します。

グランピングとは

By: Tatsuo Yamashita

グランピングとは、グラマラス（魅惑的）と、キャンピングを合わせた造語で、自然の中で過ごすキャンプに、快適さを融合した新しいキャンプスタイルです。

まるでホテルに宿泊しているように、ベッドや布団などが備わっており、食事も用意されるなど、キャンプでありながら贅沢で優雅な時間を過ごせると、注目を集めています。

グランピングでも、コテージのような建物に宿泊するタイプもありますが、キャンプのように自然に戯れながら、自然を満喫したいという方にはテントタイプがおすすめです。

グランピング用のテントは、ドーム型やティピーテント型などのものが多く、室内が広く天井が高く設計されています。そのため開放感があり、通常のキャンプのテントと違い窮屈感がなく、日常的な自然な動きが可能です。

最近ではペット同伴可能なグランピング施設も多く出てきています。

グランピングの特徴

By: Dennis Yang

手ぶらでテント泊ができる

キャンプに欠かせないのがテントです。

グランピングはテントを持って行く必要がなく、テントが常設してあるため設営する手間がありません。ワンちゃん連れならなおさらテント設営に時間を取られてワンちゃんに寂しい思いをさせずに済みます。

まさに手ぶらで憧れのテント泊ができるのです！

手ぶらで豪華な食事やバーベキューができる

キャンプと言えばキャンプ料理も楽しみのひとつですが、調理道具から調味料、食材など、細々した物を揃えなければなりません。特に初めてや初心者さんは、慣れないうちは段取りや手際がうまくいかず、ワンちゃんにかまってあげる時間がなくなってしまう可能性も。でも、美味しい料理が食べたい、キャンプ気分でバーベキューを味わいたい、という希望を叶えられるのもグランピングの魅力です。

レストラン並みの豪華な食事から、焼くだけの状態の食材を提供してくれるなど、プランもさまざま！もちろん食器や調味料なども不要なので手ぶらでOKです。これならワンちゃんとゆっくり食事もできます。

おしゃれキャンプを楽しめる

憧れのおしゃれキャンプもグランピングなら可能です。自分でキャンプ道具から用意するとなると、テント内を快適かつオシャレに飾り付けをしたり配置を考えたりするのは、時間も手間もお金もかかります。それに、キャンプで豪華な空間を愛犬と過ごすのはなかなかの至難の業です。

グランピングのオシャレな空間で過ごすことで、これからキャンプ道具を揃えるための勉強にもなります。ワンちゃんと共に贅沢な時間をマッタリと過ごしてみてください！

何もしない贅沢キャンプが堪能できる

通常のキャンプでは、テントの設営から食事の準備に寝床の準備などなど、何かと忙しいことばかりですが、グランピングならそんな忙しさとは無縁です。愛犬と一緒に遊んだり、お昼寝をしたり、夜空の星を寝そべりながら観察したり...などなど、日常では味わえない、『何もしない贅沢』を堪能することが出来ます。

グランピング施設の選び方

By: Tom Driggers

グランピングと言っても、タイプはさまざま。

ペットＮＧのグランピング施設もありますので、必ずペット同伴可能な施設かどうかを確認をしてください。ペット同伴OKと記載されていても、『小型犬のみ』『10kgまで』などワンちゃんの大きさに制限がある場合もあるため、そちらも確認が必要です。

その他、施設にワンちゃん用のペットシーツや足ふきタオル等のアメニティグッズが常備されているか、ケージや食器などの小物類の有無を確認しておくと持ち物の準備がしやすくなります。アメニティグッズが常備されている施設でも、念のため持参しておくと安心です。

そして、活発で運動が大好きなワンちゃんには、のびのびと走り回れるドックランのあるところが良いでしょう。

施設によっては、ワンちゃんのご食事を提供しているところもありますので、ワンちゃんも一緒に贅沢ディナーを堪能するのも楽しいですね！

気を付けたい事

By: J. Todd Poling

自宅のようにプライベート感溢れるグランピング施設でも、モラルある行動が必要です。

夜の就寝時間帯など静かな中で、吠え続けてしまったり騒がしくしては、他のワンちゃんを刺激してしまう事も。吠え癖のあるワンちゃんは、事前に施設に相談してみましょう。

当たり前のことですが、ワンちゃんの糞尿の始末は飼い主さんが責任を持って処理しましょう。施設内に糞を捨てる場所を設けてあるところもありますので、必ず施設の指定された場所に捨てるようにしましょう。

そして、ワンちゃんの狂犬病のワクチンや、その他の混合ワクチンの接種を済ませるようにしましょう。施設によっては、接種証明証の提示を求められるところもありますので、原本もしくはコピーなどを携帯しておくのがおすすめです。

ワンちゃんにとっては初めての場所はとても緊張します。特にお出かけや宿泊に不慣れなワンちゃんの場合、緊張に加え施設までの道中の疲れなどにより心身ともに大きなストレスがかかり、お腹がゆるくなってしまったり、元気がなくなってしまったりするケースがあります。そうならないように、普段から使い慣れた毛布やおもちゃ、ケージ、食べ慣れたフードやオヤツを持って行き、少しでも不安を取り除いてあげると良いでしょう。

おしまいに

新しいキャンプスタイルのグランピング。

愛犬とのたくさんの思い出作りとして、大自然を満喫しながら優雅で特別な時間をグランピングで実現してみてください！